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「初夏のスペイン料理」、始まりました



 5.6月教室が今日からスタート。と、教室が始まる前、いつものちょっとしたお茶と自己紹介の時間に、驚くようなことが。なんと、今日参加くださった生徒さんで3人が、偶然には同じ会社にお勤めだったとは!それも、特にこの周辺、というわけではまったくなく、本社と関西の支社にそれぞれ、など。そして、3人がもう10年近くも前のことだが、それぞれに実は直接のお仕事のやりとりなどをしていて、旧姓で通じ合ってみたり。こんなことあるんですね、と当時を知らない私までもやや興奮気味な教室スタートとなり。
 さて、本題の教室。今回は、「初夏のスペイン料理」。テーブルセンターにはスペイン料理といえば、の「パエリア」。「パエリア」、ちょっとしたおもてなしテーブルやお祝いのテーブルにもぴったり、それからアウトドアでも定番。彩りといい、スパイスの感じといい、とっても華やかな印象。今回は、そんな華やかさやおいしさはもちろん、「とにかく手軽にできるパエリア」レシピ。材料やスパイスもごくごく普段使いのものだけ。ちょっとおもしろいのは、今回、お米&パスタのハーフ&ハーフパエリア、という趣向。まずは具材の鶏肉をさっと炒めて取り出し。玉ねぎを炒め、パンの半分にお米、もう半分にポキポキと細かく折ったパスタを加え、それぞれをさっと炒めてから、調味料や水を加え、蓋をし、炊いていく。パエリアには、鶏肉、あさり、それから玉ねぎにカットトマトなどなど具材からおいしいだしが存分に引き出されるので、自然にうまみの詰まった味わいになる。が、時にどこかぼんやりとした印象に。ポイントは調味料の塩をきちんと加えること、それから全体の味をぎゅぎゅっとまとめてくれる「少々のケチャップ」の効果は絶大。「トマトピューレ」があればより上等なのだが、あまり使い切りにくい感じもあるので、教室ではほぼケチャップを使用。トマト系の煮込みなども、スープ風にさらりとやさしい仕上がりにしたいときには必要ないのだが、少し煮詰めて、の仕上がりにしたときには、少々のケチャップを加えると、不思議なくらいに全体がきゅっとまとまる力。もっときゅっと引き締めるときには、少々のケチャップとそれから中農ソースをほんの少々。
 ほどなく、ガラス蓋越しにあさりの殻も開き、水分もなくなり、仕上がりの兆しが見え。お米やパスタの硬さ加減を確認し、硬いようなら少々の水を加え、火を止め、蒸らし。火にかける時間がトータル15分もかからず。そしてテーブルセンターが一気に華やぐ瞬間。
 手軽な材料で、そして材料の下準備さえしておけば、一気に仕上がる、まさに「普段使いのパエリア」。ちょっとバタバタとする夕方にも案外活躍するはず。と、我が家は今夜もついついのパスタパエリア。お米が入るよりももっと早く仕上がるので、こちらもおすすめ。
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Author:くにたちの食卓 いづい
くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
ホームページをリニューアルしました。http://kunitachinoshokutaku.com/

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