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12月31日 おせちお渡し2日目と仕事納め

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31日分おせちのお渡しを無事終え、仕事納めとなり。
今日も、おせちお渡しをしながら、いらしてくださるみなさんと束の間の会話など。
お預かりした重箱にはご注文のおせちを詰めて。
ここ数日のおせち仕事、実は一番ドキドキする瞬間は、31日。
2日目お渡し分をすべて袋詰めして、すっからかんになった冷蔵庫状況とぴったり合った瞬間に、ほっと、ほっと、ほっと。
無事、お渡し間違いやカウント間違えなどもなく、無事お渡しできそう、とわかる瞬間までは、緊張の糸が常にピンピン。
糸が一気に、一気に、ゆるむ瞬間。

そしてすべてのお渡しを済ませて。
改めて、たくさんのみなさまの新年のお手伝いをさせていただけることに心から感謝して。

大急ぎで1品ずつの撮影をしつつ。


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最後に我が家の重箱におせちを詰めて。
例年、中に塗りのある、松屋漆器店の重箱に詰めているのだが、今回は、塗りなし、に、詰めたい衝動。
黒木クラフト工房の、杉の重箱に詰めることに。
おせち詰めも、ここ数年、ついついパターン化しているところがありつつ。
そして2022年は、自分の思考がより、引き算の美、そしてクラシカルな美、に魅力される実感があった年。
ということで、今感じる感覚で詰めてみることに。

今から重箱におせちを詰める方もあるかも、ということで、ご参考になれば幸い、箱詰めの紹介もしつつ。


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まずは、詰める前に、イメージを広げて、小皿や小さな器、など。
枡や、お気に入りにアンティーク小皿や片口など。


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今度は、飾り葉や、ペーパーナプキン、レースペーパーなどを当てて、イメージを広げ。
さあ、詰めていきます!
詰めてみて違ったら、また戻りつつ。


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飾り葉は、南天の葉に、裏白、そして大好きな万両。
万両の実もこの時期にはすっかり赤くふっくらするのだが。
なんだかビビットな赤よりももう少しやわらかな感じを求めるべく。
もう少し早めの時期の、色づき始めが、実にすてきで。
その頃に、摘んでおき、少々の水を入れたタッパーなどに入れておくと、そのままの色味で止まってくれて。


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でもでも、ビビットな万両も、やっぱりキュートで、と、そんな自分もいる現実。
料理の色合いと合わせつつ、どちちらも使うべし。


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改めて、おせちは、作る立場の自分にとって、特別なもの。
そして、料理の原点を感じるもの。


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おせち作りを初めて、たぶん25年弱。
ようやく、本当にようやく、楽しみながら作ることができるようにになったのかも?、とまだまだ半信半疑ながら。
ここ数日の、自分のためだけの、おせち作り備忘録としての、おせち日記にお付き合いくださった方々に感謝いたします!


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お渡しを済ませ、駅前での買い物を済ませて、ふー、ひとやすみ。
束の間ながら、心ゆるゆるのひととき。
気づけば、昨年と同じお店で、同じものをオーダーしている、かも。


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今年も、レッスンにお越しくださったみなさま、多くの優しい方々に支えられた実感。
どうかみなさまが心落ち着く新年を迎えられますように。
2023年がみなさまにとって、実りある、すてきな1年となりますように。
本年もたいへん、たいへんお世話になりました。


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12月30日 おせちお渡し1日目




2022年おせち日記 5日目。
おせち仕事も終盤。
午前中は、教室キッチンのプチプチ大掃除。
午後からは、30日分のおせちお渡し。
お渡しの準備をととのえて.。
なによりも、今年も無事に、丹波の黒豆・飛切がふっくらと炊き上がって、心からほっと。


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お渡し1日目。
みなさんがいらっしゃるのをお待ちしつつ。
同じ場所での昨日までの慌ただしさが嘘のような、静のひととき。
毎年ながら、大切な時間。


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いらしてくださる方々と、おせちをお渡ししながら、束の間の年の瀬の会話など。
特にうれしいのがおせち談義。
黒豆の途中経過報告などなど。
ご注文いただいたおせちを召し上がっていただくのはもちろん、新年の食卓に私のレシピがお役に立つことができるのは、まさに冥利に尽きるもの。
そして、初めまして、の方とも、食の繋がりを通して、ついついお話に華が咲くありがたさ。
どうか、みなさまの新年の食卓の、おいしいお手伝いとなりますように。
おせちのご質問などあれば、大急ぎでお問い合わせくださいませ!

