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栗きんとんの想い出


 おせち作りが始まる。まずは思わず、1番気の入る一品は「丹波の黒豆 飛切」。来年1年の願掛けにも近いような。火にかけるとほどなく、ああ、この香り、と思わずうっとりするような黒豆の香りが広がり。隣の鍋では、「栗きんとん」の仕込みが始まり。ここ1、2年は大幅な甘さの見直しをし、甘すぎない、ほどよい甘さを心がけている。ハレの日ならではの、きちんとしたおいしさを大切にしつつ。子供たちは、といえば、テーブルで絵の具遊びに熱中しているあては。そして、しばらくは1人で遊んでいたゆふきだが、栗きんとんを練る頃には私の背中に。そういえば、あてはが生まれた年のおせち作りでは、あてはを背負ってのさつまいもの裏ごしに全身が燃えるように熱くなった記憶。そして今回は、利器フードプロセッサーを使って。さつまいもをやわらかめにゆでて、水分をやや多めに含ませた状態で回せば、裏ごし器も顔負けのなめらかな仕上がりに。プロセッサーの音に反応し、背後から覗き込むゆふきの動きを感じながら。こうやって、毎年毎年、おせちの新しい想い出が積み重なっていく、なんて流暢なことを言っていられるのは今だけだったりして、と心のどこかに予防線を引きながら。明日のテリーヌの仕込みは夕方にでも、「ボールで遊びたい!」と意気揚々のあてはと出かける準備など。と、ゆふきに上着を着せ、私の勢いが強すぎたのだろう、ファスナーが壊れた!この時期、午後からの外出ではほぼ欠かせない1枚。うわあ、どうしよう。予定が狂うと、一気にあたふたする私に、「だいじょうぶだよ。」とあてはの一言。国立駅周辺でこの長さのファスナーを探すのは無駄足になりかねず、だったら電車に乗って、隣の立川まで行くことに。ひとまずは無事ファスナーを買い、さて、やっぱり公園気分のあてはと昭和記念公園へ。ついでに公園手前、国際製菓専門学校に併設されたカフェでおやつを調達し。屋上庭園からは冬晴れの眺め。のんびり眺めて、おいしいサブレを頬張って。敢えて、傾斜のあるところでのボール蹴りから始まり、思わず白熱。みんなで芝生を身にまとっての帰り道。なぜかゆふきまで。毎年の年末、おせち作りが始まってからはこんな風に時間を過ごすことはまずできず。ファスナーが壊れたことをよし、としよう。
*おせち日記* 黒豆(今日は4時間ほど煮る)、栗きんとん、ピスタチオのテリーヌ、フィリングの準備など
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Author:くにたちの食卓 いづい
くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
ホームページをリニューアルしました。http://kunitachinoshokutaku.com/

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