仕込みの仕上げをし、無事発送。リクエストいただいたテリーヌの1本には、みょうがに新しょうが、大葉など初夏の薬味を忍ばせ、スライスしたときのアスパラガスの丸い断面がチャームポイント。どうかみなさんのお口に合いますように。今日は国立というよりも矢川駅に程近い日本料理「あんず亭」へ。質の良い木材をふんだんにあしらったログハウス風の造り。ロフト風の2階の席にて。琉球畳の上にはこちらも贅沢な一枚板を豪快に生かしたテーブル。そしてテーブルの脇にはあては用に、席に用意されていたのはこちらも天然木を生かしたコアラ顔つき乗り物のおもちゃなど。もちろん見つけた瞬間に飛び乗り。サービスはもちろん1品1品の丁寧な仕事ぶり、間違いなくまた来たいなあ、と。まずの感動は帆立を表面だけさっと若狭焼き風に香ばしく炙り、中はレアに仕上げた一品、そして炊き合わせのしっとりと炊いたキャベツの中には丁寧な鶏つくね、根曲がり竹が香ばしく、きぬかつぎはしっとり、新しょうがの香りが全体をやさしく包み。サービスで出していただいたのはすっぽんの茶碗蒸しなど。食後のデザート、かぼちゃのプリンには黒蜜のキャラメリゼ。そしてカモミールやレモングラスなどがすてきにブレンドされたフレッシュのハーブティー。うれしい余韻が続くことしばし。改めて、明日お口にしていただくみなさんにうれしい余韻を感じていただけたら、と。
今日作ったテリーヌ2種。「初夏野菜のテリーヌ」と「鶏肉のテリーヌ ジェノベーゼの香り」。
スポンサーサイト