
あまりに久しぶりの池袋へ。今の国立に居を構える前の約4年間、住んでいた場所。懐かしいながらも、歩き出せばその記憶はよみがえり。そして懐かしい道を辿りながら、向かったのはトルコ料理「アンテップ」。以前住んでいた場所からものの1、2分の場所だったのに、その店の存在はぼんやりだった。噂の「サバサンド」を食べに。事前問い合わせをしたところ、メニューにはないのだが、用意していただける、ということで。店内に入るとスタッフみんなトルコ人。トルコの5つ星レストランにいた、というらしきシェフがさっそく作ってくれる。待ち時間、店内に流れるトルコの音楽に踊り出すあては。テイクアウトし、こちらも以前の住まいから徒歩数分、西池袋公園脇にてさっそく。鯖が活かされて、きちんとまとまった味。肉厚な鯖とバゲットのバランスもよく。さらに教室ではさわやかなもう一工夫が欲しいといったところ。散歩しながら、以前の住まいをあてはに紹介すると、自分は住んでいなかったのか、という問い。わくわくしながらのあてはと向かった先はサンシャイン水族館。今日はいつもお世話になっている動物写真家の先生の出版記念パーティーへ。夜のサンシャイン水族館貸切、というすてきな演出。あてはも私も大興奮。受付を済ませた入口では2匹のペンギンがお出迎え。こんなに至近距離でのペンギンはもちろん初めて。そして水槽の魚の流れに合わせて、サイドステップで並行するあては。しばらくして到着しただんなさんと合流し、乾杯前、勝手に散策など。人気のまったくない水族館の贅沢なこと。そして水族館なので、昼も夜も館内の感じはかわらないはずなのだが、夜の水族館、その響きがなんとも。乾杯、そして先生の遊び心あふれるお話など。今回の出版は本業の動物撮影についての写遊録、そしてもう1冊は料理本。毎日3食自炊の先生、以前にも食談義をさせていただいたことがあるのだが、日々、とってもていねいな食生活を送られている先生ならではの1冊。ビュッフェ形式での料理あれこれの後のスイーツには、キュートなペンギンとコアラデザインのショートケーキなど。いざ取りに行こう、というときにはすでに悲しい姿になっていたのだが。パーティー最後には楽しい抽選会。まずは思いがけずだんなさんが当たったのは、額入りのすてきな動物写真。そして最後の最後に私が当たったものは、「ケニアでビール飲み放題」のチケット。時間は無制限、但し、現地で合流できる方。景品の1つには先生お手製のチキンアドホ(フィリピン定番料理)など。こんな遊び心がなんとも。眠りに落ちたあてはを連れて、サンシャインから池袋駅を目指す。結婚前からも含め、だんなさんとこの道を一体何度歩いたことだろう。一足早い夏休み、そんな1日。
カラフルなうつぼたちに夢中のあては
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