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食材のレシピ


 今月の教室がスタート。今月のトルコ料理、「イメージがわかなくて」、「普段の食卓にどうかなあ」、そんな声もちらほら。もちろん、普段の食卓に生かすべくヒントあれこれ、そしてお伝えしたいのが、普段の料理+αで一気に目新しいアレンジができる、ということ。例えば今月のメインはトルコ料理の定番、「シシケバブ2種」。シシは肉、ケバブは串焼き、の意。今回はベーシックなハンバーグ生地をベースにしたものと、鶏肉と野菜を使ったもの、との2種。例えば、いつものハンバーグ生地に少々のヨーグルト、ケチャップ、そしてカイエンヌペッパー、なければカレーパウダーを加え、串にさして焼けば、一気に異国情緒溢れる仕上りに。ひき肉料理のある月には密かに恐怖を覚えている生徒さんも多いはず。というのも、ひき肉料理のポイントはなんといっても、その混ぜ方。昔からの生徒さんなどはもう聞き飽きたくらいのフレーズのはず。材料をボウルに入れ、しっかりと混ぜる。ボウルを斜めにし、やや小脇に抱えるスタイルもおすすめ。汗がにじんできそうな頃には生地全体が白っぽく、ボウルの周りには脂がつき。こうすることで焼いた時に肉汁が外で溢れ出るのを押さえ、熱々ジューシーはもちろん、冷めてもしっとり柔らかい仕上りに。それから今回使ったカイエンヌペッパー、なかなかおすすめの調味料。唐辛子をはじめ、パプリカやハーブなのがブレンドされ、料理にきりっと、ぴりっとしたアクセント。香り豊かな胡椒感覚といえるのでは。肉との相性もちろん、トマト系の煮込みにも。メイン料理のお皿の脇にぱらりと置き、好みの量をつけながらいただく、というもの。例えば今回のシシケバブ、ベースの生地にはカイエンヌペッパーを加えず、子供用はそのまま、大人皿の脇にぱらり、など。今月の第1回目の無事終了。今月は夏休みシーズンということもなり、いつになく生徒さんの直前でのキャンセルや変更が相次ぎ。本日は昼クラスのみ。ということでキッチンを片付けて、一息つくと、今日はどうしても1人で行きたいところへ。国立にある骨董屋さん「中央堂」へ。先日久しぶりにうれしいご連絡をいただき、立ち寄りたくてうずうずしていたのだ。「お久しぶりです!」うかがうのはあてはが生まれる前以来なので、ざっと3年以上ぶり。5年前、我が家が出来上がった頃、我が家のプチシンボルとして購入したぜんまい時計、そして我が教室のシンボル、大好きな水屋など、そして何度がお手伝いさせていただいた骨董業者オークションなど、思い出話は尽きず。「コーヒーでも飲みに行くか?」みなさんで大学通りを一歩入ったところにある「カフェ玄」へ。以前友人と立ち寄ったときにはあいにくの定休日だった記憶。1戸立てのお宅の2階をすてきに仕立てたカフェ。店内は木材をふんだんに使った造り。そして店内の随所には中央堂さんコーディネートのアンティークがすてきな演出。和骨董には珍しい明るい色の箪笥がほの明るい照明の店内にて主張しすぎずに引き立っている感じがなんとも。「またうかがいます。」と店を発ち、暗くなり始める頃に自転車を走らせる。雑貨屋さんにて気になっている調理器具を飽きるまで検討。さてどちらにしようか、まだ心決まらず。ありがたい自分ペース時間。久しぶりのDVD鑑賞など。「いのちの食べ方」。自分たちが日頃食べている食材がどうやって私たちの元へ届くのか、食材の現場の数々を描いたドキュメンタリー。料理のレシピならぬ、食材のレシピ。野菜はもちろん、魚、そして肉。初めて目にする、機械化された屠畜シーンなどは思わず目をそむけたくなるほどだが、食べることの「せつなさ」を抱えた上での大切さ、そして改めて、命を「いただく」ということ。音楽もなければ、セリフのなく、淡々と映像が流れ。そして時折流れるのが絵画を思わせるような幻想的な映像。畑の眺めだったり、巨大なプールに番号別に浮かぶたくさんのりんごだったり。「食」に関わる人間として、きっと一生忘れない映画だと思う。
 食材に感謝して。
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Author:くにたちの食卓 いづい
くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
ホームページをリニューアルしました。http://kunitachinoshokutaku.com/

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