母とあてはと丸子方面へ。まずは駿府匠宿にてお茶選びなど買い物を済ませ、吊るし雛の展示スペースへ。入った瞬間に色鮮やかな吊るし雛に囲まれ。1つ1つの雛に願いを込めて作られる吊るし雛。そういえば母が以前あてはに作ってくれた吊るし五月人形、あてはへのたくさんの想いが込められているのだろうなあ、と。散歩しながら近くの雑貨屋さんや神社をぷらり。帰り道、すぐ近くに眺める丸子梅園には梅の花盛り。そんな眺めに胸がどこかきゅんとする、というのも、若かりし大学受験生の頃、希望校、次々不合格、そんなときに両親が連れてきてくれたのがこの丸子梅園。我が子の傷心を癒すべく、だったのか。私もいつか、傷心のあてはを連れて、谷保天満宮の梅林へでも訪れる日が来たりして。車での帰り道、私と私以上に怪しい母の土地勘を頼りになんとかたどり着いたのは、焼津の浜当目にできたパンやさん「小麦屋」。細い路地道沿いにあるすてきなお店。まずはパンの種類の多さに驚く。プレーンなものよりはシンプルな惣菜パン、デザートパンが多い。今日のお昼は買ってきたパンと母お手製の豆スープ。パン生地は絞まりすぎず、ふんわりやさしい。1つ1つのサイズにしてもフィリングの量にしても、とっても良心的、というか東京サイズと地方サイズの違いはパンについてはかなり歴然。同じ系列のパンやさんについては発酵の具合を変えているんじゃないの、というくらい。静岡店は発酵多め、とか。勢力的に遊ぶあてはを母に託し、自転車でぷらり。コーヒー乃川島で豆を買い、港を眺め。夕方、帰りの荷物を玄関にまとめ、迎え待ち。木の乗り物も玄関に置くのだが、何度置いても、あてはが乗りながらこちらの部屋へ持ってきてしまう。そして座席下にはみかんを隠し詰め。浜松からの仕事帰りのだんなさん到着。そのまま車に乗り込み、一路東京へ。今日はいつもあてはが絵本をいただいている写真家の先生もご一緒に。もちろん今日も会った瞬間に「車で飽きるといけないから。」と3冊の絵本を。が、1冊の本を読み始めるとまもなくスヤスヤあては。そしていつになく寝続ける。母からの電話で、おもちゃの乗り物を忘れてきたことに気づく。荷物を詰め込み、みんなを見送り、家に入ると、おもちゃがぽつんと置いてあった、と。中にはみかんが入っていたはず。次回行ったときには、サイズオーバーの確率高し。
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