
今春からのゆふき保育について、ちょっとした手続きなど。目的地は国分寺と西国分寺の真ん中、と微妙なアクセス。初夏をも思わせるあたたかな今日、せっかくなのでお鷹の道散策など。湧水なども多いこの地区、ホタルの生息するというそれはそれは澄んだ水の流れとその脇にひっそりとそびえる孟宗竹の葉が風にそよぎ、さらさらとした音がなんとも心地よく。真姿の池湧水群の脇、浅瀬では水遊びしている子供の姿など。脇の旧家の軒先にはご主人が摘みたてのふきのとうが売られ。史跡の駅「おたカフェ」のベンチにて、一休み。向かい途中に立ち寄ったパン屋さん「みのりの歩み」、ここの岩塩パンはかなりお気に入りの一品。大げさでなく、おもちのようにもちもちとした食感に、焼き上げてからほどよく塗られたオリーブ油と岩塩が絶妙。この周辺一帯がとにかく静かで、時が止まっているような。そしてまさに国分寺たる所以の国分寺に立ち寄り。趣のある楼門の向こうには梅の眺め。そして、道すがらの寒桜など。と、思い立って、のふらり散策のわりにどこか遠くへ来たような錯覚など。帰り道、思わず汗ばむのは陽気と有酸素運動との相乗効果。ふきのとうが手に入ったら、まずは「ふきのとうごはん」。包丁を入れたそばから酸化して褐色化が進むふきのとう。切り立て、間髪いれずに塩とごま油でさっと和え。あとは炊き上がったごはんと混ぜるだけ。ここでも、炊きたて熱々だとやっぱり色が悪くなるので、何かに移して、余熱をやや落ち着かせたところで、ささっと和える。ふきのとうの香りこそ、年を重ねるごとに体が喜ぶ実感。香りの瞬間、「ああ、あなたをお待ちしていました。」、そんな感覚。定番のふきみそに天ぷらがもちろんもちろん美味なのだが、ここ数年は、ハーブの一種としてフレッシュのまま使うことも増えた。直前にささっとみじん切りしてパスタの仕上げにしたり。大好きな春が日々、近づいてくる。
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