
大崎出張教室へ。朝から再度の買い出し、みんなへのこまめな連絡などなど、彼女のさらりとこなす、手際のよい、そして心のこもった優しい準備があるからこそ成り立っている教室。今回は久々のチャイニーズ。リクエストの餃子をはじめ、クレソンにうど、春菊にせり、などなど季節野菜あれこれを使って。大げさでなく、「餃子革命」、というのも、野菜の下ゆでなどなし、かつ包み作業も「えっ?」というくらい簡単な行程。包む、というよりもフィリングをおいて、生地を畳んで、はい終わり、まさにそんな行程。1つにはフレッシュの春菊をザクザク切り、もう1つにはフレッシュのせりをザクザク切り、ひき肉などの材料と混ぜて、あっという間にフィリングの出来上がり。そして、皮の中央にフィリングをやや横長に広げ、皮の一箇所に指先で水をつけ、フィリングを包むように、下側の皮を持ち上げ、上側の皮でかぶせ、以上。気が抜けるほどの手軽さ。大好きなんだけど、ちょっと面倒で、そんな思いを覆すべくレシピなり。今日はフィリングが少々余ったので、ボール状にまるめ、こちらもお手軽スープに仕上げ、とうれしいもう1品。少々少なめの湯でゆでながら、だしもとっていく、という狙い。あればねぎやしょうがも加え。「だし」というと、きちんとした材料を使って、「だし」として準備しなくては、そんなイメージも強いかもしれないのだが、丸めた肉団子から十分なだしが。そして、その下味のみでその後の調味なし。彼女宅のキッチンにもようやく少しずつ慣れてきた感。瞬時に探し物をしたり、よりその場に適した調理道具を選び、もしくは代用するものを探し、仕上がりを逆算しても、コンロやオーブンの優先順位をイメージし、などなど。臨機応変力を磨くのにはもってこい、なのでは。教室を再開しつつも、まだまだどこかぼんやりの感、そんな私にとって、月に1度の大崎出張教室はかけがえのないリハビリ時間なのだろう。
今日のメニュー ・春野菜のサラダ しょうがの香り
・冷製 坦々麺
・餃子2種 豚肉と春菊、海老とせり
・フロランタン
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