焼き立て熱々もよし、きりりと冷やしてもよし


 7、8月最後の教室。今回はごま豆腐に野菜ずし、など、日々の食卓、というよりはおもてなしレシピが多いかな、そんな印象の中、こちらはまぎれもなく日々レシピ!の一品が、「夏野菜の焼き浸し」。これが、シンプルながらに、実に美味な一品。わが教室での、和食の月にはほぼ定番の「六方だし」、ベースのだしが6に対し、しょうゆが1、みりんが1、のいわゆる天つゆほどのだしに焼き立ての野菜を浸していく。なんといっても、おろししょうがが欠かせない。お浸し、というと、ほうれん草など青菜をゆがいて、しょうゆとかつおぶし、のイメージが強いかもしれないが、本来は、「お浸し」の名の通り、下処理した野菜をだしに「浸す」もの。ゆでて浸す、もあり、煮て、浸す、「煮浸し」あり、「揚げ浸し」あり、そして今回の「焼き浸し」あり。揚げる手間はなくして、やや油を多めに焼くことによって、一気にコクが増し、満足感のある一品に。「ああ、やっぱり私って日本人なのね。」そんな、DNAも喜ぶような一品、というか。
 どんな野菜もおいしくいただくことができるのだが、今回特におすすめなのがゴーヤー。油との相性もよく、六方だしがほどよくしみ込んだゴーヤーが実にジューシー。ゴーヤー同様、油と相性のよいなす、前回の麻婆茄子同様、加熱前に切り口に油をまとわせると、一気に火の通りがよくなり、コクも増す。油をひいたフライパンに置いた段階で切り口全面にさっと油をまとわせて。焼き立て熱々もよし、冷蔵庫できりりと冷やしてもよし。例えば、鶏肉や魚の切り身も一緒に焼いて浸しておけば、立派なメイン料理に。
 ここ最近は週末クラスの日程がかなり少ないため、どうしても大人数クラスになることが多く。今日も生徒さんが定員いっぱいの6人、と、どうしてもキッチンでのみなさんの動きづらさを感じつつ。ということで、特に大人数の日には、今までは生徒さんに任せっぱなしだった、冷蔵庫出し入れ、それから洗い物など、キッチン奥での作業をもっと私仕事にしていってみようかと。みなさん、またご意見などお聞かせくださいね!
 夕ごはん後、甚平姿の子供たちと近くの盆踊りへ。どこからか聞こえてくる太鼓の音に、それこそ耳を澄ませ、小躍りしているあてはなど。ビール片手に心地よい風、もう言うことなし。夜にふらりとお友達と会えるなんて、それはそれは楽しいはず、「もっとここにいたいなあ。」、そうだよね。
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Author:くにたちの食卓 いづい
くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
ホームページをリニューアルしました。http://kunitachinoshokutaku.com/

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