
周辺を散策しながらたどり着いた黒鐘公園。山の斜面の一角を生かした長い、長いすべり台、以前訪れたときにはこちらのフォローがなくては登れなかった遊具もスイスイ、そして大はしゃぎでのすべり台。後ろからすべり追いかけられる、という設定が一気に気分を盛り上げるようだ。逃げ役、追いかけ役、眺め役。公園全体がもともとの自然を生かした作りになっていて、とても居心地よく。あちこちに紫陽花の花のつぼみが。ところどころ、うっすらと色づき始めている。気づけばそんな季節。歩きながら立ち寄ったのは天然酵母パン「南部」。何度が店の前を通ったことはあったのだが、週3日の営業、ということでタイミング合わず、今日が初めて。扉を開けた瞬間から粉のよさがわかる香り。国内産の南部小麦を使った、真面目なパンがずらり。そして奥のキッチンではパン教室が行われている。オーナー自らの、パン哲学をうかがいながらの教室。今日はお試しにくるみパン、カレンツパン、カンパーニュ、ミッシュブロートなど。持ち歩きながらも、しっかりした粉の香りがふわりふわり。全体的に生地が引き締まりすぎず、とにかく粉の香りがひき立つ印象。ていねいにじっくり作られているのがよくわかる。話は変わるが、来月の我が教室はハワイアンメニュー、ということで定番のロコモコなど。確かにここ数日はハンバーグ試作が続いていた。そこで一気にあてはのハンバーグ嗅覚が磨かれたのだろうか?というのは、夜、国立駅前にあるハワイアンカフェ「HANA」へ。まずは前菜のポキをつまみながら、注文したロコモコを待っていると、あてはの一言、「ハンバーグはまだ?」特にロコモコ=ハンバーグ、の説明もしていなかったし、なぜハンバーグとわかったのか。いまだに謎。ハンバーグを焼いている香りがしてきたからだろうか?そして得意げなあてはの表情。ということで来月のハワイアン、ハワイアンローカルからちょっとだけパシフィック・リム風など、お楽しみに。それにしてもライス、ハンバーグ、目玉焼き、素直においしい取り合わせ。
スポンサーサイト