
秋を感じる1日。
週末の運動会、振替代休の今日、長男あてはとサイクリング散歩へ。
まずは、今年ギリギリ、すべり込み、かろうじて、自宅用なら最後の房がある、とのこと、近くの「内藤果樹園」へ。毎年、もっと早めの時期にうかがっているのだが、今年はなんだかんだとタイミングを逃し。ダークリッチに紅伊豆、安芸クイーンなど、最後のシーズン、ぽろりぽろりが実がとれやすくはあるものの、完熟も完熟。以前は、踏み台に乗っても、届く気配のなかった背も、いつの間にか、踏み台を自分で移動させ、ぶどうの房を採る姿など。そして、果樹園の片隅に、むむむ、いちじくのハウスが。「あのお、いちじく、ありますか?」、ずうずうしく、いちじくまで分けていただき。

まさにサイクリング日和。走り抜けながら、キンモクセイの香りに包まれ、風が流れる心地よさ。
目指すは、久しぶりの「クルミドコーヒー」へ。2階窓際の席にて、ゆっくりとコーヒーを飲み。クルミドサンドに使われているごぼうマフィン、ごぼうの香りが魅力なのだが、律儀にごぼうを外しつつ。クルミドアイスケーキには、迷わず、栗のアイスクリームをオーダーし。何度か一緒に足を運んでいるのだが、印象に残っているのは、まだまだ幼稚園前の頃。そういえば、あの頃には、1階入り口先の、小さな小さな、おもちゃの小部屋に入って、なかなか出てこなかったなあ、なんて思っていたら。いつの間にか入ってる、入ってる。おもちゃをあれやこれやいじりながら。
以前、「南部」があったところに新しくできた天然酵母のパン屋さんにてパンを買って、自転車で下りながら、これまた久しぶりに、「黒鐘公園」へ。小山の斜面を生かした、長いすべり台、自転車を停めたそばから、まだまだ駆けていくお年頃。うれしそうに声を上げながら、すべり台をすべる姿が、だいぶ昔の、まだまだ小さかった頃に記憶と重なり。この辺りは国分寺尼寺の跡地、そして、そのそばには、山を切り開いた「切通し」があり。自転車で切通しを抜けると、なんとも爽やかな風。
サイクリング散歩から帰宅し、すぐにお友達のもとへ遊びに出かける姿を見送り。だいぶ大げさに言うと、想い出を辿るコースとなった今日の散歩のあと。あと何年くらい、こんな風に一緒に散歩などできるのだろう、など。思いがけず、母がうれしい散歩日和。
ご案内を1つ。今週末の、ののわトークセッションでの交流会にて、料理を担当させていただきます。
<第8回 ののわトークセッション 公開対談 「地域で学ぶ」>
学びでつながる活動を続けるシブヤ大学学長の左京泰明さんと、学校と地域を結ぶワークショップを手がける、武蔵野美術大学教授の齋藤啓子さんによる、「地域で学ぶ」ことについての対談です。
10月5日(日)
16:00~18:00 交流会は18:00~19:30
東小金井駅前開設記念会館
「地域で学び」、ひと、もの、ことと関わり、つながる、ということで、今回は、「つながり」をイメージした秋のお料理をご用意する予定です。そもそも、食のシーン自体が、自然とつながりを生み出すもの。トークセッションにご興味ある方など、まだあと数日はお申込みができるはずです。詳しくはこちらまで。
ののわトークセッション
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