無事本日のお渡しを済ませ。
ふ~、とやや、いえいえ、だいぶ心緩みつつも、まだ明日のお渡しと、発送分の無事の到着までは、ほどよく心を引き締めて。
31日お渡しのみなさま、心よりお待ちしております。
1日目お渡しを終えて、ご近所さんへのお届けを済ませ。
もうすぐ始まる新しい年に向けて、準備をとととえる年末のひととき。


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夕方、発送のみなさまへのご連絡をしながら。
淹れたてのコーヒーと合わせたのは、差し入れの、アカリベーカリーのムラング。
アーモンドの風味がとってもリッチで、感激!
これは美味!
今度買いに行かなくては。


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12月29日 おせち日記4日目と、おせち発送




*ご案内*
おせちが全品無事に仕上がりました!
追加でのご案内分もほぼ完売いたしました。
丹波の黒豆・飛切と、ナッツ松風のみ、もう少しご用意ができそうなので、ご希望の方、追加でのご注文の方などありましたら、お声がけくださいませ!

・丹波の黒豆・飛切の新豆   1300円
・ナッツ松風 1000円

お渡しは30日午後、31日午前、くにたちの食卓 いづいにて、となります。


無事おせちの準備がととのいました。
30日、31日お渡しのみなさま、心よりお待ちしております。
発送のみなさま、29日発送、お近くの方は31日午前着、ご遠方の方も31日着の予定です。
毎年のことですが。
1年で最も繁忙期、かつ今年は昨年以上に荷物が多く、午前着で発送をお願いしていますが、到着が遅れる可能性があります。
(例年、予定通り、もしくは昼過ぎ到着と、みなさまからがご連絡いただいています。)

どうかおせち仕事が、無事最後まで事運びますように。
そして、みなさまの新年のテーブルのお手伝いとなりますように、願いを込めて。


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おせち日記 4日目、仕込み最終日。
最後の一品は、「炒めなます」。
大根、京にんじん、赤大根などの拍子木切りは昨日の私にお任せしておいたので、今日はさっそく炒めるところから。
フライパンに4回に分けて、まずは拍子木切りの野菜にさっと火を入れ、そこへ同じくらいの大きさにした油揚げとしいたけを加え、さっと火を通し、最後に酢、砂糖、、塩、酒を加え、味をととのえ。
仕上げにごま油を回し、ごまをふり。
酸味と甘みが整い、ごま油の風味で、とっても食べやすい「炒めなます」。
できあがったら味がなじむように、大きなバットに広げ、時々天地ながら、扇風機で一気に冷まし。


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そして、最後の1品は、両実家用に毎年恒例の、ナッツごまめ。
すっかりの定番。
それまでのご注文おせちは、キッチンの一番大きな鍋、一番大きなボウル、一番大きな泡立て器を使って、仕込んでいたので、フライパン1枚分のナッツごまめの分量があまりにかわいらしく感じられて。
1つ1つのごまめの様子、ナッツの様子、そんなものを見ながら、感じながら作るって、ある意味、贅沢なのかも。
そして、少量を作ることと、大量を作ることの違いをしみじみ、しみじみ。
ゆっくりとごまめやナッツを乾煎りし。最後に調味料とからめるところは一気に。


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ひとまずは全品の仕込みが終了!
さあ、ここからはパック詰め、パック詰め。
ここ数年は、明るいうちに、心穏やかにできるありがたさ。
今年も無事ふっくらとつややかに炊けた黒豆が、午前中のやさしい光の下、神々しいほどに美しくて。
と、光の当たり具合のおかげか、すくいあげた向きのおかげか、レードルですくう、つやつやの黒豆1粒1粒に、なんとなんと私とキッチンが映り込んでいて。
今までだいぶ長く年月、黒豆も煮てきたけれど、これは初めて。
なんだかうれしくなる瞬間。


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続いては、なます2種。
なますの色合いの美しさ。
改めて、今も変わらず、食材の、そして料理の美しさに心躍ることは私の料理の原動力となっているはず。
1年に1度の眺めに飽きることなく、はっとする瞬間。


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そして、スイーツのような愛らしさ、ナッツ松風。


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そして恒例の、テーブルにずらりおせちの眺め。
この眺めで、ここまでのおせちの無事の事運びに、ひとまずほっとする瞬間。
なんとかなんとかテーブルに全品乗り切り。
今の私にとって、このテーブルに乗り切る分が、きちんと丁寧にご用意できる分量なのだと、ここ数年感じること。
昨年に引き続き、ご遠方の早出し発送予定のおせちと合わせて、他の発送分の一気に梱包し。
発送分を詰めながら、30、31日お渡し分はすべて冷蔵庫へ。


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ということで、夕方の運送屋さんの集配を待ちながら、のキッチンでのひととき。
キッチンの片づけをして、明日からのお渡し準備など。
そして発送。

