
今日の週末クラスは9,10月最後の教室。
「深まる秋の行楽弁当」として、少しだけ食材をアレンジ。「茶豆ときのこのごはん」を「ぎんなんときのこのごはん」に変更したら、すっかりの深まる秋色に。そして、ぎんなんのもっちりとしたおいしさと風味。
今回は、とにかく1品1品が手軽にできるもの、そんなイメージのもと。手軽さでいったら、メニューの中1番なのでは、「秋野菜のチーズ焼きピンチョス」。手軽すぎて、わざわざレシピにのせなくても、と思うくらいなのだが、手軽なのに、その手軽さ以上のおいしさ、ということで。
今回の秋野菜はしいたけとなす。薄くスライスし、セルクルで丸く型抜きしたパンの上にのせ、ソースをのせる。ソースといっても、マヨネーズとケチャップが同量。そのままだと、かなりベタなお味になるので、いつものエルブ・ド・プロヴァンスを少々、これで一気に雰囲気が出る。ソースの上にチーズを少々、そしてオーブンやトースターでさっと焼き。熱々はもちろん、冷めてもおいしい一品に。こちらでのしいたけもそうだし、ごはんに加えたきのこ類もそうなのだが、きのこをおいしく仕上げるコツは、「火を通し過ぎないこと」。じっくり、くったりと加熱した、豊潤なおいしさももちろん魅力的なのだが、さっと火を通した、フレッシュでジューシーなおいしさもきのこの醍醐味。なので、このピンチョス、熱々を頬張ると、しいたけがじゅわあとジューシーに口の中に広がる。
今回の行楽弁当、最後の仕上げ、みなさんで一緒に重箱にそれぞれの料理を詰めていく。こういう作業もなんとも楽しいもの。一期一会というと、やや大げさだが、盛り付けや置き位置、それから飾りの葉などを少し変えるだけで、重箱の中の表情はがらりと変わり。改めて、重箱使いのおもしろさ。
さて、気づけば来週から11月。11,12月は毎年恒例、クリスマス料理&おせち!ようやく、ようやく、メニューもほぼめどが立ったところ。こちらも毎年恒例、ジンジャーブレッドを飾るクリスマスツリーと一緒にお待ちしております。(と、我が身にプレッシャーをかけつつ)。
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