9月29日 キャンセルご案内と、かぼすのソーセージ
*キャンセルご案内*10月12日木曜日レッスンに1名キャンセル出ました。
秋の発酵レッスンです。
ご興味ある方はお気軽にお問い合わせくださいませ!

発酵レッスンの日々。
ふふふ、新米が届きました!!!
我が家のお米はレッスン用も自家用もすべて、淡路島の
イーグリーン塩浜さんの無農薬のお米ひとずじ、気づけば20年以上。
とにもかくにもおいしいこちらのお米なくして、私の日々の生活は成り立たないほどの存在。
そして毎年のお楽しみの、新米が届き。


今回とってもご好評いただいている、発酵レッスンでのごはんものは、ひよこ豆の入った発酵ごはん。
ほくほくとした食感が魅力のひよこ豆を加えて炊いたご飯の上には、発酵食材あれこれの掛け合わせ。
醤油麹×かつおぶし×カッテージチーズ。
ほぐし混ぜながら頬張りつつ。
発酵食材の魅力。
1つだけのおいしさもちろん、一緒に合わせることでおいしさが2倍3倍とぐぐぐっと相乗。
頬張りながら、秋の味覚の喜びを感じ、お米の国に生まれた喜びを感じ、の瞬間。毎回、毎回。
醤油麹も、かつおぶしも、そしてカッテージチーズも、今回の発酵レッスンではあちらにもこちらにも登場。
各々に魅力をふんだんに発揮など。
醤油麹さまさま、かつおぶしさまさま、そしてカッテージチーズさまさま。

娘の秋の校外学習のおべんとう。
リクエストに合わせて。

*とある日のおべんとうメニュー*
・豚肉のしょうが焼き
・ちくわチーズ(一番のリクエスト)
・にんじんのラぺ
・スクランブルエッグ
・いちじくとぶどう


新米はもちろん。
小さい秋を求めて。
今年も始まりました!のおしらせに、うずうずしつつ。
お散歩ついでに、
ノイフランクへ。

秋限定のソーセージ、マンダリーネ。
かぼすの皮と果汁を使ったこちらの定番。
カッとしながらのつまみ食い。
かぼすの皮がまるでスパイスのようなアクセント。
ああ、盛り付けながら、ワイン片手になってしまわざるを得ず・・・。
それから、きのこ入りのミートローフ。
切ったそばから、しめじやエリンギの断面にもうノックアウト。
しっとりとしたミートローフ生地に、きのこはもちろん、玉ねぎの存在感もアクセントに。
それから今日はコンビーフやザワークラウトなども調達して。
クラッカーとバゲットスライスも添えて。
家族みんなが揃う夕ごはんには、うれしい1皿に。
味覚の秋。


日々の発酵レッスンでももちろん、日本の誇るべき発酵食材かつおぶしの、改めて魅力される日々。
そしてとある夜にも。
まだまだこれでもかというくらいの残暑に包まれた夕方。
ご近所さんとの集いにふらふらっと。

かつおぶしをたっぷり加えた揚げびたしが、身に染みて、染みて。
我が体の一部はだしからできているんでは、と心底想うくらいに、だしに心も体も寄せるような。
嵐のようにおしゃべりして、嵐のようにビールを堪能し、そしてあれやこれやと頬張って。
ほんの小一時間の参戦ながら、大満足、さあ、平日のいつもの夜へ。
こちらも大満足の1品。
まぐろのたたきと香味野菜を混ぜて、混ぜて。
韓国のりにくるりと包んで、韓国だれをつけて、お口へ!
居酒屋メニューの醍醐味。


先日買ってきた洋梨。
朝食用に切ってみたら、まだまだ、まだまだ固くて固くて、うう、ほぼ手をつけず・・・。
半分に切ってしまったので。
残り半分は、フルーツサラダ仕立てに。
いただきものの完熟のシークワーサーを輪切りにして。
洋梨と一緒にお皿に並べて。
甘さもまだまだだったので、はちみつを一回し、コクづけに生クリームも一回し、そしてオリーブ油も一回し。
さくさく、しゃりしゃりっとした洋梨の歯ごたえと青い香り、そこへ深みのあるシトラスの香りの余韻。
そのまま頬張るにはちょっと、そんなフルーツが、季節感ある1皿に昇華する価値。

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9月27日 ヴィーガンクリームをのせたマロンシャンティと、ハロウィンパングラタン

すっかりの秋の空気に包まれて。
秋の発酵レッスンウィーク。
食後のスイーツ盛り合わせのお皿ずらり、の眺め。
スイーツ盛り合わせの1品は、甘栗を使った、マロンシャンティ。
今回のシャンティクリームは、リクエストいただいたヴィーガンクリーム仕立てに。
ヴィーガンホイップクリーム。
リクエストいただいて以来、あれこれリサーチを重ね、試作を重ね、これなら、と辿り着いたところ。
それでも秋のレッスンが始まるまでは、どきどきしつつ。
レッスンがスタートし、みなさんのリアクションを拝見して、ようやく、ほっと、のタイミング。
動物性のリッチなクリームと、それぞれの魅力あり。
まずはなによりのきちんとしたおいしさはマスト。
さらに、コク、日持ち、価格、泡立てやすさ、などなど。
選択肢の1つとして、大いにあり、の想い。


9月キッズおやつ教室も無事終了し。
みんなでお月見うさぎだんご作り。
さっそく、わくわくでいっぱいの園児さんたちに囲まれて。
丸める作業は大好き、ながらも、まだまだ手の力がか弱い園児さん、それはそれは一生懸命に。

まんまるにはならずも、不格好もご愛嬌。
いつのまにかつまみ食いもあり、一度丸めたおだんごをまたまた小さく分けていたり、などなど。
そんなこんなも、おいしさに繋がるはず。