と、発送を終えたら、例年そうなのだが、なんだか一気にプチ腑抜け状態に。
最後まで、気を引き締めて。
どうかおせち仕事が、無事最後まで事運びますように。
そして、みなさまの新年のテーブルのお手伝いとなりますように、願いを込めて。


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今年は例年になく、庭の南天の実が立派な実なり。
ということで、お正月飾りに。
アキフラワーズのマルシェで選んできた、クリスマスローズやゼラニウム、スイートピーなどと合わせて。

お正月用に、と調達してきたのだが、ここ数日、教室キッチンのテーブルに飾っておき。
すると、ゼラニウムが驚くほどにうっとりする香りを舞い。
うっとり、そしてはっとし、心がなんとも落ち着く香り。
ということで、計らずとも、おせち戦線の、大切な心の拠りどころとなってくれた実感。


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*おせち日記 4日目*
炒めなます、ナッツごまめ、おせちのパック詰め、袋詰め、おせち発送


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12月29日 おせち日記3日目 黒豆など、おせち追加でのご案内

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*おせちご案内*
丹波の黒豆・飛切が例年以上、しっとりふっくら炊き上がりました!
ロスがほとんどなく、お渡しに少し余裕ができました。
ご希望の方、追加でのご注文の方などありましたら、お声がけくださいませ!
他にも、少しずつですが、今年は品数多めに、ご案内です。


・丹波の黒豆・飛切の新豆   1300円
・栗きんとん  1200円
・ピスタチオのテリーヌ ハーフサイズ 1300円
・薬味とチーズのテリーヌ ハーフサイズ 1300円
・ナッツ松風  1000円
・海老と帆立のマヨネーズ炒め 1400円
・ケーク・サレ ハーフサイズ  1000円

お渡しは30日午後、31日午前、くにたちの食卓 いづいにて、となります。
ご希望の方はお気軽にお問い合わせくださいませ!


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おせち日記 3日目。
まずは、昨日の夕方仕込んだ、薬味とチーズのテリーヌを1つずつ型から取り出し、かたちをととのえて。
切り口からも、薬味の香りがふわり。


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そして、「ケーク・サレ」。
優しい塩味の効いた、お食事用のパウンドケーキ。
私自身も、ここしばらくは年末にしか焼かないのだが、想い出すと無性に頬張りたくなる、大好きなセイボリー系。

今回は、大きなボウルに1回にパウンド型4台分の生地を混ぜながら。
ベースに生地に、フィリングのチーズ、ベーコン、ドライトマト、イタリアンパセリを入れた瞬間、明るい光の中、その色合いがなんともなんともフォトジェニックな眺め。


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型に流して、トッピングにたっぷりのコーングリッツと中央部分にはブラックペッパー。
中央のみにかけるので、切り分けた時に、ブラックペッパーがかかっているところとまったくかかっていないところがあるように。
お子様やお好みでのお取り分けを意識して。
オーブンからケーク・サレの風味豊かな香りが広がり。


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続いては、「海老とほたてのマヨネーズ炒め」の、海老の下処理。
殻外しの作業も、少量であれば嫌いではないのだが、ここまで量が多いと、まるでゴールを追いかけるような。
下処理した海老に火が入るそばからキラキラと赤く輝く瞬間。
加熱した海老からは、臨場感ある湯気が立ち上がり。
粗熱がほんのり取れてから楊枝を外し。
個人的に、とっても惹かれる眺めだったので、あっちから、こっちからの眺め。


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下処理した海老やほたての粗熱が取れるのを待ちながら。
海老とほたてを冷ましている間に、せっせとテリーヌのラッピングなど。
ラッピングを終えて、大量のテリーヌたちは無事冷蔵庫にずらり。
そして、海老とほたてのマヨネーズ炒め、最後の仕上げを。
そして完成した海老とほたてのマヨネーズ炒め、扇風機で一気に冷まし。
こちらもすっかりのおせち戦線武器となり。


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明日の、炒めなますの下準備をしてから、海老と帆立のマヨネーズ炒めのパック詰め。
パック詰めの眺めになると、おせち戦線も、すっかりの終盤へ。
ずらりと並ぶおせちたち。
毎年1年に1度の眺め。


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今年は、もうひと頑張り、栗きんとんのパック詰めまでなんともこぎつけて、力尽き・・・。


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買い出しついでの、紀ノ国屋で、目が合ったもの。
あれ?、今年は、もう店頭に並んでいる!
新年にいつも楽しみにしている、ミニサイズの、カレット・デ・ロワ。
こちら、手のひらにのるほどの、ミニサイズ、ながらも、ちゃんとフェーヴ(小さな陶器)がついでいるのも、ぐっとくるポイント。


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本日も、つまみ食いスタイルながら。
おひとり様、ガレット・デ・ロワ。
カットして切り分けたら、ふふふ、当たりの、チェリーが!
幸先、よし、よし!

