
教室イベント、「シュトーレンの時間」。みなさん到着前にテーブルにはずらりシュトーレンが並ぶ眺め。ここ何年もこの時期恒例となりつつ、「シュトーレン食べ比べ」、今回は教室イベントとして、みなさんにご案内をし。ここ最近はすっかりクリスマススイーツ定番の「シュトーレン」。お菓子屋さんはもちろんパン屋さんも、それぞれの店のそれぞれ個性あるシュトーレンが並び。1本がわりと高価で、サイズもかなり大きく、なかなかあれこれ試すことは難しく。それなら、みなさんで一緒に食べ比べをしましょう、そんなシンプルに楽しい、おいしいイベント。
まずは午前の部。みなさん写真撮影を終え、各自、お皿に、飾りの葉を添えて、6種類のシュトーレンを盛り付けしていただく。こんな一仕事も、みんなでわいわいと楽しい時間。今回の6セレクトは、.譟Ε▲鵐肇襯畊駑、▲フェ・トピナンプール(国立)、ベッカライ・しゅんた(国立)、ぅ潺皀供聞駑)、リンデ(吉祥寺)、ダンディゾン(吉祥寺)。盛り付けたシュトーレンをまずは眺めて楽しみ、そしていざ、食べ比べ。まさに6種それぞれ。なんというか、それぞれの作り手の、想いが伝わってくるような。ベースの生地もそれぞれ。今回、みなさん人気だったのは、「ダンディゾン」と「ミモザ」。「ダンディゾン」は個性的ながら、トータルとても整ったお味。ベースの生地には全粒粉が入っている、しっかりと詰まったパン生地。そして魅力は周りのバターの風味。予想では、焼き上がったシュトーレンにバターをぬって、もう1度焼いているのでは。ラスクを思わせるような、生地の周りがカリカリと香ばしく、シュトーレンとしては初めての印象。「ミモザ」は中にこちらもぎゅぎゅっと詰まったパン生地の中央に、こっくりとおいしいマジパンが印象的。マジパンってこんなにおいしいものなの、と感激するほど。シュトーレンを囲み、楽しいおしゃべりの時間。
お見送りし、お昼を挟んで、さて、午後の部のみなさんが到着し。楽しそうにお皿にシュトーレンを盛り付けている眺め。そして、シュトーレンを囲んでのひととき。私自身もいつもの教室とは、また違った、だいぶラフな心持ちも心地よく。そしてみなさんにもいつもより時間的にもゆっくりと過ごしていただくことができたのでは。こんな風に、季節ごとの「食」を楽しみながら、束の間のお茶時間、こんなイベントを今後もまた企画していきたいなあ、と。
それから、お渡しご希望の方への、「シュトーレン6種詰め合わせセット」のご用意。スライスしたシュトーレンと一緒に、ショップカードコピーも同封し。照らし合わせながら、お楽しみいただけますように。それにしても、スライスしながら、ぼろぼろとそれはそれは崩れやすいシュトーレン。自家用なら、崩れたところもうれしいおこぼれなのだが、今日はそういうわけにもいかず、枚数分きれいに切り分けなければといつになく真剣なナイフ仕事など。
もうすぐの来年、チョコレートもおいしくなる季節、と、沸々とおいしいイベントもすでに妄想中。
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