
9.10月の教室が今日から始まる。
さて、「秋の行楽弁当」。今回はなによりのおいしさと見た目の美しさはもちろん、,垢戮謄團奪や楊枝でいただけるもの、△修靴董△修譴召譴房蟯屬かからないこと、この辺りを特に意識したレシピ勢揃い。
その中でも、重箱の片隅し、しっとりと並べられた「松風」。行楽のお弁当はもちろん、日々の食卓にも本当に活躍力ある1品。特に、子どもたち受け、抜群。以前、おせち料理の月に、「ナッツ松風」というものをみなさんと作り、その後、「我が家の定番よ。」、そんな声も耳にし。鶏ひき肉に少々の玉ねぎと、つなぎの卵、調味料は薄口しょうゆとみりんのみ、シンプルな材料。いつものハンバーグ生地の要領で生地を練り。それでも、調味料の水分が生地全体をやわらかくしてくれるので、ハンバーグのような一仕事やります!、そこまでの気合いらず、ほどなく生地が練り上がる。型に平らに詰め、湯煎したオーブンで15分。その間に、「つめ」を作る。お寿司屋さんであなごなどにさっとぬられた、あのとろりとしたたれ。同量の薄口しょうゆと砂糖を合わせ、混ぜ、電子レンジに軽くかける。ここでのポイントは、電子レンジにかけたて、熱々はまだとろみが弱い、ということ。余熱がとれた頃に、つやっとした優しいとろみ。電子レンジにかけすぎると、しょうゆがこげてしまうこともあるので、少々のご注意を。が、少量だし、鍋で煮詰めるよりも、よっぽどよっぽど手軽。我が家では、スティック状にカットしたお餅を焼いている間に、さっと作り、ディップのようにつけながらいただくのがおやつの定番。「つめディップ」。
今日は扇形にカットした松風に、とろり、「つめ」をぬり、トッピングにけしの実、青のり、七味の3種をぱらぱらと。本当にしっとりとした生地につめのコクとトッピングの風味。お弁当のちょっとしたコツの1つ、たとえば、どこかぼんやりしがちなところ、ケシの実、ごま、レモンの皮すりおろし、ハーブ、などなど、ちょっとしたアクセントが添えられると、一気に口が喜ぶ、ということ。
重箱にそれぞれの料理が盛り付けられ、そして、飾り用の落ち葉をあしらえば、すっかりの秋。そして、いつもながら、重箱の底力をしみじみと。ちょっと盛り付けを立体的に意識するだけで、料理が一気においしそうに、そして美しく。まさに、「重箱マジック」。ギュギュっと詰めても美しいし、余白(白ではないので、余朱か)があっても美しく。重箱の中の秋の眺めと味わいをみんなで満喫しながら、運動会など、もうすぐの秋のイベントに向けて、エネルギーチャージしていただけたのでは。私自身も、生徒さんとのこの時間が、今はなによりのチャージなのだなあ、としみじみ。
スポンサーサイト