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30日31日受け取りのみなさまへのご案内メールをし、本日のおせちしごと終了。ふ~。

*おせち日記 3日目*
ケーク・サレ、海老とほたてのマヨネーズ炒めと、栗きんとんパック詰め、受け取りのみなさまへのご連絡

12月27日 おせち日記 2日目 肉の日




さてさておせち日記 2日目。
朝から夜までオーブンフル稼働な、肉、肉、肉な1日。
まずは「ピスタチオのテリーヌ」。


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豚ひき肉と鶏ひき肉ベースの生地に、色鮮やかなピスタチオがふんだんに。
我がテリーヌの原点ともいうべく。
ずらりと並ぶ型たち。

ピスタチオのテリーヌしても、薬味とチーズのテリーヌ、そしてナッツ松風にしても、それから栗きんとんにしても、わがおせち仕込みには大活躍、なくてはならない存在の、フードプロセッサー。
フードプロセッサー様、様。
そして、オーブン様、様も。
第1陣が焼き上ると、オーブンから取り出して、すぐに第2陣、そして続いて第3陣。
常にオーブンが稼働な1日。
おかげで教室キッチンはあたたかく。


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オーブンでピスタチオのテリーヌを焼いている間に、今度はナッツ松風。
鶏ひき肉生地をベースに、粉山椒の香りがふわり。
トッピングのナッツの存在感。
我が家の流し缶、総動員。
流し缶。
毎年、ナッツ松風を仕込みながら、特に、流し缶を洗っているときに想い出すこと。
子どものころ、実家に1つだけあった流し缶。
キッチンの上の棚の左手前が定位置。
母がゼリーや寒天を作ってくれた記憶。
子どもながらに、流し缶の、道具のかっこよさ、用の美、のようなものを感じていて、なんだかちょっとした憧れを感じていたような。


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流し缶に生地を詰め、表面を平らにしたら、登場するのがたこ糸。
もちろん目分量でナッツを並べていってもいいのだが、案外いちいち戸惑うことも。
カットしたたこ糸で定めをつけてあげると、ひと手間かかるが、実はそれ以降は迷いなくナッツをトッピングできるので、実はこちらの方が効率よく、そして確実。
急がば回れ、なり。


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特に量が多くなると、オーブン温度や焼き時間などにも影響があり。
昨年の仕込みノートはまさに手放せず。
1年前の私のメモ書きが頼りになること、なること。
当たり前なのだが、1年後の自分に向けて書いているので、自分が思いそうなところをいい具合に書いてくれていて。
毎年ながら、1年前の仕込みノートは常に作業台の脇に。
オーブン焼き時間に迷わない、ありがたさ。


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ナッツ松風を焼き上げて、さあ、買い出しへ。
注文のお肉を受け取りに行き、間際で調達したい食材を買い求め。
ついで、本日のご自愛用は、ブリオッシュ・ドーレの、ティラミスマリトッツオ。
たいへんお行儀悪く、仕込み後半戦に、つまみ食いしながら、ながらも。
シンプルなパン生地に、マスカルポーネクリーム。
パン生地に、コーヒーソースが忍ばされていて、想像以上に、大人味♡


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さてて、後半戦!
「薬味とチーズのテリーヌ」。
もう1つの、「ピスタチオのテリーヌ」と合わせて、我がおせちの定番の一品。
アクセントにはチーズと薬味たち。


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しょうがに三つ葉、万能ねぎ、そして少々加えることで全体がうまくまとまるさりげない影役者、イタリアンパセリ。
頬張ったときにふわあと薬味が香り。
夕方過ぎのキッチンは、ひたすらの、お肉の香りが広がり。
お肉の日。


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薬味とチーズのテリーヌを焼きながら、ナッツ松風のカットをひたすら、ひたすら。
スイーツのような、愛らしい松風。


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おせち仕込みをしながらの、本日の、心の支え。
届いたばかりの、殻付き牡蠣!


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焼き牡蠣に、それから、むき身は、牡蠣フライに、の牡蠣祭り。
明日は牡蠣グラタンの予定。
牡蠣の、磯の中に迷い込んだような香りがとにかく大好き。
香りでエネルギーチャージ、そしてミネラルでエネルギーチャージ、よおし、年末まで駆け抜けられるはず。

*おせち日記 2日目*
ピスタチオのテリーヌ、薬味とチーズのテリーヌ、ナッツ松風、黒豆の火入れ


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12月26日 おせち日記 1日目




おせち日記1日目。
年内の仕事納め、おせち仕込みが今日から本格スタート。


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まずは丹波の黒豆・飛切の新豆に火を入れ。
毎年少しずつ分量が増え。
キッチンコンロ、2口分に鎮座する寸胴なべたち。

