珍しく少々風邪気味のあては。明日のことを考え、今日はおとなしく過ごすことに。ということで明日のレシピの準備などを終え、今日はスローフードデー。やろうやろうと思いながら、なかなか手をつけられずにいたものたち。まずは大きな鍋でたくさんの栗をゆでながら、かぼす酒作り。かぼすのはっとするような香りに囲まれる。そしてそろそろ栗がゆで上がったころ。まずはそのままスプーンですくってぱくり。栗はやっぱりそのままゆでたてをぱくり、が1番好き。甘さといい、整った味といい。が、たくさんの栗たち。そのまま食べる分は別にして、ひたすらスプーンで中身をくりぬきながら、何にしようか考え中。今日はシンプルに栗きんとんにすることに。茶巾の形にきゅきゅっと絞り、さっそく1つ。あまりのおいしさに我ながら驚くほど。加えるものは砂糖だけ。栗のおいしさを砂糖がちゃんと引き立てている。シンプルに本当においしい。シンプルだからこそのおいしさ。あてはも両手に1つずつ持って、ぱくり、だったり、ちびちび、だったり。今度はかぼすジャムを作る。2つに切って、ひたすら種を取り除き、薄くスライス。作業をしながら、ふと、あてはの食べかけの栗きんとんをこちらへ持ってくる。ジャムを煮ながら、さっきの栗きんとんを口にすると、思った以上にふわっとかぼすの香りが栗きんとんに移っている。すてきな秋大満喫の感。あてはの食べかけ、ではあったのだが。
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