
夜中のパック詰め作業を終えて、ようやく少しほっと一息するところ。まだまだ、明日のお渡しと発送までは気が抜けないのだが。
おせち仕込み 4日目。黒豆の最後の火入れをしつつ。まずは、「ケーク・サレ」を焼く。サレは塩、の意、つまり塩味のきいた、お食事用のパウンドケーキ。おせちの変化球として、ここ何年か我がおせちと定番となりつつ、というよりも、おせちと一緒に、ちょっとした口直しに、私が食べたいのだ。今回は、今までよりもすこし手間を加え、生地をハンドミキサーでしっかりと泡立てることによって、より、ふんわりときめ細かく、軽いイメージに。フィリングはチーズ、ベーコン、ドライトマト、イタリアンパセリ、以上。今までは彩りなども考えて、もう少し野菜など加えていたのだが、今回は1つ1つ、入れる意義のあるものだけを選んで、と、生地も含め、見直しをし。型に流した生地の上に、ブラックペッパーとコーングリッツを散らし、オーブンへ。ほどなく、生地の香りとペッパーのスパイシーな香りが広がり。焼き上げの見極めに少々迷いが出てしまい。気持ち、もう少し手前で取り出したかった反省点など。と、「ケーク・サレ」を焼きながら、今日は一足先のお渡しがあり、まずは最初のテリーヌお渡しを済ませ、年末のあいさつをし。
続いては、「なます2種食べ比べ」、「炒めなます」。以前の教室でもとっても好評だった一品。短冊切りにした、大根、赤大根、京人参、油揚げ、しいたけなどをさっと炒めて、まだシャキシャキ感が残るところで、甘酢を回しかけ、さっとからめ、三つ葉を入れ、ごま油を回し。仕上げに黒ごま、白ごま、そしてゆずの千切りを加え。昨日仕込んだ、きりりとした「彩りなます」とは対照的に、こっくりとしたおいしさ。まさに、それぞれにそれぞれのおいしさ。私自身、どちらも同じくらい大好き。さて、今回召し上がっていただくみなさんには、どちらに軍配が上がることか。
「炒めなます」の余熱をとりながら、最後の一品、「海老と帆立のマヨネーズ炒め」にとりかかる。海老の下処理、殻をむき、背わたを外し、丸く形を整えるために楊枝をさし。黙々と数をこなす仕事。予定より、少し遅れはしたものの、無事品目を作り終え。
毎年そうなのだが、作り終えて、ここからの作業がなかなかの容量なのだ。それぞれを計量しながらパック詰めにし、包装し、ラベルを貼り。どうしても、例年「追われる感」に襲われるので、なるべく前倒しに進めたいところ。ということで、せっせとパック詰めを進めつつ、苦手な伝票書きなどなど。気づけば、夕方になっていた。暗くなる前に、と、まだまだ書き途中なのだが、出せる分の年賀状を出し、それからお年賀のお菓子を買いに行き。帰る頃にはすっかり暗くなり。
ひとまずほゆきを寝かせてから、続きの仕事を、と、「ただいま~!」、東久留米の実家から男子チームが帰ってきた。ありがたくも、夕ごはんはもちろん、お風呂も済ませてきて、真ん中ゆふきなど、寝ているし。ということで、そのまま寝室へ直行。子どもたちを寝かせながら、ついつい眠りに落ちてしまい。はっと、起きたのは予定よりだいぶ遅く。大急ぎ、おせち仕事の続きをしなくては、と、昨日印刷したお品書きを探すも、見つからず。ばたばたと1階と2階を行き来しつつ、1人プチパニック。こういうときは見つかるものも見つからない。結局は、「あったよ。」とあっさり、だんなさんが見つけてくれて。私よりも私の行動パターンを知っている、か。悔しいけれど、今までにも何度となくこんなことがあり。
明日明後日のお渡しと明日の発送を控えて。まだまだ何が起こるかわからないおせち戦線。
*おせち日記* 黒豆、最後の火入れ、ケーク・サレ、炒めなます、海老と帆立のマヨネーズ炒め、パック詰めと包装、ラベル貼り、これから伝票と宛名書き、もう少しかあ。
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