試作とレシピ仕上げの合間に、と気分転換も含め、買い物へ。明日は東久留米の実家にて一足早いあては5才バースデーのお祝い。あてはのランチリクエストは「おいしいソーセージ!」、ということで、ノイフランクにてあれこれ、今日はあては目線を主に選び。思わず、リエットなども調達し。帰り道、いつもながら、おいしいコーヒーをいただき、と、こうやって、荷物を抱えながらも、買い物帰り、家に着くちょっと前にふらりと立ち寄れる場所(立ち寄りすぎ?)ができたことが本当にうれしくて。
来月からの教室に向けて、今日の試作の1つ、「ごま豆腐」。教室を始めて、ふと思い返せば、早6年。数え切れないほど、何度となく、和食メニューの月があったものの、ようやく、今回は「ごま豆腐」にしよう、と思えたのかも。私が料理を仕事にしよう、と心に決め、最初に門をたたいたオーガニックレストラン。私の料理のベースはここにある、といっても過言でなく。そして、そのお店の看板メニューが「ごま豆腐」だった。ようやく、ごま豆腐を任せてもらえるようになり。冬も夏も、1年中、毎日、30分以上は火の前で専用のへらでごま豆腐を練り。いつの日からか、ごま豆腐の仕上がりがどこか願掛けとなり。久しぶりにごま豆腐を練りながら、あっ、手はまだちゃんと覚えているなあ、と。マサヨさんから習ったたくさんの料理と料理に対する想い、それから「自分が楽しむ」、という人生スタイルなどなど。あまりにもたくさんの想い出が詰まっている「ごま豆腐」。だからこそ、少しずつながらも、「自分の料理」が確立されてきたかな、そう思えるようになってからでないと、そんな想いがずっとあったのだろう。「ごま豆腐」を眺めながら、ややしみじみと。
誕生日を数日後に控えたあては、絶妙なタイミングで、お友達からお下がりの電子ミニキーボードが届き。包みを開けた瞬間に、予想通り、うれしいときや照れたときの合図、ペロリと舌を出した表情。誕生日の序曲が始まる。
今年はちゃんと芽を出した大葉の新芽をあしらって。
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