
7月が今日から始まる。そして、7.8月教室が今日から始まる。
「普段使いの夏のベトナム料理」。たまに外へ食べに行くことはあるけれど、作るとなると、そんな方も多いのでは。ベトナム料理、メインの調味料、いわゆる魚醤「ヌクマム」をはじめ、酸味として、レモンやライム、それから大葉、ミント、バジルなどの爽やかなハーブ使い。香菜(パクチー)はお好みで。あってもなくても、もちろん美味。それからサラダ感覚でたくさんの野菜。夏においしくごはんを食べる、そんな秘策やヒントがたくさん。
ベトナム料理と言えば、の一品、「生春巻き」。リクエストも多く、教室ではたぶん3度目くらいになるはず。今回の生春巻きは、あえて、いわゆるベトナムっぽくない仕上がりに。他に、ヌクマム香るベトナムらしい料理が並ぶ中、ベトナム料理のイメージは感じさせつつ、まさにサラダ感覚、ちょっとしたお口直しの感覚で。今回のフィリングは、定番の海老、ではなく、生ハムとアボカド。そこへ千切りにした夏の野菜やハーブ、きゅうりにみょうがに大葉にしょうが、バジルに万能ねぎなど。そしてソースは、いわゆるスイートチリソースではなく、マヨネーズベースに少々のマンゴージャムを効かせた、フルーティーな甘み酸味のあるソースを添えて。
生春巻きのコツは、なんといっても、ライスペーパーの戻し方。ぬるま湯にさっと通し、まだ固いうちに取り出し、ぬれ布巾の上に広げ。まだまだ固かったライスペーパーが、フィリングをのせ、いざ巻き始めよう、という頃にはいい感じに弾力を残しつつ、やわらかくなり。ほどよく弾力があるので、ほぼ破れることもなく、そして、折り曲げたいところではきちんと折り曲り、留めたいところではきちんと留まり、とかなり言うことを聞いてくれるので扱いやすく。フィリングを詰めて、手前を折り、両側を折り、ちょっと押しながら、そんなイメージでくるくると巻き上げれば、カットしても、中がこぼれ落ちることのない、優等生の生春巻きができ上がり。
今回は1本を4つにカットして、ソースを添えて。同じ皿には、「夏野菜のゴイ」を盛り合わせて、前菜のプレートの仕上がり。テーブルにはすっかりの、夏らしいベトナム料理の眺め。いつもよりとにかく野菜が多いので、食後の満足感ありつつも、お腹が優しく満たされる感じ。食後のデザート、「シトラスのラム酒マリネ 自家製アイスクリーム添え」がほどよく待ち遠しく。
新しいメニューでの第1日目が終わり、ほっと心和む夕方。買い出しついでに、ってやや方向が違うのだが、room103にて今日からプレオープンした「OYATSUYA-SAN」と「unicorn bekary」のはしご。ついつい頻度高い、自分へのちょっとしたご褒美に。
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