今日は隣にある保育園、週に1度の園庭解放。行かないわけがない。到着したとたんに目移りばかりしているあては。すべり台をしながら砂場が気になり、砂場にいながら、三輪車が気になり。三輪車1台に乗れば、他の三輪車が気になり。自分の姿を見ているような気分。一橋ではいつも年上の子たちから邪魔者扱いのあては。が、今日は違う。あてはが近づくと、すぐに年上の子たちが「こうやって使うんだよ。」とか「こっちだよ。」とか、仲間に入れてくれるのだ。ついつい「ありがとう。」の言葉にも大いに気持ちが入る。それにしてもこの違いはなんなのだろう?土地柄か。確かに大人についても、静岡人は人なつっこくて優しい。そういえば24、5才の頃、東京から実家の静岡に拠点を戻した時には「人の優しさが身にしみる」と本気で思った。さて、一緒に来ていた母、「おばあちゃん、教えて~!」いつの間にか近くにいた女の子たちにおもちゃの使い方を教えている。そして、「ちょっと寒いから先に帰ってるね。」と私たちに言い残し、帰ろうとするが、いつの間にか縄跳びを手渡され、回していた。午後、あてはの昼寝の隙に、久しぶりに1人自転車を走らせる。めざすは「カフェいわさき」。海沿いオーシャンロードを一歩入った路地にぽつり。カウンターでコーヒーをいただきながら。先日とある番組で特集されたんですよね?そんな会話から運良くその番組をパソコンで見させていただいた。もちろん初対面、お隣の方とおしゃべりしながら。古民家を再生して造られた隠れ家のようなカフェは元、奥さまのご実家、とか。週2日は夜も営業。2階のギャラリーにて有田焼の小さな器を発見。手提げ袋を下げ、カフェいわさきのオーナー手作りの焼津マップ片手にサイクリング。黒石川沿い「蔵の散歩道」。今でもこんなすてきな石蔵が残っているなんて、知らなかった。思わず見入ってしまうほどなんともすてきな古い戸。そしてマップを見ながら、魚河岸シャツ(いつか購入したらまた詳細を)のお店をのぞき、ドイツパンの店「ルンベルグ」でライ麦パンを買い、自転車を走らせて帰宅。久しぶりの自転車、そしてこんな近くでのたくさんの発見。そういえば、今日お隣りに座った方、隣の市に在住なのだが、「実は私もいつかこんな風にマップを作りたくて。今日はとってもいい勉強になったの。」今は構える場所を探しているご様子。「またお会いできますように。」と別れ。夕方、母とあてはと川原へ散歩へ。そして、あった!あった!つくしがあっちにもこっちにも。つくしを摘む私。鳩を追いかけ、カモを追いかけるあては。そしてあてはを追いかける母。昨日摘んできた菜の花とつくしを一緒にきんぴらに。春が一気にやってきた。久しぶりに帰りの早い妹の皿に盛りながら「解毒、デトックス、解毒、デトックス」と呪文のように。つくしのはかまを1つ1つ取る、そんな時間がうれしくて。
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