
30,31日はおせちのお渡し、そして30日の発送。
発送準備を整える前に、まずは毎年恒例、テーブルにおせちずらり。
毎年毎年少しずつご注文が増え、身の丈に合った量のご用意をさせていただき。
昨年よりもだいぶ多くのご注文をいただき。無事、すべての料理の納得のいく仕上がりとなり、この眺めの心からほっと。
そして、わたしにとって、1年の締めくくりの仕事納め。

毎年恒例、1年に1度、私がカイロを使う日。
普段は基本的に暑がりなので、カイロなど使うこともほぼないのだが、さすがにこの日ばかりは、部屋にはクーラーもかけているので、カイロを腰に2つ、厚いレッグウォーマーにストールを巻き。
まずは発送分の準備。
今回でようやく、発送量と段ボールの3パターン化が形となったことは、とても大きなこと。
毎年毎年、発送にはぎりぎり詰め終わるまで、なんとも大きな不安があったのが、これでその不安が一気に解消されるはず。
1つ1つのパックを袋詰めして、箱に詰め、お品書きなどと一緒に。
みなさまのもとへ無事届きますように。
発送分を済ませ、午後のお渡し前に、今度は1品ずつの撮影。
秋から冬にかけて、このキッチンでの撮影経験を積ませていただいたお陰で、その後の1人での料理撮影についても、習得させていただいたことあれこれ。
窓際に折り畳みテーブルを広げ、クロスをひいて。
1つ1つの料理の表情が今までよりもずっときらきらとして写る。

丹波の黒豆 飛切

彩りなます

炒めなます

ピスタチオのテリーヌ

ナッツ松風
もう少しご紹介したところなのだが、あとは来年の私に、ホームページ内「キッチンの風景」でのご紹介として、託すことに。
しばらく分の更新、滞っております。
午後からは、キッチンの片づけをしつつ、新年の準備をしながら、お渡し。
玄関先のお飾りは、12月に作ったリースに松や水引などをあしらって、アレンジし。
いらしてくださる方々と、おせちをお渡ししながら、束の間の年の瀬の会話など。
「よいお年を。」、歳を重ねるごとにこういうやりとりやこういうひとときが身に染みるような。
「今、おせち作りの途中なんです。」、「今、小豆を炊いているんです。」、などなど教室の生徒さんからのお声。
ご自身では、好きなもの、作りたいものを楽しく作っていただき、私のおせちはそのお手伝いとして。うれしい形。
どうか、みなさなの新年の食卓のおいしいお手伝いとなりますように。
夕方暗くなってから、「ただいま~!」、帰り道に買ってきたピストルのおもちゃを携えて、家族のみんなが東久留米合宿から帰ってきた。キッチンに立ちながら、向こうの部屋からはいつもの大騒ぎ過ぎる声が聞こえ。
昨日の夜は、最後の作業をしながら、静かすぎる我が家にそれはそれは落ち着かなかったもの。
みんなが帰ってきた瞬間から、「かたづけなさ~い!」、と怒ったり、娘の踊りに大笑いしたり。改めて、騒がしすぎる日々に感謝。


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