
牧之原方面へのドライブ。そう、先日の地震で被害の大きかった地域。多くの一般家屋の屋根にはビニールシートがかけられ。向かった先は、オープンして間のない「富士山静岡空港」。空港建設に関して、長期にわたり、その是非が問われ、ようやくの完成、となった運び。まずは、母おすすめ、2階の一角にて牧之原茶をいただくことに。カウンター越し、日本茶インストラクターの方に「つゆひかり」を淹れていただく。「被覆茶」という玉露に近い製法で作られる手間のかかったお茶。淹れていただいたそのお茶の色の美しいこと。低い温度で淹れられた1煎目、玉露を思わせるような、ほっくりとしたコクとしっかりとしたうまみ。そして温度を上げての2煎目、さわやかな苦みと渋みが広がり、お菓子と合わせたくなる。あてはには水出しの冷茶をいただき。心潤され、展望デッキで。タイミング良く、小さな空港ながら、数度の着陸と離陸を目の当たりにし、恍惚とした、そして真剣な表情のあては。そして「今から乗りたい!」と。そうだよね。さて、今日の目的、おいしい鰻を食べに行く、ということで、吉田町にある「八木秀」へ。久しぶりの鰻重のおいしかったこと。これでこの暑さも乗り切れそうだ。昨日今日は、ここ焼津にて、毎年恒例、荒祭りという地元のお祭りがある。今年はあてはを連れていきたいなあ、と。夜、甚平姿のあてはと2人でふらりと出かけてみることに。歩くにはかなりの距離もあり、たどり着かなかったらそれはそれで、と。荒祭りの掛け声「アイエートン」にあてはのお祭りサウンド「ドドン・ド・ドン」が重なり、「アイエートン、ドドン・ド・ドン」が響き渡る。なんとかたどり着き、まずはお参りをし、夜店巡りなど。1つだけ好きなものを、あてはが選んだのはスーパーボールすくい。他の夜店以上に割りに合わない感はあるが、本人の意思を尊重する、ということで。あてはが欲しかったのはぴかぴか光るボール。そしてうれしそうにビニールに入ったボールを眺めているあては。2人でかき氷を食べ、さすがの帰り道には力尽き。すやすやあてはを抱えながら、来年にはどんなお盆を迎えているのだろう、とぼんやり。
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