
昨日は、「高田邸 仕舞の日」へ。
国立の閑静な住宅街の中にひっそりと佇む高田邸。広いお庭に囲まれた、それはそれはクラシカルな、すてきなお宅。
春に取り壊しが決まり、「旧高田邸と国立大学町 ~85年の歴史~」というイベントの一環として。
中へ入ると、瞬間にタイムトリップするような。
和室にて、「国立コーヒーロースター」さんのマンデリンを飲みながら、思いがけずうれしいおしゃべりなど。また展示中に見学にうかがわなくては、と。
久しぶりの、「やぼろじ」へ。
大学時代の友人と、思いがけず、「やまもりカフェ」でのおもしろいつながりができ、それならば、「やまもりカフェ」で会わなくちゃ、と。縁側からのお庭には梅の花が咲き始め。久しぶりに床に座り、いくら話しても話し足りない時間。
ランチにいただいた「鱈のねぎソースがけ」、添えられた菜の花の素揚げがとってもおいしくて。
谷保駅までの帰り道、「あっ、咲いているかも!」、早咲きの寒桜の花がほころび始め。
と、早春をあれこれ感じた1日。
春に向かって。週末に飾った雛人形。
今年は、「ほゆのおにんぎょう、ほゆのおにんぎょう!」、今年はようやくこれは私のものだ、ということがわかったようで、時折眺めに行っては、真ん中が一緒に近づくと、「ほゆの、ほゆの!」、「1回だけね。」、と見学制限など。気づけばそんな季節。

さて、これまた早春を求めて。
今日は、大磯試作の日。
冬の名残と早春の走りが入り混じる、この時期ならではの野菜たち。
今回は、「早春和食」。
春の野菜をメインに、ちょっと楽しいアレンジもあれこれしつつ。
ほろ苦さのある春野菜や、酢や白みそなどそれからお寿司、この時期になると本能的に体が欲するような。
これからの時期についつい使いたくなるのが、桜塩。
桜の花の塩漬けを乾燥させて、すりつぶしたものなのだがとにかく色が愛らしく、そして、口の中にふわあと桜の風味。まさに春爛漫。今回は、桜塩に合わせて、色合いの愛らしいものを。カレー塩にハーブ塩を添えて、「鶏天 春野菜添え」。
それから、桜塩をマヨネーズに加えた「桜マヨネーズ」に、これまた色合いの愛らしい、「カレーマヨネーズ」、「ハーブマヨネーズ」、それから「ゆかりマヨネーズ」など。シンプルにソテーした真鯛に合わせて。
茶わん蒸しは蒸し上がる頃にトッピングを。ベーコンにスナックえんどう、そして今日は買カッテージチーズを少々。意図せず、ながらも、雪の名残に走りの桜と新芽、かな。
来月うかがうときには、さらに春らしくなっているはず。
帰り道、渋谷で途中下車して。
あまりに久しぶり過ぎて、道がわかるか心配だったが、案外覚えてみるものだなあ、と。
ぜひ足を運びたかった、イラストレーターmituouさんの個展「二月のミツ」へ。小説に出てきそうな、身近なすてきな女の子たち。どれもこれも、タッチはもちろん、お洋服の色使いなどが本当にすてきで。うれしい途中下車。


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