
初雪がちらりちらりと舞う朝、それはそれはうれしそうに登園する姿を見送り。家の中から眺める雪はいいもの、なのだが。と、買い出しに向かう頃には雪も上がり、みるみるうちにすっかりの青空に。今日はうれしい待ち合わせ。「黄色い鳥器店」にて開催される「くろねこ軒 お菓子の博覧会」へ。「うわあ!」、1つ1つの作品に思わず声をこぼさずにはいられず。くろねこ軒オーナーの池谷さんが、1つ1つ、どなたかへの想いを込めて作られた、あまりにもすてきはお菓子たち。ため息が出るほど。特に印象的、感動的だったのは、お母様宛に、とのメッセージのついた吊るし雛に見立てた焼き菓子。そのアイデアはもちろん、ビビットでもあり優しくもある色合いといい、そしてその繊細な技術といい。まさに感動と尊敬の念。それから私も足繁く通う清水農園さんへ宛てた、マジパンやあめで作られた愛らしい野菜たち、などなど、とすっかり魅了され。スペースの一角、カフェスペースにてもちろんくろねこ軒の焼き菓子をいただくことに。ガトーショコラはきめ細かくしっとりと優しいコク。そして初めていただいたのは、フランス伝統菓子、コンベルサシオン。添え書き通り、フォークではなく手でいただくと、ほろほろ、ざくざく、しっとり、とその食感の楽しさとリッチなコク。お菓子をいただきながら、うれしいおしゃべりなど。ありがたくも時々こうやっておしゃべりなどさせていただいて、いつも、心がすーっと澄んでいく実感。帰りにもう1度、すてきなお菓子たちをじっくり眺め。家でのおやつにいただいた、「サブレ・オ・オータム」、薄いサブレ生地でサンドされているのはホワイトチョコレートでコーティングされたさつまいも。が、そのさつまいもがきちんと優しい菓子生地となって、口の中で全体がうれしく1つにまとまり。想像をはるかに越えたおいしさ。お菓子のおいしさと優しい職人力に魅了された1日。
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