さて、10月キッズレッスンに向けて。
ハロウィンに向けて。


10月は、ハロウィンパングラタン!
みんなの大好きなグラタンをパンに詰めて、詰めて。
ハロウィンは、ついつい試作するこちら大人側までがわくわくしてしまうもの。
さあ、元気いっぱいのみなさま、お楽しみに!
深まりゆく秋に向けて。


深まりゆく秋から、冬に向けて。
まだまだ今週は厳しい残暑がやってくるとか。
そんな暑さもうっぱらうべく。
早々と、11.12月レッスンに向けて、少しずつイメージを膨らませつつ。

11.12月は毎年恒例、クリスマス&おせちレッスン。
まだまだ心が追い付かず!、ながらも。
前菜盛り合わせには、何かしらディップやタルタル的なものを1品入れたいなあ、と思案していたところ。
貴重なレシピをシェアしていただいたので、ヒント探しに、アレンジしながらの気まぐれ試作など。
まったく同じフィリングでも、ペースト状にまとめるのと、みじん切りでタルタル風にまとめるのとでは、似て、まったく非なり。
そしてぞれぞれにそれぞれの魅力。


たくさんのすだちをいただいたので。
とある日の一品は、いなだのカルパッチョ。

そぎ切りにしたいなだをお皿にずらり並べて。
薄切りにしたすだちも並べて。
味つけは、9.10月レッスンでもあちらこちらで大、大、大活躍中の、我が家の冷蔵庫には欠かせない醤油麹を使って。
醤油麹を散らし。
オリーブ油を回しかけて。
仕上げにすだちをぎゅぎゅぎゅっと。
いただくタイミングにのせるもよし、前もっての、マリネ感覚もよし。
すだちにかぼすに青ゆず、秋の和の柑橘に魅了される時期。


レッスン後に教室キッチンを片付けて、買い出し後に、束の間ながらのお茶じかんがあると、その日の夕方以降の我が心持ちがなんとも穏やかに。
今日もさっそくいそいそと。
以前は好きではないと思っていたメレンゲにここしばらくすっかり魅了され。
そして以前は好きではないと思っていたハーブティーにもすっかりすっかり魅了され。
いただきものの、京都の「
たま茶」のハーブティー。
ブレンドがとっても魅了的で。
今日いただいたのは、散歩の途中。
そんなネーミングも印象的で。
ルイボスティーとローズヒップをメインに、爽やかな香りの余韻はカモミール。
そしてこちらも爽やかに香るエルダーフラワー、そこへシナモンのコク。
ブレンドから生まれる相乗の香りとおいしさ。
秋の空気を感じながら、心落ち着く瞬間もありがたさ。

ふと、先日一緒に読んだ、息子の課題文の中のシャネル・ココのフレーズが蘇り。
「私のような年をとった無知な女でも、
まだ道端に咲いている花の名前を1日に1つぐらいは覚えることができる。
1つの名前を知れば、世界の謎が1つ解けたことになる。
その分だけ人生と世界は単純になっていく。
だからこそ、人生は楽しく、生きることはすばらしい」
まだまだ知ってうれしいことに囲まれてる日々に感謝して。
9月25日 クランべりーとブラックペッパーのチーズに、おはぎ3種、そしてようやくのパブロヴァ試作

週末レッスン。
もうそんな時期なんですね、秋の風物詩的にもなりつつ、の、ここ数年なんとなく恒例となりつつ、の、秋の発酵レッスン。
日本の伝統的な発酵食品にもまだまだ、まだまだ魅力されつつも、世界の発酵食品、ではくくり切れないほどに、改めて、日々、日々、発酵食品に支えられている実感。

大皿盛り合わせの全品にも、それぞれ発酵エッセンスあれこれ。
その中の1つは、クランべりーとペッパーの軽やかなチーズをクラッカーにのせて。
いつもながら、そしていつも以上にみなさんからのリクエストに支えられた、9.10月秋の発酵レッスン。
リクエストの一品は、きっとみなさん大好きな、ブルサ〇のチーズ。
もちろん私も大好きな、ほろ酔い上機嫌だとその日のうちに、ホール1つ丸々いただいてしまうほどの、大好物。
今回は新商品にちなんで。
クランベリー&ブラックペッパーの取り合わせ。もうずるい、としか言いようがなく。
えええ、お家でできるんですか?
と、みなさんにさっそくご好評いただいている一品。
特にお伝えすべくコツもないくらいな、お手軽レシピ!!!


ああ、秋の風の心地よさ。
まだまだ今週も暑さ復活、とのもありつつも、それでも、秋の風が確実に到来。
ああ、ああ、ありがたい。
散歩途中に見かけた彼岸花。
彼岸にぴったりタイミングを合わせて、咲き乱れる彼岸花に、日々、あれやこれやに振り回される我が身にはまぶしいほど。
まさに暑さ寒さも彼岸まで。



お彼岸。
どのタイミングにみんなが頬張るのか、と思いつつも、作りますよ。
お彼岸のおはぎ。

小豆は前日に炊いておいて。
小豆と、きなこと、そして我が家ではすっかり「定番のナッツごまの3種。
この眺めにその季節を感じる。
風物詩。

まずは在宅メンバーで、できたてをいただくべく。
濃いめに淹れた緑茶と合わせて。
ああ、毎年ながら、秋分の日のおはぎを頬張って、秋の訪れをしみじみも感じる瞬間。


大好きな秋はせっせと満喫したいもの。
心地よい空気に誘われて、買い物ついでの公園じかん。
すすきの穂はなびき、木々の下で、ああ、あまり恋しかった、風になびく葉の音が、なんとも身に染みて。



