ほぼ一ヶ月遅れ、我が誕生日プレゼントの一環(あくまでも一環)としてシルバーを買う。野菜直売所で野菜と一緒に桜の枝を買う。さくら開花宣言。まさに春日和。今日の夜は急遽、我が家でちょっとした集まり。ということで準備もままならず、いつもの「大漁旗」でお寿司を注文することに。仕事あがりのだんなさんに運転をお願いし、お寿司をテイクアウトしてこちらへ向かう妹。今日のお客様は近所のエミコさんファミリーとお友達も一緒に。手早く先付だけは用意し、お寿司は伊万里の大皿に盛り付け。翔くんとあてはは乗り物図鑑に夢中になったり、追いかけっこしたり。というか、翔くんがそんな気分ではないときにも、「ようい、どん!」としつこくうれしそうに誘っていたあては。翔くんごめんね。子供たちも寝静まり、大人たちだけでお酒を交わしながら過ごす時間。やけに盛り上がったのは「こづゆ」ネタ。福島県の郷土料理「こづゆ」、福島出身の彼からのレクチャーを受ける。実は我がだんなさん、この「こづゆ」が大好きなのだ。干し貝柱と干ししいたけのしっかりしただし、そこに豆麩という小さな麩、それからにんじん、里芋などの野菜がふんだんに入った汁物。以前、会津若松を旅したときには私も大感動した一品なのだが、お酒のせいか、福島トークに花が咲いたせいか、やけに大きなことを言うだんなさん。「俺の1番好きな食べ物!日本のみんながもっと知るべき料理だ!」と豪語。すぐにベスト3かも、との訂正もあったのだが。そういえば以前には「こづゆ、料理教室でやった方がいいよ。」とか言っていたなあ。みなさん徒歩圏内、ということで話も尽きず。たまにはこんな夜もいい。たまにはでなくコンスタントに、希望かも。おいしい料理とおいしいお酒と楽しい会話、ありがちなどこかのキャッチコピーのようだが。やっぱり「食」は人と人をつないでくれる。
困ったときの「重箱」頼み。桜の花を添えて。
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