毎年毎年、ものすごく緊張、というか、緊張しすぎる瞬間なのだが、今年は何となく心穏やかな。
思うに、11.12月レッスンの間に、かなりのペースで黒豆を炊く日々、のおかげか、黒豆とより親しくなれた、そんな感覚。
とはいえ、もちろんの緊張感。
他の仕込みを進めつつ、コンロからの黒豆の香りを感じながら。


1日目、炊き立て、ヌーボー、ということばがしっくりくるような。
黒豆ヌーボー。
明日、再びの火入れ待ち、湯気上がる丹波の黒豆・飛切を、つまみ食い、1粒。


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続いては、きんとん。
さつまいもは、私的に一番きんとんに適していると考えている品種、なると金時。
おせち仕込みのときに登場する、我が家で一番大きな行平鍋にぎりぎり。


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少しつぶしたくちなしを入れたそばから、鮮やかなくちなし色が広がり。
そして、くちなしの優しい香り。
ああこの香り、この香り。毎年ながら、胸がきゅんとする瞬間。
1年に1度の香り。

しっとりと炊きあがったきんとんの、優しい色合い。
そして時間が経ってからも、ふわりとくちなしの香り。


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おせち仕込み中に欠かせないのが、昨年のおせちノート。
実に忘れっぽい私への、メッセージ。
きんとんを仕込みながらも、おせちノートのメモに、なるほど、なるほど!、ありがとうございます!、とお伝えしたくなるような。


甘さぐっと控えめの栗きんとん。


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引き続き黒豆を炊きながら、定番の、「彩りなます」。
なますといえば、の大根、京にんじんに加えて、赤大根、きゅうり、そしてりんごなど。


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ひたすらの千切り、千切り、千切り。
研ぎたての包丁でせっせと、せっせと。
ボウルに放たれた彩り鮮やかな千切りに野菜たち。
京にんじんに、大根、きゅうり。
紅大根は、色移りがあるので、別にして。


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お肉屋さんへ、注文していたお肉1日目分を受け取りに行き、明日のテリーヌ仕込みの準備もして、の1日目の仕込み終了。


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*おせち日記 1日目*
 黒豆 
 栗きんとん
 彩りなます
 ピスタチオテリーヌの準備
 

合間のリフレッシュに。
買い出し帰りに。
ここしばらく密かにお気に入りの、ファミマの、生カヌレケーキ。


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カヌレ型じゃないし、と、失礼ながら、期待せずに、が、ひとまずお試しに~、の、初回。
いえいえむしろ、このドーナッツ型の魅力も存分。
カリカリ面積、広し!
カヌレ生地も、店頭に並んだその日のものを選ぶと、周りはカリカリッ、中はもちもち、のコントラストを存分に楽しめて。
そして、ドーナッツ型の中央のクリームとのバランスも、上々。
ぜひぜひ、ご購入後すぐのお召し上がりがおすすめです!


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12月26日 メリークリスマス&丹波の黒豆 飛切

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メリークリスマス!
の、タイミングで、翌日からのおせち戦線に向けて。
丹波の黒豆・飛切の新豆。
どうかどうかおいしく炊けますように、願いを込めて。
黒豆を目の前にする緊張感はいつまでも変わらず。


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さてさて、メリークリスマス。
クリスマスが週末だったので、いつもよりゆったりとクリスマス時間を満喫できた実感。
そろそろ、我が家のサンタのお役目終盤に向かいつつも、それでもプレゼントにうれしそうな子どもたちの姿を見るのは、うれしいもの。

今年のクリスマスケーキは、ガトーショコラに。
米粉をほんの少しだけ加えて焼き上げた生地に、ホップクリームといちごをふんだんに。


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こちらはイブの夜にみんなで。


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クリスマス当日は。
娘の、クリスマスプレゼントの1つは、子どものためのお菓子の本、柴田書店の、「お菓子はすごい!」。
実はこの本、私が以前から欲しかった1冊。
子どもの向けのレシピなのだが、どれも変に子どもっぽく仕上げておらず、大人が見てもとってもおいしそうな、シンプルな仕上げ。

ページをパラパラしながら。
いちごパフェを作ることに。
キッチンにて、私はせっせと黒豆準備しつつ、隣で、パフェを作る娘、の図。
隣から、時々アドバイスしつつも、とにかく、そのわくわく楽しそうな姿。


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今回の、いちごのパフェ。
グラスの下に入れる、いちごソースが絶大なアクセント。感激。
ソースを入れて、ホイップクリーム、輪切りにしたいちごをグラスに添って、飾り。
こんな作業も、楽しさのポイント。
それから、砕いたクッキー、ホイップクリーム、アイスクリーム。
最後に、いちごとクッキー飾り、できあがり!