週末の夕方。
心地よい風に惹かれて。
お散歩ついでにお祭りへ。
秋の、谷保天満宮例大祭。
ふらっと行ける人は~、なんて気づいたら家族全員集合など。


秋の空気の中での、お囃子の心地よさ。
そして子どもたちのお楽しみはずらりと並ぶ出店。


特に言い合わせたわけではなく、飴尽くし、の、信号色。
定番のりんごあめ、ブルーハワイテイストのりんごあめ、そしてマンゴーあめ。

涼しくなったらすぐに、とタイミングを狙っていたところ。
あまりに久しぶりに、オーブンでメレンゲを焼き。
試作も試作、まずは小さめ、薄めのサイズで。
焼く、というよりも、乾燥させる、ので、低めの、低めのオーブンにて今日は1時間15分。
15年くらい前!のレッスンでも1度登場しているのだが、その時には1時間30分焼いた記憶。
というとことで、他のメニューとも合わせての、オーブン事情をイメージしつつ。


あまりに久々だったのだが、さっくさくのメレンゲが焼き上がり。
ついつい、つまみ食いなど。
サックサクで、ほどよく香ばしくて、そのままつまんでもとってもとっても美味。
そして気まぐれパブロヴァ仕立てに。
クリームと、今日はいちじくのマリネをのせて。

できたてをさっそく。
メレンゲのさっくさく、ほろほろとなめらかなクリームのコントラスト!
そして徐々にほどよく柔らかさも出てくるメレンゲのそんな変化もまたおいしく。
課題としては、全体の甘さをよりマイルドにできたら、もっと心地よいおいしさにまとまるはず、それからメレンゲの色合い。
久々で温度設定に心揺れたこともあり、メレンゲがだいぶ色づいてしまったので、より白く仕上げるべく、などなど。
日々パブロヴァに魅力され。

9月23日 掲載のおしらせと、甘栗マロンシャンティ
*おしらせ*小学館の女性セブン10月5月新刊号、ごぼう&れんこん特集にて、レシピをご紹介させていただいています。
秋の味覚野菜の、ごぼう、そして、れんこん。
対決スタイルで、きんぴら、サラダ、揚げ物、そしてぜひぜひおすすめのスープ仕立てでのご紹介です。
ようやくの秋の空気、よろしければパラリパラリご覧くださいませ。

ご紹介レシピの中でも特に一押しレシピは、れんこんと生ハムのクリーム和え。
和レシピになりがちなれんこんの、しゃきしゃきっとしたおいしさをコックリとまとめた、ワインにもぴったりな一品です。



ごぼうはもちろん、特にれんこんは、我が家ではこれからの季節に欠かせない野菜。
家族みんなが大好きな貴重な存在、なので、ついつい登場率も高く。
きんぴらや天ぷらはど定番。
ちなみに今夜は、れんこんはさみ揚げの我が家。
れんこんレシピ、そしてごぼうレシピのご参考になれば幸いです。

秋の発酵レッスンの日々。
料理はもちろん、食後スイーツもすっかりの秋色。
小さなスイーツ盛り合わせの1つは、甘栗を使ったマロンシャンティ。

生栗も魅力はもちろん、なのですが。
甘栗での、それはそれは気軽な栗感の魅力。
今回は発酵バターを忍ばせて、爽やかな印象もありつつの、コク。
あっという間に仕上がるマロンのベースに、ホイップクリームをトッピングして。
仕上げにも発酵マジックを少々。
さあ、これからの秋本番に向けて、秋をさらに満喫しなくては!
といいつつ、早いもので、次の、11.12月クリスマス&おせちレッスンに向けて、ありがたいリクエストフォローをいくつもいただき。
こうやって優しく背中を押していただける環境に心から感謝する日々。

といいつつ、まだまだこれからの秋。
秋の味覚に囲まれて。
ちょっと疲れた週末前の夕方には、ご自愛用に。
ぶどうとチーズの一皿。
残りもののシャインマスカットと巨峰に切り込みを入れて。
今日は在庫のカッテージチーズを詰めて。
大急ぎで夕ごほん下準備を終えて、ふう~~~。


なんだかんだと、いろいろあるよね毎日。
お疲れさま、わたし、のひととき。
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9月22日 キャンセルご案内とかぼちゃとすり流し
*キャンセルご案内*10月10日火曜日レッスンに1名キャンセル出ました。
スタートしたばかりの、秋の発酵料理レッスンです。
ご興味ある方はお気軽にお問い合わせくださいませ!
今日のレッスンは、庭先のローズマリーを持って来て下さった生徒さんがあり、爽やかな香りやもちろん、すてきなテーブル演出に。
秋の発酵料理レッスン。
木の大皿には、小さなお料理がずらりずらりの盛り合わせに。
毎回ながら、いただきます、の後、どれから頬張ろうか迷っているみなさんのお姿がなんとも愛らしく。
前菜盛り合わせの一品は、なんとも秋色の、かぼちゃのすり流し。
すり流し。
和食の伝統的なレシピで、通常はすり鉢ですり、だしを使って、と、やや堅苦しいイメージ。
ということで、今回はそんなイメージを払拭すべく、だしいらず、すり鉢いらず、ながらもシンプルに美味しさを引き出す、そんなレシピに。
ようやくの残暑から解放されたタイミング、秋が全身を優しく包み込んでくれる、そんな一品に。


