
園つながりでのお友達が集まる、ということで、前から1度オーダーしてみたいと思っていた、国立のパン屋さん「バンブー」の「パン・シュープリーズ」を予約。きゅきゅっとリボンのかかったその大きなパンを、まずはテーブルの真ん中に置き。そしてほどき、パン生地でできたふたを開けると、「うわあ!」と思わず歓声。
「パン・シュープリーズ」とは、大きな円柱型のパンをくりぬいて、くりぬいたパン生地でサンドイッチを作り、そのサンドイッチがきれいに詰まられたもの。そして、中のサンドイッチはもちろん、器としてのパンもおいしくいただく、というもの。今回はライ麦生地に自家製リエット、ハム、パストラミなどのサンドされたもの。「かなりたくさんあるよね。」と言いつつも、おしゃべりしながらも、みんなの手は止まることなく、いつの間にか、ほぼ底が見え。おいしさはもちろん、その演出力たるや。こんな集まりにはもってこい、の一品。次回はよりリーズナブルな食パン生地の方も試してみるべし。
「食」の話、「料理」の話もちらりちらり。いろいろな人の、料理に対するいろいろな思いやスタンスを耳にすることができるのは、ありがたいリサーチ材料。料理が気分転換になる人もいれば、好きだけど得意ではない、と思っている人もいれば、なるべくなら手間を省きたい人もいれば、などなど。どれがよりよいもの、ということでは決してなく。たとえば、日々の義務としての料理が、ほんの少しでも、楽しさを感じるものに変わったら。
パンが乾かないように、とほぼ空っぽながらも、もう1度ラッピングをし、リボンをかけて。夜は、「ひき肉のストロガノフ風」と一緒に、豪快に箱パンを崩しながら。後半は、食べるよりも、壊す、に専念する我が子たち。
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