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できたてをさっそくみんなで頬張って。
一番下の甘酸っぱいいちごソースが、全体を爽やかにまとめてくれて。
いい本に出会えて、何より!


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お家クリスマス。
1日は、リクエストの手巻きずしに、1日は、数人のリクエスト、ローストチキン。
ローストチキンについては、本当は丸鶏を使いたいのだが、数名苦手な人がいるので、ここ数年は、骨付きももも肉と、もも肉を合わせて、が、すっかりの定番に。
大好きな、いちごと生ハムのサラダなども添えて。


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チキンと一緒にオーブンに入れるのは、ハッセルバックポテトと玉ねぎ。
こちらのすっかりの定番。
いちごのサラダには、ピンクペッパーを散らせば、ぐっとクリスマス演出。


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春の香りがする、と思ったら、菜の花が咲いていて。


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久しぶりに、本当に久しぶりに5人で公園へ。
写真を撮りに。
束の間ながら、こんな、家族じかんがあまりに久しぶりで、なんとも懐かしくもあり。


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まだ、出てきてないよね?、と、例年、一番早くよもぎが芽吹き出す場所あたりを、ふらりと巡ってみたら。
うわあ、早春の眺め。
まだまだ、小さなよもぎが、あちらにもこちらにも!
ということで、クリスマスチキンと並んで、よもぎの天ぷらも、そんなクリスマスの夜。


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12月24日 かぼちゃとカヌレ、カヌレ、カヌレ!




ぐっと寒さが深まる、冬至。
ゆず風呂で体をあたため、かぼちゃを頬張り。
我が家では、かぼちゃの煮物は、大人しか手を出さず、になりがちなので、今夜は、かぼちゃのバルサミコ酢マスカルポーネ。
電子レンジでやわらかくしたかぼちゃに、少々の塩と砂糖をまぶし。
お皿に盛って、アーモンドスライスを散らし、ブラックペッパーを散らし、バルサミコ酢クリームをたらりたらり。
マスカルポーネチーズを添えて。
きまぐれに、冬至のお供、ゆずのすりおろしを合わせてみたら、これが実にいい仕事ぶり!


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2022年焼き納め、となるか。
まだまだもうしばらく継続中の、カヌレ試作。
安定のある仕上がりにたどり着くまでに、もう一息、二息、あたりで落ち着きますように。
とある日。


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とある日は、アールグレイ風味に。
オーブンからの香りにうっとり、うっとり。
そして、台湾カステラなども然り、卵が多めのお菓子の、卵っぽさがやや苦手な人には(実は私もその1人)、ぜひぜひのおすすめ。
というわけで、もうしばらく続くべく、カヌレ試作、なのだが、年内はひとまずここまで。


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そして、あくなき探求心に身をゆだね。
もう少しだけ、もう少しだけ、の、引き続きの、カヌレリサーチなど。
COFFEE STYLE UCC の、カヌレde ショコラ。


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コーヒーと合わせるべく、開発された、ショコラを加えた、ミニカヌレ。
黒糖のコクのある風味と、粉多めのショコラ風味の生地。
ミニサイズのカヌレ、少し前までは、まったく魅力を感じていなかったのだが、美味なミニカヌレをいただいて以来、がらりとその印象は変わり。
ストロベリーに、オレンジ、抹茶に、ピスタチオ。


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それからこちら。
ポストにうれしい、クリスマスプレゼント。
大好きな、365日のカヌレ!


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こちらのカヌレは、初めまして。

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ポストからすぐに受け取り、さっそく。
上質なクリスピー感と、そしてちょうどよいもっちり感。
この優しい風味は、カルヴァトスの香り?
そしてやや小ぶりなサイズ感もほどよく。
表面はもちろん、底面のかたちの美しさに、なるほど、なるほど、きっとこんな風に焼いたのだろう、と、実際にカヌレを焼く日々となってからの目線など。
ありがとう!ごちそうさまでした!


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新年レッスンに向けて。
前菜盛り合わせは、「彩」をテーマに、小さな前菜盛り合わせをイメージしつつ。
大枠は決まりつつも、もう1品、「白」の前菜をなにかご紹介したいなあ、と思いつつ。

ということで、師走の駆け込み、デリリサーチももう一息、の、我が備忘録など。
とある日は、近所の、GOOD CHEESE GOOD PIZZAの、季節の前菜。
マグロのカルパッチョ 塩麹トマト。
塩麴とビネガー、砂糖、オイルでマリネされたトマト。
マグロの上にのって、マグロがほどよく熟成される印象。
改めて、塩麴のちからをしみじみ。


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合鴨のロースト 根セロリのピューレと林檎のソテー。
ほろ苦い根セロリのピュレの存在感。
そして甘酸っぱいりんごのアクセント。


