まずはクリスマスケーキを仕上げる。今年は真っ白いブッシュ・ド・ノエルにあてはが選んだ雪だるまのチョコレートプレートといちごを添えて。今年もとにかくお世話になりっぱなし、東久留米の両親に日々の感謝の気持ちを込めて、東村山市にあるイタリアン「リストランテMON」へ。古民家に洋を取り入れて、それはそれはすてきにリノベーションした建物。今日は2階の個室にて。窓越し、優しい日差しの当たる場所にはあてはの席が用意され。乾杯をし、まずはあてはのスープがサーブされ、どう見ても、「あてはを囲む会」風。みんなの視線のもと、フォカッチャをさりげなくちぎってはEXVオリーブ油をつけて、口へ、と抜け目ない主役演出あれこれ。前菜「炙り金目鯛のカルパッチョ」は絶品。ルッコラのソースとの相性も。そしてパスタ「芽キャベツの入ったボロネーズ」は中心に空洞のあるロングパスタ、ブカッティーニによく絡み。穏やかに、心和み、あまりにもありがたい時間。あてはとこういう時間をちゃんと一緒に楽しめるようになったのだなあ、と実感。そしてあてはがいるからこその時間。そういう意味ではまさしく「あてはを囲む会」なのだ。あれこれ買い物を済ませて、東久留米へ。到着するやいなや、まずは自転車乗りのご披露。と、お隣のことちゃん(幼稚園年長さんの女の子)を探しに行くあては。そしていつのまにか2人で自転車遊び。途中からは道の端に自転車を付けたり、段差に自転車を上げ、「走れない~。」とことちゃんに甘えモードのあては。もちろんわざと。そしてその都度、自分の自転車から飛び降り、駆け付けてくれることちゃん。甘えたいあてはと、お世話を焼きたいことちゃんとの、需要と供給の一致、というか。夜、夕食の後、テーブルにはキャンドルが灯され。じいじサンタさんの登場。やや緊張の面持ちながら、うれしそうにプレゼントを受け取るあては。今年のプレゼントはレゴ。最近、毎日のようにあてはがはまっているレゴデュプロ。そろそろさらに小さいサイズのレゴもいいかもしれない、との予測のもと。さっそく遊び出すあては。真剣そのもの。そして思い出したように、時折、「パンパさん(サンタさん)これくれたよ。」今日はこのセリフを何度聞いたことか。手渡してくれたのが父であったことも理解しているようだった。サンタさんと父との関係について、どういう風に感じているのか、かなり興味があるのだが。「パンパさん、また来るかなあ。」あてはと一緒にレゴをいじってみると、やけに夢中になってしまう。そして隣では黙々と飛行機やら消防車やら、やけに足の長い人形やら次々に完成していく。みんなでケーキを食べて、メリークリスマス。帰り際、なぜかキャンドルの灯をふうっと吹き消し、みんなの拍手喝采を受けるあては。今日は「あてはを囲む会」ということで。
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