今月の教室、テーマの「アジアン乾物料理」。乾物を手軽に使ってみようかな、そんな気持ちを奮起させるべくレシピあれこれ。その1つが今回の「とうもろこしと青大豆のごはん ベトナムの香り」。乾物の代表選手である豆を前もっての戻し、なしで。今回はひたし豆としてもよく知られる青大豆を使って。ごはんにお豆を入れて炊いてみようかな、と思い立ったところで青大豆を電子レンジに2分ほど。下準備は以上。つまりは乾煎りをする。レンジを開けるとなんとも香ばしい香り。その豆と米と生のとうもろこし、それから雑穀少々、そして塩。ベトナム風、ということで今回はココナッツパウダーも加え。炊き上がったお釜から広がるのは、ほんのりココナッツの香りと青大豆の香ばしい香りととうもろこしの甘い香りと。そして炊き上がりに加える小口の万能ねぎが全体をほどよく引き締め。今回はおこわ仕立て、ということでもち米とうるち米(普通の白米)とを半々にし、ほどよくモチモチとした仕上りに。もち米についても、前もって十分浸水させるのが鉄則、そんなイメージがあるかもしれないが。となるとついつい敬遠しがちになってしまう。が、たった15分浸水させるだけでもそれなりにモチモチとした仕上りに。なので、今日はおこわにしようかな、と思い立ったら、ひとまずはもち米を水につけ、そんな感覚でいいのでは。こんな風に乾物をいかにより身近に感じてもらえるか、が今回の私の大切なテーマの1つ。多少なりとも実感していただけていたらなにより。教室終了後、どこか外からあてはらしき声が。今日もお隣さん宅でのブルーベリー摘み、お声をかけてもらったようだ。今年植えた我が家の小さなブルーベリーも少しずつ色づき始め、玄関前、外階段脇のブラックベリーも早いものはすっかり完熟の色に近づき。野菜にしても、フルーツにしてもビビットな色合いが一気に夏を感じさせる。アントシアニン、ポリフェノール、と、ついつい赤ワインも便乗。
今日みんなで作った「とうもろこしと青大豆のごはん ベトナム風」
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