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とある日は、大好きな、LIBERTÉ PÂTISSERIE BOULANGERIEにて、デリプレート。


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いつもながら、これでもかというくらいにたっぷりのサラダと3種のデリ。
印象的だったのは、ズッキーニのマリネ。
マスタードシードと、それからトッピングのアーモンドもアクセントに。
おしゃべりして、大笑いしていたら、おいしさの記憶がややぼんやり、なところもありつつ。


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とある日は。
さっそくスタートした、おせち買い出しの途中でふらり。
porto cafeへ。


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バターナッツかぼちゃとにんじんのマスタードマリネには、キヌアがなんとも言えず存在感があり。
そして、体が欲していたのか、レンズ豆にキドニービーンズなど豆、豆。
キドニービーンズの入った、メキシカンタコス風。
ひき肉を小ぶりにラフにまとめているのか、粗ミンチのお肉のような印象で、食べ応えあり。

さあ、白の一品のヒントが生まれますように。


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12月21日 2022年レッスン、全日終了しました

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2022年レッスン全日無事終了しました!!!
本年もレッスンにご参加くださったみなさま、心より感謝いたします。
みなさまがとっても楽しみに来てくださることが、なによりの私の励みとなり。


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2022年レッスン最終日は、元気いっぱいな、キッズおやつ教室。
みんなで、クリスマスキャンドルケーキ作り。
チョコレートのデコレーションももちろん、ながらも、みんなd¥が大好きなのが12月レッスン恒例のアイシングクッキー。
説明している時からの、みんなのわくわく感。
そして、1つ1つできあがるたびに、「できたよ~!」、とこちらまで駆け寄って報告してくれたり。


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たどたどしい口調で、「よいおとしを!」、そんなご挨拶に胸がきゅんきゅん。
また来年も心よりお待ちしております。
キッチンの風景をアップしました!
クリスマウス気分満載、クリスマスキャンドルケーキです。


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キッズレッスン後は特に、レッスン後に急に静かになる教室キッチンの余韻。
教室キッチンの片づけをしつつ、年の瀬に向かう、そんな空気感。


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さあ、おせち戦線に向かう前に、ひと呼吸。
近所の、Marcaさんで、お飾り用の、ドライフラワーや葉ものなどを調達し。


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お正月に合わせて、お飾りなど。
以前作った水引きも添えて気の向くままに。
例年は、クリスマス後の隙間じかんに作るのだが、今年はやや前倒しに。


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お飾りができあがったとたんに、心はすっかりすっかり、クリスマスを通り越し、年の瀬モードに。
と、注文していた、おせち用のほたてやら、海老やら、いくらなどのお届けが。
ますます、すっかりの年の瀬気分、の夕方。


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こちらも、年の瀬を感じるお届けもの。
毎年この時期に楽しみにしている、そう、干し芋。
この干し芋が届くと、年末に向かう季節を感じ。
来た!、来た!、箱を開けると、シンプルに、干し芋がこれでもか、というくらいにたくさん入っていて。
到着早々、みんなでつまみ食いなど。
おせち仕込みの合間の、つまみ食いも、もうすっかり毎年の恒例。


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いつもよりじっくり試作ができる、貴重なタイミング。
試作したくてうずうずしていた、パウンド型のカヌレなど。
少し前に、フランスでパティシエをしている日本人の方のSNSで見つけて、うわあ、これは!、と、感化されたタイミング。


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これは上々!
厚めにカットして、今回はいくつかのフレーバーも添えて。
カヌレの魅力、周りのかりっかり感も存分に楽しむことができ、フレーバー添えも、実に魅惑的。
カヌレ生地もようやくめどが立ち、あとは、もうしばしの出番待ち、というところ。


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おつかれさま、の、夜の1品。
いちごときんかんの、ブッラータサラダ。


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きんかんは、この時期、小ぶりのハウスものがあると、おすすめ。
果肉がジューシーで、まずは、そのまま頬張るのがいちばん。
大ぶりで、中が真っ白だったときには、さっとシロップ煮したものを使うのがおすすめ。
ああ、体も心も喜ぶ一皿。

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12月19日 箱詰めレッスン 公開中




クリスマスを過ぎると、追いかけるようにやってくる年末年始に向けて。
いつもお世話になっている、モノ・モノさんの、サイトにて、カジュアルなおせちの詰め方をご提案する「箱詰めレッスン」を公開中です。

小鉢やお猪口などを使って余白を活かしながら盛りつけたり、などなど、、カジュアルな重箱の使い方をご提案しています。
それからまだまだ引き続きの、感染症防止の観点から1段の重箱を器に見立て、めいめいに盛り付ける“おひとり様おせち”もご紹介しています。

