
来週のご注文に向けて、買い出しへ。ラッピングやさんはすっかりのハロウィン色、気づけばそんな時期。なにも考えず、粉ものなど調達へいつものデパ地下へ。あまりの人ごみにびっくり。フロア全体のセール、あっちにもこっちにも、「最後尾」の札が立ち。レジ待ちも15分以上。あわわ、私1つもセール品は買ってないんですけど、と意味のない声をあげたくなるほど。年を重ねるごとに、人ごみが苦手になっていく実感。そして、妙な疲労感。
いつもながら、大量の買い物を抱えて、国立駅へ。家に向かって歩いていると、先日伺ったばかりのお店のオーナーさんとばったり。いつも本当に感心するのだが、ご夫婦ともに必ず、前回のことを覚えていてくださり、声をかけてくださる。例えば、だいぶ前のことでも、「この間はご予約とれなくて、ごめんなさいね。」など、毎回必ず。こうやって、1人1人のお客様との最新の記憶がきちんとインプットされていて、ふっと会った瞬間に言葉に出るのだろう。いつも見習いと思いつつ、人と会って、別れた瞬間に、「ああ、この間のお礼、言いたかったのに。」、そんな日々。いつもいつも、本当に魅力的な展示やイベントをされているお二人。「特に気負ってないんですよ。周りが自然と創り上げてくれてるところに、僕たちは乗っかっているだけなんです。」、思わずその場でメモ書きしたくなるような。
お菓子の詰め合わせをご注文いただいたときには、せっかくのありがたいチャンス、定番ものに加えて、できるだけ、何かしら新作を加えたいと思っている。今回も、そんな一品に昇華しますように。いつもより少し心入れて、ガレットを焼く。バター生地ではなく、菜種油ベースのいつもの生地で。今日のフィリングは、秋のイメージ、コーヒー風味ほんのりにいちじくとくるみ。まだまだ昇華中。
ふと眺めた月が本当にきれいで。明日は中秋の名月。夏が終わり、あっという間にそんな時期。
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