日差しあたたかく、風もなく、なんともお出かけ日和の今日、みんなであきる野方面へドライブ。まずは早めのランチに目指したのは、鮨「いちくら」。大通りを一歩入った、住宅街の中、ひっそりとある小さなおすし屋さん。やっぱりこうやって鮨を握っている職人さんの、その人その人ならではの完成された動き、流れなど、そっと眺めているだけでありがたいもの。そして目の前へ。握りたて、鮨酢控えめで、ほんのり人肌、口に入れるとふわあっと優しいシャリ。ランチでも1つ1つとっても丁寧な仕事。握りはもちろん、つまみ風にさまざまなネタが美しく盛られ、器の端にシャリが盛られたチラシ、私好み。あてはも巻物や骨せんべいが止まらない。さて、桧原街道沿いを走りながらの秋の眺め。が、予想通り、紅葉風景はすでに終盤。でも、木漏れ日に照らされた赤や黄色の葉々、なんとも幻想的。それにしても今日はあたたかな日差し。母からのリクエストで、いつものジョイフルホンダ、ガーデニングコーナーへ。前回、実は少々迷子になった母、どこか慎重ながらも車から離れた瞬間に現在地不明中。今日はビオラの買い足しに、なんとなく初めて、バラなど。白いミニバラ。ふと急に欲しくなったのだ。なんとなくバラを育てる、というのはどこか構えてしまう感があるのだが、あまり気にせず、植えてみようかと。毎年毎年、悲しいくらいに殺風景になってしまう我が家の冬の庭に活躍してくれるのかも。ついでに母からはクリスマスリースに仕立てたアイビーの鉢をプレゼントしてもらう。とはいってもこういうプレゼントにもあれこれ注文をしてしまう私なのだが。夜は最近の母の定番、だんなさんリクエスト上位の餃子。相撲の千秋楽を見ながら、母と並んで餃子を包む。なんとなくこういう感じが懐かしかったりする。今日のボージョレーも美味だった。ボージョレーならではの淡さを感じながらも、フルーティーかつしっかりした渋みと重厚感。母のグラスも私のグラスも、そして休肝日のはずの父のお猪口もしっかり進んでいた。
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