
関東の梅雨入り。
じめじめとうっとうしい季節ながらも、鮮やかに咲くあじさい、そして梅雨の名の通り、梅の季節。しゅんかしゅんかの国立産梅も今週いっぱいあるかないか、ということで完熟の梅を買ってきて。
袋を開けた瞬間に、ふわあと梅の豊潤な香り。毎年この時期に体に浸み渡る香り。
もう少し追熟を、と、教室キッチンの片隅に。キッチンに足が向くたびに、部屋全体に香りが広がり。香りで感じる季節感。
梅の香りを体が感じると毎年必ず想い出すのは、長男出産。あれからもう9年かあ。
ついつい今日も叱り飛ばしてしまったことを反省。

さて、そんな長男も参加した、6月のジュニアおりょうり教室が昨日からスタート。
今月は、リクエストにお応えして、みんなで作る、「夏野菜のピザ」。
まずはトッピングの準備から。
夏野菜、今回はミニトマト、枝豆、とうもろこし、それから新玉ねぎ。ソーセージやベーコンは好きなものを選んでもらい、1人ずつ包丁でカットし、下準備。それからお手軽トマトソース作り。カットトマトにケチャップを加え、さっと混ぜ、ほんの、ほんの少々、エルブ・ド・プロヴァンスを加え、以上。煮詰めたりすることもなく、ただ混ぜるだけ。
生地は、みんなの到着前に一次発酵させておき、さっそくみんなで生地の発酵具合をチェック。手に少々の粉をつけ、まずは指先をプスッと生地へ。みんないいリアクション。入れた指のあとがそのまま残っていれば、発酵は十分。そして今度はパンチング。グーにした手をみんなで生地へ。あっという間に生地の空気は抜け。
生地を分割し、さあ、みんなで生地伸ばし。ついつい最初から麺棒を使いたいところ、まずた手で生地を押し広げ、そのまま手で広げていく。その後に麺棒を使って、さらに薄く伸ばし。その後、空気の通りをよくするためにフォークでプスプスと穴を開け。みんな、真剣も真剣。
そして、先ほどのお手軽トマトソースを広げ、トッピングを散らし。ここはまさに個性が出るところ。手早くぱぱっと感覚でトッピングするもよし、几帳面に具材をそれはそれはきれいに並べるもよし。みんな、なんとも楽しそう。そして250度のオーブンへ。
焼き時間5分。待ち時間もほとんどないのだが、誰の分から先にお皿にのせるか、じゃんけん大会など。小学生になると、こういう連帯感がいつの間にか生まれるおもしろさ。そんなの楽しいの?、思わずこちらまで拭き出してしまうような。
そして、ほどなく、みんなの前には焼き立ての「夏野菜のピザ」。もちろん熱々を、ハフハフしながらいただきます!
お家では、生地作りから、でなくとも、ピザトースト作りも楽しいのでおすすめ。
*おしらせ*
「おしらせ」にて、7.8月レッスン「夏の沖縄料理」、教室日程ご案内をアップしました。



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