パエリアの横には、「ピンチョス3種盛り合わせ」



 平日クラス。テーブルセンターの「ハーフ&ハーフパエリア」とともに、初夏のスパニッシュテーブルを華やかに飾るのは、「ピンチョス3種盛り合わせ」。
 「ピンチョス」、スペイン料理では欠かすことのできない前菜。手軽につまむことのできるフィンガーフードで、オープンサンドイッチ状のものやピックなどを使ったものなど、そのスタイルは様々。そしてそのバリエーションやそれからジャンルは幅広く、言い換えれば、大抵の料理をフィンガーフード仕立てにすれば、ピンチョスになる。
 今回は3種。まずは、「初夏野菜のガルシア風」。「ガルシア風」、タパス(前菜)の定番、たこのガルシア風などが有名なのだが、さっとゆでた野菜に塩とEXVオリーブ油と、それからカイエンヌペッパー。スパイスメーカーによって、カイエンヌパウダー、それからチリパウダーと呼び名が違うのだが、唐辛子(チリ)にガーリックやシナモン、オレガノなどがブレンドされたスパイスで、雰囲気のある辛さが魅力。今回は、下処理した新じゃがいもとズッキーニを使って、ピックにはグリーンオリーブも一緒に。
 2つ目のピンチョスは、ピンチョス定番「ジョルディ」。クラッカーの上に、ゆで卵、ミニトマト、ブラックオリーブ、それぞれのスライスとアンチョビを少々。お皿にも盛り付けてから仕上げに塩とEXVオリーブ油。シンプルながら、想像以上に全部が口の中でまとまるおいしさ。
 そして3つ目は、「クリームチーズパテ」。今回はみじん切りにしたドライトマトとディルを加えて。パテをクラッカーにぬるときのちょっとしたコツ。全体にパテを広げつつも、ほんの一部だけ、端までぬらない部分を作り。食べるときに持ちやすいように、というちょっとした配慮。
 今回は中皿に数名分ずつのピンチョス3種を盛り合わせて、テーブルセンター、「パエリア」の脇に添え。まずはその眺めを楽しんでいただいてから、銘々のお皿に。自分の皿に取る、そんなワンアクションも楽しいテーブル演出。ちょっとしたおもてなし料理にもぴったり。まずは見た目も楽しいピンチョスをテーブルに置き、つまんでいただきながら、のスタート。その間に他の料理の準備をしたり、など。
 フレンチでは、前菜の前にちょこっとだけ出される、「アミューズ」。食前酒などと合わせて、まずは一口。ピンチョスといい、アミューズといい、なんとも心憎い存在感。そして遊び心をくすぐるような存在感。
 一列に並ぶピンチョスの皿から銘々が手にとり、パンに仕上がった「パエリア」が取り分けられて、銘々の皿に盛られ、こんな過程も大切なおいしさの演出。ついついおしゃべりも弾むはず。
 いつになく不安定なお天気の1日。教室中にも、青空から始まり、ほどなく雲行きが怪しくなり、通り雨。そしてまたの青空かと思えば、教室が終わる頃には、天気予報通り、雷がゴロゴロ鳴り出して。雨に降られる前に、みなさん足早に、の後ろ姿をお見送りし。
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くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
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