こちらの、ジュニアおりょうり教室もすっかりの秋色。
お月見うさぎだんご。

さらしでだんご生地をこねて、こねて。
そしてだんごを丸めて、丸めて。
食紅でうさぎの目を描き。
いつの間にか、赤いお口も描いていたり、それもよし。


それにしても、大抵の子どもたちがだいすきな、みたらしあん。
今すぐ頬張りたそうな表情がなんとも、なんとも。
今年の中秋の名月は、9月29日。


ここしばらく愛用中だったPCが大いに不調で、たいへんたいへん困っている日々。
買い替えを検討しつつ、古いPCをひっっぱり出し、なんとかやり抜けつつも、ううう、使いづらく。
ついついPC作業が後回しになりつつ、の現実逃避など。
現実逃避といえば、ついつい、いつもの手先を動かしたい衝動に無性に駆られ。
以前作ったビーズ編みピアスの、もう少しシンプルなものを、ついつい作ってしまうことに。
以前作ったものよりもぐっとビーズの数を少なくして、よりさりげない仕上がりに。
1つ作ると、手先の感覚がすっかり蘇る心地よさ。
ついついもう1つ、もう1つ。
4つまで、とリミットを決めて。


耳元でとってもさりげなく揺れる感じが、イメージ通り。
ああ、手しごとに癒し時間、さあ請求書作成をやりましょう、と。


先日のダンディゾンのパン・デピスに感化されて。
ちょうどライ麦粉もあったので、気まぐれ試作など。
以前から作ってみたい、と思いつつ、実際に作るのははじめて。


見た目は上々、お味はダンディゾン後、ということもあり、まだまだいまひとつ。
とりあえずチーズといちじくをのせて。
11.12月レッスンのオーブン事情によっては、メニュー候補の1つに検討中。

9月19日 秋色の連休、メレンゲに魅力される日々

あっという間に過ぎていった秋の3連休。
学校公開に文化祭、学校尽くし、の連休となり。

とある日は、次男の文化祭へ。
日々の様子のほんの少しをのぞくことができてなにより、なにより。


帰り道、暑さにも負けず、神楽坂方面へ。
大好きな
AKOMEYA TOKYO in la kagū」で、目新しい商品をひと通りチェックして。
気になる発酵ふりかけや、お気に入りのシトラスチップなどを調達して。



そして神楽坂を下りながら、お目当ての、メレンゲ菓子専門店
Aux Merveilleux de Fred(オー・メルベイユ・ドゥ・フレッド)へ。
先日の神楽坂イベントで、食を通して通じ合う友人からおすすめいただきつつも、立ち寄ることができなかったのがそれはそれは心残りだった日々。
ようやくのタイミング。
店内に一歩入ると、パリに舞い込んだかと錯覚するような感覚。
ショーケースの中には、トリュフのように愛らしかったり、可憐なメレンゲスイーツがずらりずらり。



2階サロンでのスイーツ時間は、またの来訪のお楽しみにして。
今回はあれこれテイクアウトのみ。



帰宅後さっそく。

店名にもなっている、メルベイユ。
2段に重ねたメレンゲの上にホイップクリームをのせ、細かくきざんだチョコレートなどで包んだスイーツで、フランス語で「素晴らしい・上品」の意。
頬張ったときの想像以上の一体感。
きめ細かなメレンゲとクリームと、そしてコーティングのブラックチョコレートだったり、ブラックホワイトチョコレートだったり、ナッツだったり。
口の中で芳醇に1つにまとまるおいしさ。
濃いめに淹れたコーヒーとの相性.。
ここしばらくで、すっかりメレンゲの魅力にうっとりする日々。


久々、夫との神楽坂散策。
昔々、ガレット屋さんに行ったよね、とか、懐かしい紀の善に想いを馳せたりしつつも、五十番のよく行ったよね、なんて盛り上がりつつも、心と体はお蕎麦屋さん探し、そんなお年頃。
サクサクっと見つけた、
九頭龍蕎麦へ。


福井の郷土料理と福井のそばの店。
そばはとっても太め、で、歯ごたえありつつもそばの香りが豊潤で。
ほろ酔い上機嫌での帰り道に、まさかの中央線故障足止めを長々と食らうことになるとは、このときにはつゆ知らず、、、。

連休中、娘とお出かけの帰り道。
一休みに、どうしても立ち寄りたかった、スタバのティー専門店ティバーナ(TEAVANA)。
お目当ては期間限定の、メープル & アップル ルイボス ティー。

グレープフルーツジュレやアップルジュースにルイボスティーの取り合わせは、ルイボスのコクがありつつ、さわやかにまとまり。
そしてメイプル風味のホイップでこっくりと。
全体が1つにまとまる魅力。
そしてルイボスティーの可能性たるや。


散歩しながら、大好きな「
ダンディゾン」へ。
生徒さんからおすすめの品を教えてもらい、さっそく。
いつも立ち寄っていたのに、不思議と目に入っていなかったのが、パン・デピス。


パン・デピス。
スパイスのパン、の意。
パン、といっても、スパイスがたっぷりの、フランス伝統的なお菓子。
はちみつをたっぷり加えて作られた、香り豊かな生地。
そのままスライスしていただいたり、チーズやハム、パテなどと合わせたり。
だいぶ以前、ビストロでいただいたときには、たしかパテが添えられていて、堪能した記憶。



ジンジャーにシナモン、カルダモンにクローブ、そしてアニスなど。
ふわりとではなく、存分に香るスパイス。
こちらダンディゾンのパン・デピスは甘さがほどよく控えめだったので、今日はチーズと生ハムを合わせて。
甘くしっとりとした生地とチーズの相性は抜群。
あとの残りはどんなふうに楽しもうかな、と妄想しつつ。
今度、パン・エピスを焼いてみよう、とあれこれ想像を広げつつ。


まだまだの残暑にフーフーしつつ。
散歩していたら、近所のイチョウの木の下に、うわあ、もう!
ぎんなんがたくさん。
今年最初のぎんなん拾い。

まだまだこの時期だと、完熟手前なので、殻が外れにくく、作業的にはたいへんなのだが、あのぎんなん臭がマイルドなのが、心の支え。
今週後半からは暑さも落ち着く予報。
大好きな秋を少しでも多く満喫したい一心。

