
あては遠足の日。今までは、遠足のお弁当リクエストは必ず「サンドイッチ」だったのだが、今回初めて、「おにぎり」と来た。それから、「ハムにポテトにクリームチーズボール」、とおかずはなんとなくサンドイッチ寄り。ということで楽しい遠足、リクエストに忠実に。「クリームチーズボール」、幼稚園時代のお弁当でもとにかく大好きだった一品。丸めたクリームチーズに今日はレーズンと白ごま、黒ごまをまぶし。本当はくるみやアプリコットなどのみじん切りも一緒に合わせるのだが、今日はお手軽に。
小学校から国立駅への道の途中にある我が家。我が子の遠足の日にはついついデッキにてぞろぞろやってくる子どもたちを見送るのが恒例。ちょっと、というかだいぶ恥ずかしそうにこちらに手を振る姿はあと何年くらい見られるのだろう。
吉祥寺に「富沢商店」が復活、私にとってはなんともの朗報!買い出しにかこつけて、吉祥寺に行くチャンスがまた増えるはず。ということで、いそいそと吉祥寺へ。こうやって1人で出かける吉祥寺は本当に久しぶり。生地屋さんを回り、ボタン屋さんを回り、ビーズ屋さんを回り。ああ、迷う楽しさ。ワンピース用に、それから一緒の生地でほゆきのかぼちゃパンツも作りたいなあ、などなど。それにしても、いつもながらに布地のネーミングがあまりにセンスよく、そんなところにも思わず惹かれつつ。
今日は空気が澄んでいて、歩いているだけで心地よい気候。道を探し探し、ベトナム料理「Moc Choi モクチョーイ」へ。ラフな店構えといい、テーブルやいすの感じといい、それから常連さんらしいおじいちゃん2人がパクチーサラダをつまみながら、333ビール、そんな眺めといい、行ったことはないけれど、ベトナムの手軽な食堂やカフェの空気感を体感できるような。テーブルに運ばれてきたのは「ブンティットヌン」。ハーブとお肉のつけ麺。器にはブンという細麺とたくさんの野菜、それから豚肉、そしてパクチーに大葉にミントなどのハーブが山盛りに盛られ。添えられた、なますの入った甘酸っぱい、辛いソースを、つけていただいてもよし、かけていただいてもよし。爽やかな甘酸っぱさと辛さ、そしてハーブ使いがなんとも癖になる。本来は米粉を使ったベトナム麺を使うのだが、そうめんなどのアレンジ術としてもかなりよさそう。
タイ料理よりもベトナム料理の方が好き、という方も多いはず。私もその1人。リクエストの声に、「ナンプラーの上手な使い方を知りたい」、そんな声もちょうどあったところ。7,8月教室は、「普段使いのベトナム料理」あたりでいこうかと。たとえば、野菜使いや調味料使い、普段の食材を使ったアレンジなどなど、日々の食卓に、優しく、アジアン過ぎず、ほどよくアジアンテイスト香る、そんなイメージで。
さて、そろそろ、と帰りの電車に乗り込み、国立駅に着くと。おっと、まるでタイミングを合わせたかのように、反対方面の階段からぞろぞろと遠足帰りの子どもたちの姿。いたいた。帽子がおかしな向きになったまま、の我が子の姿など。親子共々の遠足日和となり。
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