
小雨降る午前中、楽しみにしていた教室へ。友人が主宰する工作教室「みずたま」、今回は切り絵のワークショップ。
窓際には優しい光のあたる、それはそれはすてきな切り絵オーナメントが飾られ。レクチャーを受けて、意気揚々とまずはサンプルをもとに1つは練習から。折り紙を八折にして、はさみを入れていく。どんな模様になるのかは、まったくといっていいほどに想像つかず。が、いざ、開いてみると、繊細ながらも、愛らしい切り絵の表情。
さて、今度は本番。窓際の素敵なお手本をうっとり見つつ、イメージしてみるも、はさみを入れ、カッターを入れ、いざ、開いてみると、イメージとはまったく違う表情。それはそれでよしとするべし。いくつか作り重ねていくうちに、こんな感じにしたい、という目線よりも、直観で切り入れていき、最後に開いてみたら、うわあ!、そんな感覚の方がずっと心地よく。ちなみに、画像の中、3連のモビール、中央が今日の教室での最後の作品。まさに自分自身へのサプライズのような。ということで、1階教室キッチンの窓際片隅で、明日からみなさまのお出迎え選手として。明日は、ちびちゃんたちがいらっしゃるので、上を向いたら、優しくくるりくるり、格好かも。

さて、来週の大磯出張試作に向けて、そろそろの追い込み。「一足早いクリスマスレシピ」に、さらにリクエストをいただき。こちらの9,10月教室と同じく、前回の「創作イタリアン」がとてもご好評いただいている、とのことで、フレンチと今度はチャイニーズ、なにかできるかしら?、と。こういうリクエストには意欲がむくむくと。ということで、「一足早いクリスマスレシピ&ヌーベルシノワレシピ」。 ヌーベルシノワ、フレンチの食材を使ったり、フレンチの技法を生かしり、フレンチの盛り付けを意識した中華料理のこと。オイルの量を控え、よりシンプルに洗練された、新しいフランス料理「ヌーベルキュジーヌ」の流行から派生し、香港で始まったもの。最近はあまり聞かなくなりつつも、それでも、おもしろさ、魅力ある要素もあれこれ。
「ゆで餃子 マスタードソースがけ」。ハーブを少々加えたシンプルなフィリング、ラビオリに見立てた餃子をさっとゆでて。ゆでたてに、今日は、粒マスタードと生クリーム、少々の塩。そして、ソースをもう1つ。しょうゆと酢、お好みで豆板醤、そしてEXVオリーブ油。つけながら、ではなく、回しかけるときに油分があると、餃子にソースがうまくまとわり、口にした時には豊潤にまどまる印象。調味料のかけ合わせ、食材と調味料のかけ合わせ。1つの料理に、引き算と足し算が登場するような。2年生の長男の算数の宿題と同じくらいか。
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