9月16日 キャンセルご案内と、ふらり銀ブラ、パブロヴァ→手仕事直売所
*キャンセルご案内*9月25日月曜日レッスンに1名キャンセル出ました。
本日スタートしたばかり、9.10月秋の発酵レッスンです。
ご興味ある方はお気軽にお問い合わせくださいませ!
さあ、9.10月レッスンがスタート。
改めて、秋の食材のちからをしみじみ、しみじみ。
おろしたての青ゆずの香りには、体が崩れ落ちそうなほどの(大げさでなく)の恋しさを感じ。
穂じそを手でほぐす瞬間に、全身が喜びを感じる瞬間(大げさでなく)。
そして、菊の花びらをまずは眺めて愛でて、そして頬張った瞬間に、体が素直に反応する感覚。
秋の食材には、なんとも思わせぶりなほどの、魅力を感じ入るのは、私だけではない、はず。
たまたま、はらりはらりと菊の花びら1枚が、かぼちゃのすり流しの中へ。
これまた、いとおかし。
9.10月秋レッスンがスタートしました!
ご参加のみなさま、心よりお待ちしております!

レッスンの合間に。
ふらりと銀座へ。
まずは、大好きなオーストラリア・シドニー発のオールデイダイニング「
bills 」へ。
モーニングの、リコッタパンケーキ、といきたいところなのだが、今回は、ここしばらく、それはそれ妄想が広がりつつ、の、パブロヴァをオーダー。
パブロヴァ、オーストラリアやニュージーランドの伝統菓子。
低温で焼いたメレンゲにホイップクリームやフルーツをのせたデザート。
粉やバターを使わず、というのが、とっても魅力的。
実はお店でいただいたことはなかったので、満を持して。
ここしばらくは予習として、ビル・グレンジャーの、パブロヴァを作る動画を何度も何度も拝見し、妄想を膨らませつつ、のタイミング。

ビル・グレンジャー氏の料理レシピも、そしてスイーツレシピも、大好き。
オーストラリアの伝統を生かしつつも、まさに世界あちらこちらののエッセンスを加える匙加減は圧巻。
こちらでは季節に合わせたパブロヴァの定番メニュー、ということで鼻息荒くうかがった次第。

束の間ながら、一人旅にトリップしているようなひととき。
モーニングももちろんの大盛況。
日本の一等地ながら、日本人はまばら、そんな空気感も今の我が身には心地よく刺激的で。
そしてほどなく、はじめまして、の、パブロヴァ。
カジュアルスタイルも、なんともBills風で上々。


季節のパブロヴァは、名残のサマーヴァージョン。
トッピングには想像以上に大ぶりにカットされたパイナップル。
そしてその下にたっぷりのクリーム、その下には、真っ白ではなく、優しいブラウンカラーのメレンゲ生地。
ビルズレシピだと、確か砂糖を2種使い分けていて、ブラウンシュガーも使用していた記憶。
トッピングには、たっぷりのミントとそしてナッツ。
さっそく切り分けて、それぞれのパーツを一緒にして頬張ると。
うわあ。
メレンゲ生地はさくさくなのはもちろん、予想以上にきめ細かく、ほどよく弾力というか、頬張ったときのほくほくとした噛み応えもあるので、お菓子全体の「生地」感を満喫。
そして生地の中には、シロップ漬けしたピスタチオがアクセントに。
メレンゲ生地が甘いので、甘さのないクリームとも相性よく。
そしてパイナップルがなんとも爽やかで一層ジューシー。
うかがったら、ライムジュースでマリネしている、とのこと、このひと手間がおいしさをぐんとぐんと相乗。
そしてトッピングの、フレッシュのミントが全体を爽やかにそして、甘さをぐっと引き締める役。
それぞれのパーツを一緒に頬張る醍醐味。
ビルズのパブロヴァを堪能させていただき。


パブロヴァの余韻に浸りつつ、駆け足で銀ブラなど。
メレンゲ専門店をのぞいたあとに、今回はぜひぜひ立ち寄りたい、立ち寄れそう、と。
自然菓子研究所「
シヅカ洋菓子店」へ。

自然と調和した優しいお菓子、をコンセプトにした焼き菓子屋さん。
奇をてらわない、シンプルな焼き菓子が、シンプルなパッケージに包まれて。
さっそくちびちび楽しみつつ。
どれもこれも、お味もとってもシンプル。
そしてほんのりの塩味を聞かせているのが魅力的。
ビスケットなら、ざくざくざくっとした、王道のおいしさ。
栗のパウンドも、しっとりとふわふわのバランスが王道的で。
どこか懐かしさを感じるような、そんなお菓子たち。

そして本日のお目当て、銀座松屋で開催中の、
銀座・手仕事直売所へ。
全国の作家やクラフトマン、職人、デザイナーたちによる手仕事が一挙に集まるイベント。

会場に着いた瞬間に、引き寄せられるような空気感に包まれて。



あちらこちら目移りしながら、歩き回り。
作り手の方のお仕事ぶりを拝見できたり、できあがるまでのストーリーをうかがったり。
と、企画を担当する、いつもお世話になっている、
ヤマザキデザインワークスの山崎さんにもお会いできて。
おすすめいただいたお菓子も調達して、そろそろのタイムリミット。
ああ、毎年ながら、こちらのディスプレイにはいつもすてきなヒントをいただき。



