
9.10月教室、「秋の創作イタリアン」、平日クラス。
今日はみなさん、いつもより少しそわそわしつつも、さあ教室がスタート。
今回のレッスン、教室が始まるそばから、ミニフードプロセッサーではにんじんが回り、フードプロセッサーでは、ピザ生地が捏ねられ、そして、牛すじの入った圧力鍋がシュシュシュシュと鳴り響き。その上、キャロットケーキのベース生地の泡立てにハンドミキサー。と、調理道具サウンド満載。そして、圧力鍋の音に感化され、みなさんの作業がいつもよりスピードアップ、そんな傾向もあり。
そんなサウンドが1つ1つ落ち着いていき、いつの間にか、キャロットケーキはオーブンへ、ワンタンの皮で作る「お手軽ラザニア」を担当の彼女がじっくりと重ね作業をし、そして、みなさんでピザ生地伸ばしなど。スタート時の躍動感溢れる時間を経て、ぐっと落ち着いた雰囲気に。教室ではみなさん、料理を1つずつ担当していただき、それぞれの作業をしていただくのだが、時折、こうやって、1つの作業をご一緒する時間も楽しいもの。手に心地よいピザ生地を、麺棒片手の伸ばしながら、ちょっとしたおしゃべりにも華が咲き。
そして、最後、みなさんで料理を仕上げ。一気に皿の上、器の中に、料理が仕上がっていく、なんともライブ感溢れる瞬間。一足早く焼き上がった「キャロットケーキ」は、クーラーの上でしばし生地を落ち着かせ。いつの間にかあっという間にできあがった「きのこのカルトッチョ」のお皿にはすだちを添えて。「牛すじと秋野菜のズッパ」をまずは具材を盛り、仕上げにスープを回し入れ、こちらもあっという間に焼き上がったピザ生地をお皿の上にのせ、直前に塩とEXVオリーブ油でささっと和えた野菜などをふんわりと盛り付け、生ハムをふわりと盛り。そして、最後にオーブンからは、思わず、「おいしそう!!」の声が漏れる、熱々のラザニアが焼き上がり、さっそくテーブルセンターへ。

今日は、そんな、いつもの教室の流れを、少し実況中継風に。私自身、こういう目線を意識してみるのも、思いがけず新鮮で。今日もしっとりと焼き上がった、「キャロットケーキ」の皿、すっかりの深まる秋の眺め。このレシピ、フィリングを他の野菜やフルーツにして、あれこれアレンジできる、なかなかの実力派。今月末の、ハロウィンキッズおやつ教室では、同じレシピをベースに、子どもたちと「かぼちゃマフィン」を作ることに。
すっかりの和みムード、みなさんで「キャロットケーキ」を頬張りながら。約1年先のリクエスト!なども出て、改めて、今までも、それからこれからも、こうやって、心優しい生徒さん方に支えられて、の我が教室なのだなあ、としみじみ。
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