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「痛っ!」を聞きながらマクロビについて


 今日は開業以来なかなかうかがうことができないままだったテルコさんの針灸室へごあいさつも兼ねて。受けるのは私ではなく、ここしばらく体に限界が来ていただんなさん。お休みのところをわざわざ開けていただいての訪問。扉を開けると、白衣を着たテルコさん、なんだか不思議な感じ。独立開業から約数ヶ月、が、すべてがすっかり落ち着いている。さっそく治療室へ。ベッドから完全にサイズアウトのだんなさん。さて、あてはと私は待合室にてお茶をいただきながら。本棚にはマクロビオティックの本もたくさん。あてはを見つつではあるが、けっこうおもしろい情報を収集。昨日届いたばかりの車麩、そうそう、マクロビではかなりメジャーな食材なのだ。さっそくいろいろ試してみよう。それからあてはおやつに良さそうなものもいくつか。テルコさんの針灸室のある荻窪は私自身、オーガニックレストランに勤めていた頃に通っていた地。駅をはさんで反対側ではあるが。体にいいもの、優しいものということを意識して食事をするだけでもいいのかもしれない。マクロビというと何か特別な料理、というイメージが強いかもしれないか、実は普段の食事とそれほどかけ離れたものではない、と私は思う。私にとって大切なのは、体に優しくて、おいしいこと、そしてほんの少しすてきな演出、といったところか。と、隣の部屋では時折、「痛っ!」の叫び声。そしてそばではあてはがバスのおもちゃを走らせている。じっくり治療してもらって、だんなさんの現在の体の様子と傾向、そして日常生活で意識した方がいいことなど教えていただき、なるほど、なるほど。私が18歳で上京してきたとき、隣の部屋に暮らしていたテルコさん。こんな風にお付き合いが続くなんて、と。今度またゆっくりおしゃべりでも、とお別れをし。今日は荻窪のパンやさん「吟遊詩人」でパンを調達し、近くの公園へ。ハードなフランスパン生地に甘いミルククリームがサンドされた私の大好きなパン、予想外にあてはの本命だった。そしてこちらも本気。母としては大人げないのだが。そのパンメインとたくさんのベリーがのったデニッシュのベリーだけを「い~ご(いちごの意)、い~ご」と言いながらすべてつまんで、目の前に広がる魅惑的な遊具へ吸い寄せられるあては。夕方、夕ごはんの仕度をしていると、遊び足りず近くの公園へ体力消耗に行っていただんなさんとあてはの帰宅。あてはが手渡してくれたのはくしゃくしゃになったたんぽぽ。くしゃくしゃでも母はうれしいのだ。
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Author:くにたちの食卓 いづい
くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
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