今回の戦利品は。
ヨシタ手工業デザイン室の、サイズ違いのプレートたち。
それから、おいしいものあれこれ。

さっそくのプレートに、清澄白河のお菓子屋さん「
PARLOUR HARMAS」の、エルブドプロヴァンスのクッキー・サレと。
それから、千駄木の和菓子屋さん「
薫風」に、珈琲きんつばを盛り合わせて、早めの夕方、ワインのおつまみに。
クッキー・サレ。
頬張ったら思わず声がこぼれるほどのおいしさ。
大好きなエルブドプロヴァンスの香りはもちろん、生地がとっても軽やかで。
なるほどなるほど、アーモンドプードルの効果。
珈琲ようかんもとっても印象的。
珈琲の香りふんだん、優しい甘さのきんつば生地には、ピンクペッパーが彩りはもちろん、味わいも華やかなアクセントに。
そしてカシューナッツやそれからデーツの優しい甘みも。
こちらの和菓子屋さん、日本酒に合わせた和菓子、という切り口でお菓子を作られているそう。
珈琲きんつばは、ふふふ、ちびちびいただきながら、ワインにもぴったり。
駆け足での、手仕事直売所の余韻。


買い出し途中で目が合ってしまい。
秋の味覚。
まつたけさま。
ちびちびと楽しみながら、秋の気配を満喫すべく。
1日目は、茶わん蒸し。



2日目は、やっぱりの、まつたけごはん。
半分は炊飯の初めから加えて、もう半分は炊き上がった瞬間に加えて、香りを大満喫。
まつたけごはんを作ると、その次の炊飯でも、もちろんまつたけなどは入っていないのだが、その香りの余韻が存分、のうれしさ。


3日目は、先日調達した、すじ青のりと合わせて、再びの茶わん蒸しに。
青のりとまつたけの香りがけんかしてしまうかも、そんな懸念はまさに杞憂。
どちらの香りもより一層引き立ち、ああなんとも豊潤な蒸しものに。
秋の味覚にバンザイ。


9月14日 キャンセルご案内と、お月見うさぎだんご

*キャンセルご案内*
9月29日金曜日レッスンに1名キャンセル出ました。
今週からスタートする、秋の発酵料理レッスンです。
ご興味ある方はお気軽にお問い合わせくださいませ!

晩秋に向けての、連載の撮影など。
テーブルの上には、すっかりの秋色の眺め。



ほんの少し先の季節を感じる食材、そして料理、テーブルの眺めへの恋しさ。
大いに自作自演ながらも、その眺めに心も体も心地よく反応する実感。


すっかりお世話になっていた方々から、ここしばらくで、次の代の方々への引き継ぎが相次ぎ。
引き継がれて、また新しい風が吹き。
基本、日々、ひとり仕事多い我が身、こうやってご一緒しながら、フレッシュな風に便乗させていただくありがたさ。


秋の伝統行事のお祝いごとをイメージしたテーブル。
スタイリングのイメージを膨らながらふと、どこかで以前見かけた記憶がふとよみがえり。
お花を枡に飾ってみることに。
と、これがイメージ以上に、小粋で。
今回の撮影での、密かな、ちょっとした経験値になったはず。


深まる秋を心から待ちわびつつ。
今月のキッズ&ジュニアレッスンがスタート。
今月は、中秋の名月にちなんで、お月見うさぎだんごをみんなで作りましょう!

子どもたちの和菓子離れ、は感じつつも、なぜか子どもたちみんながだいすきなのが、みたらしだんご。
ということで、到着早々、まずは、みんなでみたらしあん作りから。
火にかけたそばから、美味しそうなリアクションがあちらこちらに。

そして、さあ、おだんご作り。
電子レンジで気軽にできあがるおだんごレシピ。
ふっくらとした熱々のだんご生地を、みんなj一人ずつ、こねて、こねて、こねて。
切り分けて、今度は、丸めて、丸めて、丸めて。
みんな、それはそれは楽しそう!!!
生地の一部には、みんなそれぞれに、かぼちゃパウダーや、抹茶パウダーを加えて。
こねて、こねて、丸めて、丸めて。

そして最後に、うさきだんごに。
目を描いて、耳を金串で焼印して。
おうちでの、おいしいお月見じかんとなりますように。
みたらしだんごのおいしさたるや。
早く次のレッスンにならないかなあ、と、私自身が心待ちに。



買い出し帰りに、重い荷物を下げつつ、ふらふらっと。
シュトレンのお店「
fein」さんへ。

ふらふらっとうかがって、ふらふらっと、シュトレンとロゼワインをいただくひととき。
自家製パンとベーコンのサンドイッチに、スコーン2種。
季節のスコーンはりんご。
りんごの甘酸っぱい風味に秋の気配。
そして季節のシュトレンも、りんご。
1年を通して、その季節その季節を感じるシュトレン。
1つ1つ、想いを込めていらっしゃるのが優しく伝わってきて、その想いが優しく届く、そんな心地よさ。
さあさあ、仕込みに戻らなくては、と。
またふらりとうかがってしまうはず。


レモン尽くしンレッスンを終えて、ひと呼吸。
今週から始まる、秋の発酵レッスンに向けて、準備をととのえつつ。
この夏は、ご参加のみなさんから、おいしいおすそ分けをあれこれ、あれこれいただき。
おみやげ話をうかがう楽しさはもちろん、その土地その土地のおいしいおすそ分けで、さあ何に使わせていただこうかな、とあれこれ妄想ひとときの楽しさ、うれしさ。
まさに、旅のおすそ分けを満喫させていただく日々。

とある日は、ポルトガルからの、チェリー酒。
飲んで楽しむのはもちろん、今夜はカルパッチョのアクセントに。
そぎ切りにした真鯛やサーモン、たこなどを皿に並べて。
トマトを散らし、イタリアンパセリをぱらぱらっと。
塩とオリーブ油と、そしてチェリー酒を少々。
かけたそばからの、ほんのりのピンク色と甘いこっくりとした香り。
仕上げにレモン汁をきゅきゅきゅっと。
豊潤で、コクのある香りに包まれて。


