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囲炉裏に繭玉



 先日訪れた六道山公園へ。今日はお友達ファミリーも一緒に。小道に入ったとたんに一気に里山の景色になる。そして、里山民家へ。民家の中央、目を引いたのは立派な立派な繭玉飾り。豊作を願って作られるこの繭玉、うるち米で作った小さなお餅が枝にたくさん飾られ。聞けば、そのお米はもちろん、一緒に飾られた小さなみかんもこの里山で育てられたものだとか。囲炉裏の向こうに繭玉、なんとも心和む。今日は奥の部屋にちゃぶ台を広げ、みんなでお昼ごはん。調達してきたものあれこれを広げ、「今年もよろしく!」と乾杯し。お互いに家族が増えて、また新しい形で、こうやって時間を共有できること。そして、いつのまにか日の当たる縁側へ。ボールやフリスビー遊び、ちゃんばらごっこなどとにかく楽しそうに戯れる姿を眺めながら、縁側にてひなたぼっこしながらのおしゃべりをしていると、すっかりおばあちゃんにでもなったような気分。なかなか会えずにいた分、のんびり話も尽きることなく。「里山のほうを散策してみようか。」、とみんなで歩き出し。冬の田んぼとその周りの草むらやあぜ道をあっちへ進み、こっちへ進み、探検ごっこさながらの様子。分厚い氷の上に恐る恐る乗ってみたり。そのうち本人たちは怖がらず、こちらがひやひやで。こんどは枯れ草の広がるところへ転がり込み。姿見えずともうれしそうな子供たちの声が澄んだ響きに聞こえるのはこのロケーション演出も大きいのだろうか。子供の頃、こんな草むらでよく遊んだなあ、そんな懐かしい記憶がふと蘇ったり。ようい、どん!で走りすぎていったみんなを向こうに、ふと立ち止まると、小川の水が落ち葉を伝って流れ落ちる、なんともなんとも優しい音。また緑芽吹く頃に訪れたい場所の1つ。いわゆる「幼馴染」のアオキくんとあては、やっぱり一緒の時間は本当に楽しかったようで。送り際、思わず泣き顔を隠すあては。泣き顔をごまかすかのように舌を出してみたりして。それにしても、枯れ草だらけのコート。
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Author:くにたちの食卓 いづい
くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
ホームページをリニューアルしました。http://kunitachinoshokutaku.com/

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