平日クラス。お受験ママの任務を無事に果たし、久々に晴々と登場の彼女。それにしても恐るべし、小学校お受験世界。今月のレシピで1番時間のかかるもの、それはフランスのお惣菜定番「パテ・ド・カンパーニュ」(田舎風パテ)。生地を仕上げ、オーブン湯煎で40分、その後、きっちり冷ますこと約1時間。教室の回数を重ねて、ようやく段取りと見合った仕上がりにたどり着いたような。反省も込めて。今回はひき肉ではなく、ブロック肉をカットし、フードプロセッサーで一気に生地を仕上げる。パテ生地、ついでにハンバーグ生地の鉄則は、肉が白っぽくなるまでしっかり混ぜること。生地がしっかりまとまり、火を通しても肉汁が生地の中に閉じ込められ、ジューシーな仕上がりになる。ということで今回のフードプロセッサーの役割はまずはあっという間に肉をミンチにすること、そしてあっという間に生地を撹拌すること。やっぱり手放せないアイテム。今回のパテ、教室では焼いてからすぐに氷水で冷まし、なんとか急速に冷やした仕上がり。食べた感じもしっとり、そしてなんとなくふわりとしている。おすすめは半日以上しっかり冷蔵庫で冷やしたもの。肉の脂がしっかりと冷え、固まり、生地がずっと落ち着く。ということでぜひぜひお試しを。おもてなしの際には前日の仕込をおすすめ。来月12月のメニューは毎年恒例のおせち。ということで、今年もありがたいことにおせちのご注文をいただく。「今まではおせちというものにまったく興味がなかったのだが、ここ数年お願いするようになってからはお正月の楽しみになっている。」とのうれしいお言葉も。来年のおせちについてあれこれぼんやり思案中。定番を抑えつつも、今回はもう少し、和以外のメニューを増やし、ちょこっとずつ厳選、そんなイメージ。ということでご注文の際、リクエストや要望もお伺い。と、やっぱりクリスマスを通り越し、年末年始モード、なのだ。
今日みんなで作った「パテ・ド・カンパーニュ」
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