
年内最後の、あれこれ。
昨日は、年内最後の、大磯出張試作の日。
ここ最近は、まずは一気にみんなで試作を仕上げ、仕上がってからテーブルを囲んで、話をし、そんなパターン。
今回は、来年の国立での教室よりも一足先に、「冬のあったか韓国料理」。
ひじきと冬野菜のナムルに、冬野菜の雷キムチなど、野菜ふんだんの料理あれこれ。好評だったのは、「韓国風混ぜごはん」。白いごはんを炊飯している間に、牛肉や季節の野菜をしょうゆと砂糖でささっと炒め煮。ごはんが炊けたところ、炊飯器に炒め煮したものを汁ごと加え、ささっと和えて。お好みで万能ねぎを加え、ごまを加え。間違いなく、みんなが大好きなおいしさ。
それから。味付けがどことなく同じ感じになりがちな韓国料理。前菜の「韓国風カナッペ」は、ほんの少しアレンジを加え、韓国料理のベースは抑えつつ、口が飽きないように。トッピング、1つは、さっと焼いた牛肉とハーブ、1つは、生ハムとアボカドとキムチ、もう1つは下処理した野菜をコチュジャンとEXVオリーブ油でさっと和えて。
テーブルにはずらり冬の韓国料理の眺め。お互いに、年末のおせち作りまで無事乗り切りますように、年末のあいさつに代えて。

そして、今日は、年内最後の、季節のイベントこと。「シュトーレンのじかん その2 シュトーレン食べ比べカフェ」。ここ数年、すっかりこの時期恒例となりつつあり、私自身、とっても楽しみにしている季節ごと。
今回は、午前と午後との時間帯でのご案内とし、ご予約の時間帯内、お好きなときにいらしていただいて、6種のシュトーレンとお飲物を楽しんでいただきながら過ごしていただくカフェスタイルに。
午前、みなさんがいらっしゃる前に、せっせとシュトーレンを切り分け、盛り付け。テーブルにはずらり6種のシュトーレンの眺めに思わずうっとり。
2014年シュトーレン食べ比べラインナップは、1、キイニョン(国分寺・パン)、2、初登場 くろねこ軒(国立・お菓子)、3、ダンディゾン(吉祥寺・パン)、4、ベッカライしゅんた(国立・ドイツパン)、5、ミモザ(国立・お菓子とパン)、6、レ・アントルメ国立(国立・お菓子)。
午前の方は、ご自分のお皿に銘々で6種のシュトーレンを盛り付けていただき。午後の方には、6種盛り合わせをサーブさせていただき。6種それぞれにそれぞれのおいしさ。まずはフォルムもそれぞれ。定番のおくるみの形から三角形、そしてきっちりの直方体、それからパウンド型などなど。そして、生地。生地の感じがふわっとパンらしいものからきゅっと詰まったお菓子らしいものから。フィリングも王道のものから、印象的だったのは、「くろねこ軒」のけしの実のペースト。こっくりとしていて、切り口の表情も個性的。みなさん、それぞれに6種のシュトーレンをお楽しみいただき。私としては、昨年に引き続き、甘さは控えめで、生地をおいしさを堪能できる「ダンディゾン」が特に印象的だったかなあ、と。師走のこの時期に、ゆったりとシュトーレンを楽しむひとときはなんともかけがえなく。
お持ち帰りお渡しの方々へは、6種を詰め合わせにし、リボンをかけて。
さあ、来年はどこのお店のシュトーレンを並べようかしら、すでにそんな想いも。


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