とある日は、ギリシャのはちみつをいただいて。
タイムなどハーブの蜜から作られたはちみつ。
とろりとろり、こっくりとした味わいの最後に爽やかな風味。

まったく同じ、いつものフルーツサラダも、これまた違った表情に。
ワクワクしながら作る一皿の、愛おしさ。


束の間の、ほっと一息。
レモン尽くしレッスンは終了したけれど、もう少しレモン余韻を感じたいタイミング。
沖縄の天然酵母パン「
宗像堂」のレモンのカトルカールをおやつに。

九州産小麦粉、高千穂バター、諸見里ポートリーの卵、きび糖を使用した、優しく味わい深いカトルカール。
レモンが、爽やか、というよりも、その味わい深さに一層コクが増す、そんな存在感。
ここしばらくすっかりお気に入りの、ルイボスチャイと合わせて。
ルイボスチャイは、今週からスタートする、秋の発酵レッスンでも、ぜひぜひみなさまにお楽しみいただく予定です!

9月11日 キャンセルご案内と、レモン尽くしの地中海料理レッスン、全日終了しました
*キャンセルご案内*9月15日金曜日レッスンに1名キャンセル出ました。
今週からスタートする、秋の発酵レッスンです。
ご興味ある方はお気軽にお問い合わせくださいませ。

レモン尽くしの地中海料理レッスンクールが、本日をもって全日終了しました!
ご参加くださったみなさま、ありがとうございます。
まだまだ残暑感じる日々、まだまだレモン尽くしレシピに心焦がれるような。
余韻にまだまだ浸りたい一心。
「
キッチンの風景」アップしました。
さあ、さっそく我が家や、余韻を満喫すべく、パスタパエリアなど。



夏から秋へ。
四歩の和紅茶のメレンゲ。
お皿に並べて、ホイップクリームとジャムでマリネしたいちじくを合わせれば、お手軽バブロヴァのできあがり。
さくほろほろっとした食感のメレンゲに、なめらかなクリームの取り合わせにうっとり。


いちじくシーズン本番。
旬の時期にせっせと、せっせと頬張る日々。

定番、安定の、いちじくとモッツアレラのフルーツサラダ。
いちじく×バルサミコ酢クリーム×オリーブオイル。
疲れた夕方に、盛り付けながら、心が励まされる瞬間。


自主練の付き添い、という名目で、今週の撮影に向けて、秋色探しなど。
残暑感じつつも、スーッと流れ抜ける風はすっかりの秋。
そして秋の空。


まだまだ小さなどんぐりの実に、色づき始めた葉、そして虫の音。
早秋あちらこちらに。


週末さんぽ。
いつもお世話になっているくらしのどうぐの店「
musubi」へ。
開催中の、あひろ屋の手ぬぐい展へ。
お店の軒先には、
あひろ屋さんの手ぬぐい暖簾が風にそよそよ、そよそよ。

先日はどうも、と、あれこれおしゃべりしつつ、ずらりと並ぶ、どれもこれもすてきな手ぬぐいを眺めつつ。
眺めれば眺めるほど、迷いつつ。


とことん迷った末に、今回は、これからの季節にもぴったりの、南天。
それから、見た瞬間にグッときつつ、季語的な由来や、エピソードなどにすっかりノックアウトされてしまった1枚が、笹鳴。
冬から春に向かう頃、椿の葉の茂みにてちゃっ、ちゃっと鳴く、うぐいす。
椿の葉の中に1羽のふっくらとしたうぐいすの愛らしさ。


以前から大好きだったのだが、ここ数年特に、手ぬぐいには目がなくて。
ハンカチ代わりに使うのはもちろん、端をぬって作るあずま袋は、ほぼ1年中使っているかも。
それから、撮影でもさりげない季節感演出に、絶妙なアイテム。
手ぬぐい好きの方はぜひ。
◆ あひろ屋の手ぬぐい
2023年9月8日(金) – 23日(祝・土) 12 – 18時
[会期中10(日)・11(月)・17(日)・18(祝・月)はお休み]
手を拭き、汗を拭き、頭や首に巻いたり、器を拭いて、贈り物を包んで・・・様々な場面で使われる一枚の布、手ぬぐい。日々を共にするからこそ、手にも目にも心地良く感じるものがいつも傍にある、そのことがどんなにか暮らしを愉しくしてくれることでしょう。


お散歩しながら向かったのは、近所の
maikaさん。
お願いしていたりんごを受け取りに行きがてら、青のりなどの海藻類を扱う「
seavegetable」さんのイベントへ。
毎週末の、おいしそうなイベントについつい足が向いてしまい。

kb's bakeさんのすじ青のりのマフィン。
周りはほどよくサクサクっとして、中はホロホロホロっとした食感のコントラスの中に、青のりの青々しい香りが広がり。
軽やかなビスケット生地、のような、ほんのりの、チーズの香ばしさも魅力。
いつものマフィンとはまったく違った、マフィン・サレにうっとり。
お散歩ついでにうかがって、うっとりするおいしい刺激が待っている、ありがたさ。


お店で試食させていただいて感激した、すじ青のり。
収穫したそのままの青のりを乾燥させたもので、色合いの美しさ、香りのよさ、そして頬張った時の磯の香りの豊潤さ。
さっそく今夜の一品に、と、袋を開けてみると、こんなにたくさんいいのかしら?、と思うほどにたくさんたくさん詰め込まれていて。
開けた瞬間に、海辺にいるような心地。

