今月の子連れクラス、さすが幼稚園年少さん、レシピを見つめ、調味料の香りを大人顔負けで楽しむ将太朗くんと渓二朗くん兄弟。子連れクラスは初めまして、なのだが、ブログで何度となくお顔を拝見していたので、妙に親しみが沸いてしまう遥斗くん、そして紅一点、愛くるしい姿とのコントラストが妙、男子チーム誰よりも低音声のアリちゃん、そして我が家のあては。まずは子供たちの合唱から始まり、遥斗くんが機関車トーマスのテーマソングを口ずさめば、あては大音量、銀河鉄道999ソングが始まる。今月のデザートは「ドライフルーツのコンポート」。大ぶりのトルコ産白いちじくやあんずに相性の良いくるみを詰めて、コンポートに仕立てる。コンポートというとキッチン慣れした上級者風のイメージがあるかもしれないが、気が抜けるほどあっという間に仕上がってしまう。そのポイントはシロップで煮含める前に電子レンジでドライフルーツをやわらかくすること。少々の水を加えて、かけること1、2分でジューシーにふっくら。あとはくるみを詰めて、煮ること10分ほど。もう1つのポイントは日頃の煮物についても言えることなのだが、より少ない煮汁で煮物を仕上げるときのヒント。鍋をコンロ斜めに置き、鍋の縁に深さのある部分を作る。底に煮汁もそしてその煮汁に浸るように食材も整え。斜めになった鍋の中、ワインベースのシロップにくるみの詰まったいちじくとあんず、そしてレーズン、今回はカルダモンとシナモン少々を加えて。食後のデザートタイムにはまずは砕いたビスケットを敷き、アイスクリームとヨーグルトを盛る。このアイスクリームとヨーグルトの組み合わせもなんとも爽やかで癖になる。その上にジューシーに仕上がったフルーツを盛り、みんなでいただきます。子連れクラスの宿命、スプーンを放す気配のないあては。ようやくくれたのは、上に飾ったディルのみ。教室終了後のキッチンの静けさが嘘のよう。そして片づけをしながら、あてはとおしゃべり。「線路(おもちゃの)、みんななくなってるよ。」「ベランド(ベランダのこと)にいれちゃったよ。」デッキの床、木材と木材と間からわざと落とし入れたのだ。夜、眠りにつく前に布団の中で急に思い出したのだろう。「ベランドのせんろ、あしたある?」「どうかなあ?」最初はしくしく、そのうち大泣き。教室のキッチン、洗い物かごには線路がずらり。明日は大切に使うことを信じて。
パン作りがライフワークの彼女からうれしい差し入れなど。とっても丁寧にまじめに作られたパン。特にブログでも拝見したショコラロール、天然酵母ならではのもっちり感、そしてリッチな生地。トースターで温めたら、もう止まらないおいしさ。やっぱり作り手からのプレゼントは心に響く。
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