一人電車にゆられ、横浜出張教室へ。車窓からの秋の眺めを満喫しつつ。今日のキッズはもうすぐ1歳になるヒナノちゃん1人、とやけに静かで落ち着いた雰囲気。そして第2子マタニティ組のほんわかムードと相まって。今回は嫁の鏡!ご両親のために料理を作る機会の多い彼女からのリクエスト「優しい和食」。ということでやっぱりおすすめは「治部煮」。金沢の郷土料理なのだが、アレンジ万能、そしてお酒に合う、ご飯に合う、その上、季節の食材をふんだんに取り入れられる、ということで日々の食卓にぜひぜひ。今回は鶏もも肉を薄いそぎ切りにして、さっと片栗粉をまぶし、煮汁へ。じぶじぶ、そんな音を楽しみながら。と、そぎ切りについてちょっとしたおすすめ策。身質がやわらかく、ついつい力づくで包丁を入れ、形も何もなくなってしまう、そんな悩みに対処すべくは、切る前に冷凍庫にしばし。少々固まったところで包丁を入れれば、薄く美しいそぎ切りに。もう1つのポイントは切りながら、こまめに包丁を布巾でふくこと。包丁に肉の繊維や脂がついていると一気に包丁力(そんな言葉はないのだが)が低下。今日のデザートには焼きたてワッフルに差し入れのザッハトルテが添えられて。やっぱりこういう時間に「この間、こんなの作りました。」とか、「こうやったら好評でした。」とか、「○○を盛り付け忘れました!」とか、そんな報告を聞かせてもらうのはなんともうれしくて。「人をお招きするときにはいつも先生のレシピから選んでます。」なんてありがたいお言葉も。そして帰り道、「さっそくもう作りました」報告。優秀、優秀。今回の治部煮、キッズにもなかなか評判の様子でなにより。さて、我が家のキッズ、あてはくん、帰り際の母からちょっとした忠告タイム。正座していた足をもう1度正して、神妙な顔をして聞いていた。その効果はいかに。と、さっそく今日の夜、出したおもちゃを全部きちんと片付けて就寝。やっぱりあてはにとって、母は第1の先生なのだ。
今日のメニュー ・彩りなまず
・かぼちゃのすり流し
・治部煮
・ブリュッセルワッフル
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