雨上がり、楽しみにしていた遠足へ。と、出発の10分以上前に身支度を怪しく整え、家の前にてお友達の到着を待つあては。こちらもそんなあてはに追われるように準備をしながら。今年も昭和記公園、みんなの原っぱへ。最初から最後まで、きっとなにもかもが楽しい時間なのだろう。お友達とも妙にハグしてみたり、かと思えば、必要以上に照れてみたり(最近はこれが多いのだが)、こちらもそんな姿を眺めるのも、楽しくて。今でも思わず思い出し笑いが浮かぶ記念撮影などを終え、雨上がりのしっとりとした緑の道を進み。子供たちの1年の成長は大きく、昨年は原っぱまでの片道が遠足のメイン?と思うほど時間がかかったのだが、今年はほどなく到着。みんなで丸く輪になって、懐かしいフルーツバスケットゲームなど。ドキドキしながら真剣に走り、ちょっと泣きそうな不安な表情すら浮かべながら、自分の場所を探す子供たちには胸がきゅんとするほど。それに比べて。大人たちの番になると、もちろん、もちろん私も含めて、事前にさりげなく同じフルーツの顔ぶれをチェックし、ささっとあわよくば隣への移動で済ませたい、と。お弁当タイムの頃には日差しも時折ジリジリとしてきたりもしたが、予想気温ほどには上がらず、トータルではかなり過ごしやすい1日だったのでは。ふと1年前の遠足を思い出し。かなり肌寒かった1日。父に同伴をお願いし、まだ生後1ヶ月にならないゆふきを連れて、の参加。そんなゆふきも一緒にお弁当をつまみ、いつに間にか芝生まみれになって、自由気ままに動き回り。と時の流れをしみじみと。ふと、向こうには一面にポピーの花が咲き乱れ。遊具に流れていく子供たち。ほどなく顔を真っ赤にして、お茶を一気に飲み干し。さっきのフルーツバスケットがきいてしまったのか、ほどよく、をやや越えた疲れを体に感じながら、の帰り道。もちろん帰り道も追いかけっこをしたり、じゃれ合う子供たち。と、親子共々、遠足気分大満喫の1日となり。
「荷物が思ったよりも少なくて~。」「私もそう、そう~!なにか忘れ物でもありそうだよ~。」、なんて言っていたら、国立駅にて、財布忘れに気づき。実は時折あるパターン。急遽、お友達に借りたお金を後ろポケットに忍ばせて、時折チャリン、チャリン。遠足気分を盛り上げる演出効果だったのか。
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