朝、駅に向かいながら、たくさんの親子連れにすれ違い。そういえば、ちょうど1年前、こうやって、あてはと幼稚園に入園前の1日入園に向かった記憶。幼稚園入園前ってこんなに小さかったんだっけ、と。あれから1年が経ち、今度は幼稚園年中進級を控えて、ということで、今日はちょっと早めのうさぎ組お別れ会など。会の前に、我が家にて束の間のお茶時間など。入園した先春にはそれぞれのお腹の中にいた子供たちが今こうやってこの場に一緒にいて、不思議な意思疎通を取っていたり。幼稚園に着くと、「早く入って!」と私の靴を靴箱に持っていき、中へ引き入れてくれるあては。まるであてはのお家に招かれるような。あてはにとっても毎日過ごすこの教室は大切な場所なのだろう。父兄側主催で先生たちに1年間の感謝を込めて、というこのお別れ会。まずは拷問のような低さ、子供たちの両手アーチを潜り抜けて入場する先生たち。みんなでゲームをしたり、お花と一緒に1人1人のメッセージカードが挟まれたアルバムをプレゼントしたり。そして先生たちからの言葉など。いつもいつも、子供たちが楽しい幼稚園生活を送ることができたこと、そしてこの1年でのこちらも日々驚かされるほどの大きな成長はやっぱり、子供たち目線でいつもこちらも応援したくなるほどの一生懸命な彼女たちの姿があったからこそのもの。お別れ会が終わると、園庭に吸い込まれるように駆けていき、仲良しのお友達とそれはそれは楽しそうに遊んでいる姿を眺めつつ、1年の時の流れをしみじみと実感。園庭の脇には梅が一気にほころび、今日も、春を感じる1日。さて、着実に春に向かいつつ、冬の名残ともなりそうな今日の試作は、ぶり大根のイメージから、「ぶりと大根の和風アクアパッツア」。味つけは砂糖に濃口しょうゆとすっかりの和、なのだが、その調理法はまさしくアクアパッツア(おいしい水)の意。さっと焼いたぶりと下ゆでした大根など、フライパン1僂らいまでの水と酒で蒸し煮、仕上げに青みと調味料、ごま油を回し。春に向かって、すっきりとした仕上がりもいいもの。
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