
キッズおやつ教室2日目。
今日も、うれしそうにハロウィン姿を身にまとって。今日の女の子たちは、すっかりのドレス姿がまたよく似合っていて、似合っていて。
さて、教室がスタート。まずは材料を1つ1つ、みんなで見ながら。そして、ボウルに卵を割り、砂糖を入れ、1人ずつ順番にくるくる、くるくる。「うわあ、色が変わってきた~!」、「あっ また色が変わってきた~!」、「今度はふわふわしてきた~!」、などなど。「なんだか、いいにおいがする~!」、みんなで、ボウルの周りに頭を寄せ、なんとも愛らしい光景。
今回の「ハロウィンかぼちゃマフィン」の生地、実は、9.10月教室での、「キャロットケーキ」とまったく同じもの。粉の半量のにんじんを、かぼちゃに変えて。バターでなく、菜種油を使った、優しい味わいながらも、風味よく、飽きのこないおいしさが魅力。粉を入れてからは極力混ぜすぎないように。これは、バターを使った生地も、植物性オイルを使った生地も同じく、なのだが、ついつい、ぐるぐる作業が好きな子どもたち。託せば、大喜びで、ぐるぐる、ぐるぐる生地を混ぜてくれてしまうので、ここは少し注意して。寄り添って、ぐるぐる、ではなく、さっくりと、伝えつつ。混ぜすぎると、生地にグルテンが出てしまい、膨らみが悪くなり、固い仕上がりに。
今日もみんなで、できあがった生地を型に流していく。大きなボウルの生地をスプーンですくって、型に落とし流す。ぼってりとした生地なので、スプーンからそのまま全部はなかなか落ちにくので、指を使ってあげると、子どもでもなかなか上手に流し入れることができる。スプーンとは反対の手の人差し指を、ヘラのようにして、スプーンにすべらせて。そしてお楽しみのトッピング!今日もみんな、それはそれはふんだんに。ナッツで顔をイメージしてみたり。くるみをマフィン生地を両側に立てるようにして、耳、をイメージしてみたり。まさに子どもたちならではの伸び伸びとしたトッピング。
待ちかねて、焼き上がったマフィンにオリジナルハロウィンピックをさし。「いただきます!」をする前に、私の横からは、あれあれ、なんだかポリポリと音がする。待ちきれず、思わずトッピングのナッツをかじる姿など。
今日もみんなで玄関先にて、「Treak or Treat!」でお菓子をもらい、ハロウィン姿のまま、うれしそうに帰っていく姿をお見送りし。

11,12月教室に向けて。久しぶりに、「にしんの昆布巻き」をする。本当に久しぶり。思い返せば、15年ほどぶり!当時働いていたオーガニックレストランでの、ご注文のおせち作り。あまりに大量のにしん1つ1つに昆布を巻き、かんぴょうを巻き。当時はそのおいしさも今一つ感じていなかったし、なにしろその膨大な数がちょっとしたトラウマになってしまったのかもしれない。その後、私の教室でも、おせちの「昆布巻き」は2回ほどみなさんと作ったのだが、ごぼうと豚肉を巻いてみたり、豚肉を多めにくるくる巻いてみたり。ついつい、にしんは遠ざけていたのかもしれない。
が、久しぶりに炊いた、にしんの昆布巻き。今日は煮てから少し落ち着かせる時間が足りず、ふっくら手前ではあったのだが、久しぶりのにしんの風味はなんとも。そして、しっとりとやわらかく炊いた昆布のおいしさ。年を重ね、こういうもののおいしさを感じることができるようになったかなあ、など。11.12月の教室でも、きっと、そんな風に感じる方が多いのでは。よりおいしく感じていただくために、おいしいレシピ仕上がりまでもう少し。
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