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おせちに対するスタンスもみなさまそれぞれ、それぞれ。
たとえば、ご自分が、ご家族の方がお好きな数品を、負担になりすぎず、おせちを作るひとときも楽しみながら、作る、そんなおせちスタイルもぜひぜひのおすすめ。
作ったものを買ってきたものを、さあ、重箱に盛り付ける段。
ぜひぜひ、箱詰め遊びをお楽しみいただけたら。
まるで、おままごとのような感覚で。
そんなときの、ヒントになれば幸いです。


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街はクリスマス一色、ながらも、私自身はクリスマス気分というよりもすでに年末モード、毎年ながら。
おせち仕込みに向けて、発注や買い出しに目途が立つまでは、とにかく心落ち着かず、の日々。
改めて、物価上昇は覚悟しつつも、海老ほたていくらなどの海鮮ものの、例年とは比にならない高騰に、何か策はと、例年の仕入れ先はもちろん、あちらにこちらに。

そして、毎年どきどきするのが、丹波の黒豆・飛切の新豆。
今年も無事、手元に届き、ひとまずの、ほっと、ほっと。


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おせち買い出しと合わせて、新年のレッスンに向けて。
大量に使用予定の、白いんげん豆。
乾燥豆を求めて。


吉祥寺用事の立ち寄りスポット。
定番の、太陽市場とはしごして、VIC(ビデオインフォメーションセンター)へ。
少し前から、スパイスや乾物なども扱いが始まったな、と思いつつ、しっかり覗いてみたら、なかなかの充実ぶり!
白いんげん豆をまとめ買いして。


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それから一休み。
抹茶を求めて。
以前から通りつつ、気になりつつ、タイミングを逃していたことろ。
抹茶製造所「Capoon」。
店内に入ると、まず目につくのは、石臼でj挽いている抹茶。


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カジュアルな雰囲気の店内。
心に決めておいた、抹茶プリンと合わせたのは、シンプルな甘さなしの、抹茶ティー。


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抹茶プリン。
プリンというネーミングながら、たぶんゼラチンでゆる~めにまとめた、ぷるるん、とろり、の心地よい口当たりと、そして抹茶のビターな味わいのバランス。
合わせる抹茶ティーとの相性も抜群。
少し気が早いが、春の和食レッスンに向けて、妄想を膨らませながら。


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抹茶を求めて。
まだまだ続いて、娘のお菓子本ブーム。
最近、娘がお友達のお家に行くときの定番となりつつ、のラスク。
シンプルなシュガーラスクに、今回は抹茶と、それからいちごパウダーをふって。
どことなく早春を感じるような。


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そうそう、こちらも春に向けて。
先日大感激した、だしいなり海木のだしいなりが、ありがたくも手元に届き。
先日はあまりのおいしさに、一瞬で頬張りきってしまい、大反省。
ああだった、かな?、こうだった、かな?、記憶が呼び戻らず、だったところ。


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今回はそんなことがないように、じっくりじっくり味わうことに。
なるほど、なるほど。
そうでしたか、そうでしたか。
改めて、頬張った瞬間に、じゅわじゅわじゅわっと甘いおだしの風味が口いっぱいに広がる、魅惑の感覚。


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ありがたくもリサーチしてくださった方からの情報もヒントにさせていただきつつ、お味とその感覚が鮮明なうちに、試作、試作。
レッスンでは、いつもの食材でどこまでおいしさを昇華できるか、そんな目線を意識しながら。


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前回の試作よりもぐんとまとまる方向に向かってきた印象。
ながらも、より昇華するはず。
そして、楽しいエッセンスも思案しつつ。
こちらの試作は、まだまだ時間があるので、楽しみながら、遊びながら、美味しいレシピにブラッシュアップ予定。
春のレッスンに向けて。


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さあ、そろそろ今年のレッスンも最終へ。
前日に焼くのは、キッズレッスン用の、米粉ケーキ。
先日、米粉をとっても勉強されている生徒さんから、お気に入りの米粉をいただき。
さっそく試させていただいているところ。
私がここしばらく使っている米粉と同じ、みずほちから、なのだが、きめの細かさがより一層。
そしてその焼き上がり。

焼き立てを手で切り分けてみたら、驚くほどにふんわり、軽やか。
そして米粉だからこその、周りの生地は、軽やかにサクサクっと。
そのコントラストは、小麦粉にはない、米粉ならではおいしさ。

改めて、生徒さんみなさんからの、おいしい情報やおいしいヒント、そしてそれを試すきっかけなどなど。
みなさんに支えられて、1つ1つのレシピにたどり着く実感。
さあ、来年も、おいしレシピでみなさんのご恩返ししなくては。


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プロフィール

くにたちの食卓 いづい

Author:くにたちの食卓 いづい
くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
ホームページをリニューアルしました。http://kunitachinoshokutaku.com/

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