
今日はうれしいお客様。ご近所の国立コーヒーロースターさんご夫婦が我が家に。それも、我が家のキッチンにて、アイスコーヒーレクチャーしていただくことに!
まずはおしゃべりしながら、のお昼ごはん。無類の、「ごはん好き」とのリサーチより、今日のテーマはおいしい洋食風、といったところ。その後にはお仕事もある、とのことで、マイルドにさりげなくスパイス香る「ミートカレー」をメインに、丸麦の食感が楽しい「夏野菜と丸麦のマリネ」、「夏野菜のきんぴら風」、そして、きりりと冷やした「ヴィシソワーズ」など。こうやって、その日の料理について、私の料理について、生の声を聞くことができるのは、やっぱり貴重なこと。自分自身では気づかない、思いつかない言葉を聞くことができたり、と。ご主人とはお店でよくおしゃべりさせていただいているのだが、奥様とこうやって、じっくりおしゃべりするのは今日が初めて。が、お互いに好きなものについてなど共通点も多く、話題は尽きず。
「本当にいいんですか~?」なんていいながらも、淹れていただく気満々。さっそく、アイスコーヒーレクチャーが始まり。いつものアイスコーヒー用ブレンドとは同種ブレンドながらも、ちょっと違う豆でのご用意をいただき、さっそく。まずは蒸らす段階、目の前の豆がこれほどまでに、と思うくらいにモコモコ、ふっくらとし。そして芳醇な香りが広がる。そして、思っているよりもずっと短時間に、淹れたて、きりりと冷えたアイスコーヒー。しっかりとした香りと苦味もコクもあって。続いて、今度は温度を2度下げて、淹れていただくと、2度の違いは大きく、こちらはすっきりとした風味。
「アイスコーヒーはわりと、個性やくせがあったほうがいいんですよ。」(そんなニュアンスだったように、解釈。合ってますか?)、の言葉が印象的。確かにたくさんの氷を使って、水分が増える分、濃さはもちろん、そんな豆の主張が活かされるのかも、と実際にいただきながら実感。そんな、贅沢なアイスコーヒーと一緒にいただいたのが、手土産にいただいた、「くろねこ軒」のシフォンケーキ!!!今日のためにオーダーしていただいたもの。しっとりきめ細かく、優しい生地にオレンジがほどよく香り、あっという間に小さく、小さくなっていくおいしさ。最上の取り合わせ。
お世辞でなく、国立コーヒーロースターさんがオープンしてから、というもの、私のコーヒー味覚はだいぶ変わってきた感。毎日のコーヒーをよりおいしくいただきたい、そんな想いも日々増し。ということで、今日のレクチャーも、有意義に私のコーヒー時間の糧となるべく。
こうやって、ご近所に「食」つながりでのお知り合いができることのうれしさ。
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