
おせち仕込み2日目。黒豆に再び火を入れつつ。我がおせちの定番の1つ、「ピスタチオのテリーヌ」。本数多く焼くので、何回かに分けて、生地を仕込む。いつもフーフー言いながら、手で生地を捏ね上げてきたのだが、今回は、先日から何度か練習?を重ね、貝印のマルチブレンダーでベースのひき肉を捏ねることに。使い方によっては、一気に撹拌しすぎてしまうこともあるので、強すぎず、加減しつつ、まずはひき肉と塩、卵のみを合わせ、まんべんなく混ぜていく。そして、他の材料も加え、ここからは手で練り上げるというパターン。やっぱり最後の捏ね上げは「手」。マルチブレンダー、うまくコツがつかめるようになったら、もう手放せない存在に!今まで何年もほぼお蔵入りさせていたのが信じられないくらい。生地が、今まで以上にもっちりとそしてふわりと練り上げられ、私自身もフーフーと力尽きそうになることもなく。今までは、やっぱり「手」でしょ!一筋できたのだが、利器と手との上手な使い合わせ、にあっさり移行。きっと、次回からの教室でのひき肉料理にも登場するはず。
そういえば、ずっと以前には、網で濾していた「栗きんとん」の「きんとん」も、今はすっかりの、フードプロセッサー頼り。1つ1つ裏漉す、そんなていねいな手仕事の、あたたかみと細かいところまでの気配り、そして作った立場からする達成感というか、そういうものと、利器だからこその効率よさ、そして、手だけでは成しえない質の仕事ぶり。焼き上がった「ピスタチオのテリーヌ」は焼きたて、熱いうちに重石をし、重ね、形を整えつつ、余熱を取る。
今日は仕込みの合間に、あまりに駆け込み、インフルエンザの予防接種へ行き、注射をがんばったらね、と約束したドーナッツ屋さんでドーナッツを食べ。買い出し帰りに、小雨が降り出したので、お花屋さんなどの買い物は明日に回し、急いで家へ向かい。
型から外し、ご注文のサイズに揃えたテリーヌの切り口にほっと。
夜、サンタさんから真ん中ゆふきに届いた、貝印のアイスクリームメーカで、アイスクリームを作ってみる。本体を冷凍庫で長時間冷やしておかなければならないのだが、それさえしておけば、手軽に十分おいしいアイスクリームができあがる。今日は作り置きしていた小豆と生クリーム、牛乳半々で。本当に十分満足のいくおいしさ。そして、回転するアイスクリームメーカーにぴったりと寄り添う子どもたちの姿。マルチブレンダーにアイスクリームメーカー、今日は利器の魅力を感じる1日。
おせち仕込みの山場を明日明後日に控え、おせちお渡しのご連絡などを済ませ。どうか、どうか無事な仕事納めとなりますように。
*おせち日記* ピスタチオのテリーヌ、黒豆の火入れ、明日のテリーヌ下準備、ドライトマトのオイル漬けなど。ラベル準備、これからお品書き、いけるか。年賀状も書かなくては!
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