1日しとしと雨。午前中は近くの公民館のキッズスペースへ。到着早々、向かうはエレクトーン。実は両方の実家でもここ最近はピアノ大好き少年のあては。一緒に遊ぼうと呼びかける母の声など完全無視。午後、母とあては昼寝タイム、しとしと雨の中、「夢蔵(むくら)」へ。明治時代の石蔵を改築したカフェギャラリー。大きな格子戸を引くと、落ち着いた雰囲気。テーブルには骨董の器ににんじんの葉が育っている。雨の日にこんな風に過ごすのもなんともぜいたくな感じ。家に帰ると、窓越しにまだ昼寝中のあてはと母の姿。母が久しぶりにホットケーキを焼いてくれた。まだ昼寝中のあては、ということでまずは私が。やけに懐かしくておいしかった。そして寝起きのあてはもハイペースで。夜、「和食の極み」というドキュメンタリーを観る。先月京都で開かれた日本料理のコンペティション。縁高弁当に込められるそれぞれの想い。「胸中山」という言葉。食材を目にして、お品書きを作り、「山」を頭に思い浮かべる。1つ1つの仕事をしながらも胸の中には「山」を思い描きながら。その人その人の、1つ1つの料理に込められたメッセージ。作る側からのメッセージ、そして食する側の想い。今日の母のホットケーキにも。おやつのホットケーキを食べすぎて、夕ごはんがあまり進まなかったあては。夜、「あてはに残りのホットケーキでも」と思ったら、母がすべて食べてしまった後だった。
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