今夜の一品は、じゃがいもとマッシュルームの香草パン粉焼き。
香草、はもちろん、すじ青のりをふんだんに。
頬張った瞬間に、鮮明な磯の香りに包まれて。
これは上々!
瞬殺だったでの、また作らなくては。


9月9日、重陽の節句。
先日公開された「
エビスマガジン」でも紹介されていますが、長寿と健康のシンボルでもある菊の花の咲く時期が節句と重なることから、別名「菊の節句」とも呼ばれ。
古くから菊の花を飾り、旬を迎える栗料理を食べて、自然の恵みへの感謝と健康を祈ったそう。


お花やさんでは、菊、ではなく、マムと呼ばれ。
ふっくらと丸みを帯びたフォルムなど、数年前から、あら、菊ってこんなに愛らしいお花だったなんて、と、すっかり魅力され。
以前はむしろ苦手だった、茎の青い香りも、今ではうっとりと。
菊の花を愛でながら、秋の到来を待ちわびん、甘栗ごはん。
甘栗の気軽さに魅力され、秋になると、そのまま頬張るのはもちろん、料理にお菓子に日々、大活躍。
甘栗ごはん、炊飯器に甘栗をポンと入れ、昆布も一緒に。
さあ、秋到来を心待ちにして。

9月8日 シナノリップにあかね、りんごのキャラメリゼに、栗、栗
*おしらせ*本日9月8日レッスンについて、台風の動向をお天気予報で見つつ、今のところ、開催予定でおります。
交通機関の懸念もありますので、ご参加のみなさま、どうかご無理なく、でお願いいたします。
後ほど改めて、ご案内メールさせていただきます。
すっかりのレッスンカウントダウン、残り数回を残すのみ、レモン尽くしの地中海料理レッスン。
こんな気候だからこそ、名残惜しさ、満載。
テーブルセンターには、鶏肉と海老のフィデウア。
パスタパエリア。
頬張ると、ほろほろほろっとした食感が、本当にクセになるおいしさ。
さっそく多くのみなさん、お家で復習してくださっているご様子、なにより、なにより。
我が家も、レッスン中ながらも多々リクエストあり、何度も何度も。



今週は、走りのりんご試作の日々。
とある日は、しゅんかしゅんかさんの、長野の、シナノリップを使って。


りんごのキャラメリゼ。
一番大好きなりんごの楽しみ方かも。
りんごは、加熱派。
加熱したりんごの、豊潤かつ、甘ずっぱい香りにうっとり、うっとり、うっとり。
いただきものの、生バターをのせて。
バターがみるみる溶けていく眺めも、おいしさ。


とある日は、マイカさんの、あかねを使って。
甘酸っぱい香りが一層。
そして自然光越しの、りんごの色合いの愛らしさ。


熱々にアイスクリームをのせて。
みるみる溶けていくアイスクリームの眺めも加わって、熱々を頬張るおいしさはもちろん。
しっかり冷ましたおいしさも格別。
りんごシーズン到来。


味覚の秋、到来。
買い出し途中に、そろそろかな、と思いつつ。
見かけてしまったら、思わず。

栗、栗、栗。
ああ、このつやと、この色合いと、このフォルム。
今年もお待ちしておりました、と。


そのままじっくりゆでて。
と、2階のキッチンで栗をゆでつつ、1階キッチンでの試作に夢中になりすぎて。
はっとした瞬間。
ぎゃああ~~~、栗を焦がした~~~!
大慌てで、鍋を変え、数度ゆでこぼし。
皮の一部に焦げ目がついたものの、中までは影響なさそう、でほっと、ほっと。
今度は気を付けつつ、もう一息ゆでて。
決しておすすめはできないけれど。
まさに、けがの功名。
今までになく、ほっくほくのゆで栗のできあがり。


包丁で切れ目を入れて、スプーンでほじほじ、ほじほじ。
栗の、一番大好きな食べ方。
ほっくほくで、まさに、ほっぺたが落ちそうなおいしさ。
おやつに出したら、あっという間に完売。
私自身も、子どものころ、この時期にこうやって頬張っていたなあ、と当時の記憶がふとよみがえる瞬間。

おやつに出す前に少しだけピックアップして、ほじほじ、ほじほじ。
フードプロセッサーに、少々の砂糖と、それから、いただきものの生バターも加えて。
あっという間に、栗バターのできあがり。
バゲットにのせて。
ああ、体が秋を感じる一皿。


さて、来週からスタートする、秋の発酵料理レッスンに向けて。
大豆ミートを使ったメニューも1品。

大豆ミートも今では大抵のスーパーで見かけるようになったのでは。
それも種類も増え、メーカーによってそれぞれの味わい。
1つのメーカーでも、改良が進み、原材料なども少々変わり、またその味わいに変化があったり、など。
ということで、ここしばらくあれこれ試作しつつ。

使い方のちょっとしたコツで引き出される、大豆ミートの、まずはおいしさ。
そして使う側からの魅力を一層感じていただくべく。
秋の大皿盛り合わせの1品に登場予定です!
日々、少しずつ秋の気配を感じる頃。

備忘録。
おすそ分けにいただいた、
Made in ピエール・エルメのマカロン。

つい先日立ち寄った時には、メレンゲのことで頭がいっぱいだったでの、マカロンは完全にスルーしてしまったのだが。
魅惑の、オリーブのマカロン。
クリームにオリーブオイルが練り込まれている、とうかがった瞬間に、気にって、気になって。
オリーブオイルとバニラ風味のクリームにオリーブ片も練り込まれ。
頬張る前にイメージを妄想しつつ、頬張った瞬間に、うわあ、鼻に抜けるような、とっても爽やかなオリーブの香り。
なんて魅惑的な変化球。
時折こうやって、食の刺激をシェアしてくださる方々に感謝して。

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