クミン、コリアンダー、シナモン、ローリエ、カレーパウダー少々、初夏野菜のモロッコ煮



 明日のケータリングに向けて、仕込みの1日。
 まずは「初夏の薬味野菜のテリーヌ」。いつものテリーヌ生地に、この時期ならではの新しょうが、みょうが、それから三つ葉などをふんだんに加え。切りたての薬味の香りがふわあ、ふわあ。この香りが優しく閉じ込められることを願いつつ、オーブンへ。
 焼き立てのテリーヌをすぐにプレスし、余熱をとりながら、買い出しへ。昨日に引き続き、「夏」の気配をすっかり感じる空気。ああ、やはりショッピングカート、と心する帰り道。
 続いては、「初夏野菜のラペ」。にんじんに加え、ズッキーニ、みょうがを加え。あっ、今気づいたのだが、イタリアンパセリの入れ忘れ。明日、味の見直しをする時に加えよう。それから、「初夏野菜と鶏肉のモロッコ煮」。クミンにコリアンダー、シナモンにローリエ、少々のカレーパウダーなど、まさにこれからの季節に体が欲するようなスパイス香る一品。以前の教室では、大ぶりにカットした鶏肉や季節野菜をクタッと煮上げたのだが、明日はピンチョス仕立てにしてみようかと。ということで、小さめにカットし、クタッとする手前で火からあげて。と、一言で同じ料理でも、召し上がっていただくシーンによって、作り方も、それから時に味の調整も変わってくる。それにしても、やはりこのスパイスの相乗効果力のすばらしさ!もちろんモロッコへ足を運んだことはないけれど、こうやって、料理を通して、手軽に異国の空気を感じることができる楽しさ。ハーブやスパイスの使い方、ちょっとしたコツはその分量。気持ち控えめに。ハーブやスパイスが前面に出るのではなく、食材を口にした時にさりげなくふわあと香る、そんなぐっとくる演出がなんともの魅力。もしくは、口にしたときには直接感じない程度。でもなにか雰囲気がよくって。そんな使い方が実は理想なのかもしれない。
 「クリームチーズパテ」には、みじん切りにしたドライトマとディルを加えて、コクと爽やかな香り。明日はクラッカーにディップして。生地の落ち着いたテリーヌをカットし、ナッツ松風をカットし。改めて、こうやってじっくりと料理と向き合うことができる時間のかけがえなさをしみじみと。ここは一気に仕上げたい、ここはじっくりじっくり鍋に付きっきりに、ナッツ松風のカットには、ちょっと心して、など。そんなちょっとしたことを1つ1つ思い通りに進めることができることを感じるときが、今の私にとって、一番のうれしい瞬間かもしれない。
 さて、明日の仕上げに向けて、今日はここまで。
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くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
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