7月8日 ベトナムカレーを頬張りながら



 平日クラス。
 朝から気温がぐんぐん上がり、なんともアジアンテイスト日和。今日もみなさんと「普段使いの夏のベトナム料理」。
 「ベトナムカレー」というと、イメージが沸きづらい方も多いかも。レッドにグリーンにイエローに、タイカレーは調味料も充実していて、案外手近ながらも、ベトナムカレー、というと、???。タイカレーに比べると、辛さは優しく、ココナッツベースにヌクマム、の風合いは同じながらも、なんといっても、「レモングラス」の香りが特徴。
 「レモングラス」、ススキ科のハーブで、レモンの香りとしょうがの香りを合わせたような、なんとも爽やかで本当に癖になるハーブ。ドライのものはお茶として使われることも多く。ベトナムでは、本来、フレッシュの茎の部分を細かくして使うのだが、日本では、フレッシュハーブがかなり充実したお店に置かれている程度でだいぶ手に入りにくい感。ということで、今回登場するのが、魅惑の調味料「トムヤムペースト」。そう、タイ料理の代表、「トムヤムクン」を作るときに使う調味料。なのだが、実に、「トムヤムクン」だけに使うのではもったいない!、かなり活用力のある調味料。タイのカレーペーストとは、唐辛子をメインにレモングラス、にんにく、スパイス、塩などがブレンドされたもの。青唐辛子が多ければ、グリーンカレーペースト、赤唐辛子が多ければレッド、ターメリックが多ければイエロー、など。そして、「トムヤムペースト」とは、レモングラスをメインに、唐辛子、にんにく、スパイス、塩など。つまり、カレーペーストと配合バランスは大きく違うけれど、原材料は近いもの。なんといっても、レモングラスの香りが際立ち、そして辛さが抑えられているので、少量加えるだけで、一気のベトナムの雰囲気を、アジアンのテイストを楽しむことができる調味料。そんな、トムヤムクン以外の重宝レシピを察しているのか、いないのか、最近はスーパーなどにお手軽チューブ入りのものや、かなり少量のものも売られてるので、まずはこの辺りからのお試しなど。
 今回は、鍋にオリーブ油とカレーパウダー、そしてトムヤムペーストを入れ、火にかけ、香りをたたせてから、さっと炒めた具材とホールトマト、少々の水を加え。今回の具材は鶏肉、玉ねぎ、かぼちゃ、とうもろこしなど。特にかぼちゃが煮えて、崩れそうになる前に、仕上げに加えるのが、ココナッツミルク。ココナッツミルクというと、缶やパック詰めのものを使われる方も多いはず。が、レシピを見つつ、1缶や1パックうまく使い切れず、持て余してしまうことも多いのでは。今回おすすめなのが、「ココナッツパウダー」。添付されたものには、「水に溶かしてください」となっているものも多いのだが、水だと全体がぼんやりとした仕上がりに。なので、牛乳に溶かすのがおすすめ、目安としてはパウダー1に牛乳が3~4。これで、ココナッツ風味とコクが加わり。パウダーなので、使い分だけを使い、保存もしやすく、例えば、いつものカレーに少々のココナッツパウダーを加えるだけでも、ほんのりアジアンな雰囲気を楽しむことができ。
 ベトナムカレーにはごはんではなく、ビーフンやバゲットなどを添える。今回は、近所のおいしいパン屋さん「ベーカリーハース」のバゲットを添えて。ベトナムカレーを頬張りながら、みなさんから楽しみな夏休みプランなどをうかがう、そんなひととき。「今日は予習なんです」、夏休みにベトナムへ旅立つ、とのこと、なんとも絶妙なタイミングでのレッスンとなったのでは。
スポンサーサイト

Trackback

Trackback URL
http://shokutakuizui.blog.fc2.com/tb.php/3031-bae12f83

Comment

Comment Form
公開設定

プロフィール

くにたちの食卓 いづい

Author:くにたちの食卓 いづい
くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
ホームページをリニューアルしました。http://kunitachinoshokutaku.com/

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
このブログをリンクに追加する
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR